2010年08月12日

銀時「とある科学の……ネオアームス(ry」新八「違います」1

1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:20:16.74 ID:QuHLtAAO
新八「『超電磁砲』って書いて『レールガン』って読むらしいですよ」

銀時「え?ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーの?」

新八「あるわけねーだろ!そんな卑猥なタイトルの漫画がァァ!」

銀時「ばっかおめー、『銀魂』なんてタイトル付けてる俺たちが言えた立場か?」

銀時「シルバーからゴールドに転生した瞬間アウトだよ、PTAから目ェ付けられるよ?」

新八「いや…もう十分睨まれてますよ、アニメで何回クレーム来たと思ってんですか?」

銀時「まー要するに…俺たちゃ一生ルギア派、ホウオウにはなれないんだな、うん」

5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:30:11.27 ID:QuHLtAAO
神楽「オイお前ら!いきなり私を空気にするとは何事アルか?」

神楽「ここからは新八のセリフは120%カットしてその分私に割り当てるアル」

新八「100%越えてるけど!?出るなってか!僕に画面から消えろって言ってんの!?」

銀時「でだ…結局のところ何なのこの『超電磁砲』って?ついに二次元に目覚めた?」

神楽「アイドルのおっかけに続いて二次元アルか、マジキモいアル」

新八「いや違うからね!?最近は親衛隊にこの漫画にハマる奴が多くてそれで…」

銀時「…そいつらからボッシュートしてきたってワケか?」

新八「はあ…まあそんな感じですね」

6 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:35:58.05 ID:QuHLtAAO
銀時「ぱっつぁん…お前さ、分かんだろ?空気読めよ」

新八「な、何がですか…?」

銀時「こういうさ…何か妙なモン持ち込んだら決まって面倒なコトになってんだろ?」

銀時「フラグだよこれ、絶対フラグ立ったよ?厄介事に巻き込まれるフラグ来たよ?」

新八「気にしすぎですよ…たかが漫画一冊でトラブルなんか起こりませんって」

銀時「…俺ァもう嫌な予感しかしねーよ」

神楽「オイ私を空気にすんなヨ、泣くゾ?」

8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:40:01.47 ID:QuHLtAAO
−−−
同日、夜

銀時「………」

銀時(夜だよ…眠ったら何かヤバいことになりそうで眠れねーよこれ……)

銀時(これお決まりの展開で眠って起きたら漫画の中の不思議の国でしたみてーな…)

銀時「……いやないな、いくら何でもそんな展開はねーって、ベタ過ぎるから」

銀時「くだらねーこと考えてないでとっとと寝るか……」

銀時「………クー…クー…」

10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:47:05.39 ID:QuHLtAAO
−−−
朝、学園都市

銀時「クー…クー…」

教師「先生…ほら起きてください」

銀時「ん…もう朝か…結局何も起こらな……」

銀時「………」

教師「寝ぼけてないで…赴任一日目からそんなんでどうするんですか」

銀時「……クー…」

教師「なぜこのタイミングで二度寝!?」

銀時「やべーなオイ、まーた寝ぼけちまってるよ…幻覚と幻聴が起きてやがる…」

銀時「ったく…こんなおばちゃんが出てくるなんざロクな夢じゃねーな」

教師「おばちゃんってあなた……緊張は分かりますけど早く授業に行っ…」

銀時「アーアー!お母さーん、ボク何も聞こえないよー?」

教師「………」

11 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:48:12.65 ID:uEDPd5Eo
やっぱ銀さんは教師だよなwww

12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:49:16.56 ID:QuHLtAAO
教師「…しっかりやってきてくださいね?」

銀時「いや……え?マジで?」

教師「マジです」

銀時「………」

銀時(え?ちょ……え?何なのこれ?話の流れが全然分からないんだけど?)

銀時「あのー…ここはどこで何するところでしたっけか?」

教師「まだ寝ぼけてるんですか…ああ、確かに目が死んだ魚のような感じになって…」

銀時「質問に答えろ、目から魔貫光殺砲撃つぞ?ピッコロさんの奥義喰らいてーのか?」

教師「こ…ここは学園都市、主として能力開発を行う場です」

銀時「学園都市…?」

14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 22:56:54.54 ID:QuHLtAAO
−−−
常盤台中学、教室

ガラガラ

銀時(やるのかよ…マジでやるのかよオイ、無茶ぶりにほどがあんだろうが)

銀時「はーい…じゃあ席についてー」

美琴(あれ?新しい教師…?)

銀時「どーも…何やかんやでこのクラスの授業に出ることになっちまった坂田銀八です」

美琴(何やかんやって何よ…しかも『なっちまった』って……)

銀時「他の教師がどんな教え方かは知りませんが…まあ俺は俺のやり方でやるんで」

生徒A「ねえ…ホントにあれ教師?」ヒソヒソ

生徒B「さあ…悪い人じゃなさそうだけど…やる気が全然ないよね」ヒソヒソ

生徒C「でも何か厳しそうじゃない…?」ヒソヒソ

16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:00:44.51 ID:rxROBMAO
美琴が銀さん知らないってことは
禁書の時とはまた違うんだな

18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:04:40.42 ID:QuHLtAAO
銀時「はーい…じゃあいきなりですが授業に入ります」

美琴(こんな奴に授業が出来るのかしら…第一何なのよあの木刀…)

銀時「『ハリーポッターと不死鳥の騎士団・下』の63ページを開いてー」

美琴「は……?」

22 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:12:32.45 ID:QuHLtAAO
銀時「はい、ここはハリーとチョウがキスするシーンですが…青春の一ページですね」

銀時「お前のろけてねーでヴォルデモート倒す修行しろ、とか思った奴は卍固めします」

美琴「………」

銀時「はい…じゃー何故チョウはハリーにキスをしたのかを50字以内で答えて下さい」

美琴(こ…国語の授業…?……ていうかそんな小説今持ってないわよ!)

23 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:15:46.49 ID:QuHLtAAO
銀時「はいじゃあそこのお前、代表で答えてー」

美琴「げっ…え、えーっと……すいませーん、実は教材を忘れてしまって」

銀時「じゃー廊下に立ってなさい」

美琴「なっ…ろ、廊下って……」

銀時「10分間立ってたら中に入ってきていいからな」

美琴「………」

美琴(あ、あいつ…後で覚えてなさいよ…!)

26 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:21:00.16 ID:QuHLtAAO
−−−
放課後

美琴「あーもう!イライラするわね!」

黒子「わ…私のお姉様を廊下に立たせるなど…その教師…この黒子が必ずや縛り首に…」

美琴「そこまではしなくてもいいけどさ…あんなの教師として有り得ないってことよ!」

佐天「いやー、でもその人ってなかなか凄いんじゃありませんか?」

美琴「へ?」

佐天「だって…レベル5第三位の御坂さんに向かって『廊下に立ってろ』ですよ?」

初春「たしかに…普通の人じゃそんなこと言えませんよね…」

美琴「人事だと思って…とにかく、私はあいつを教師だなんて絶対認めないわ!」

27 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:24:59.00 ID:QuHLtAAO
佐天「ねえ御坂さん、それってどんな感じの人なんですか?」

美琴「え?白髪頭の天然パーマで死んだ魚みたいな目で何故か木刀持ってて…」

美琴「要はやる気のなさそうなダメな大人よ…思い出すだけで腹が立ってくるわ!」

佐天「あの人みたいな感じですか?」

美琴「あーそうそう、ちょうどあんな感じの……」

銀時「ったくめんどくせーことになりやがったな…何とかして帰らねーと……」

銀時「帰ったらあの眼鏡掛けに跳び膝蹴り喰らわしてやる…」

美琴「……ごめん、ちょっと行ってくる」

佐天「え?」

28 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:34:03.90 ID:QuHLtAAO
美琴「ちょっと待ちなさい!」

銀時「ん…何だ、さっきのガキじゃねーか」

美琴「ガキじゃないわよ!…さっきはよくもやってくれたわね!」

銀時「…廊下に立たせたくらいでキレるとか最近のガキはカルシウム足りてねーな」

美琴「だから…あたしはガキじゃないって言ってるでしょ!」

銀時「はいはい分かったから…苺牛乳でも飲んで良い子して寝とけ、な?」

ブチッ

美琴「……完っ全に頭に来たわ、あんた…あたしと勝負しなさい!」

銀時「はぁ…?」

32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:42:10.01 ID:QuHLtAAO
銀時「勝負だァ?アホ抜かせ、んな面倒くせーことやってらんねーよ」

美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

銀時「俺ァお前と違って忙しいの…第一そんなことしたって何の意味もねーだろうが」

美琴「アンタがあたしを子供だって舐めて馬鹿にするからでしょ!」

銀時「別に舐めてねーよ、お前を舐めるくらいならレロレロキャンディー舐めるわ」

美琴「なっ…!?」

33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:47:06.23 ID:QuHLtAAO
銀時「それに…ガキにガキって言って何がワリーってんだ?」

美琴「だからあたしは……」

銀時「自分のことがガキって認められねーウチはまだガキなんだよ」

銀時「自分がガキだって理解して初めて子供は大人への階段登るもんなの」

銀時「大人になりてーならてめーがガキだって早く気付くんだな、よく覚えとけよガキ」

美琴「………」

−−−

黒子「何やら言い合いをしてますわね…」

初春「御坂さん…結構言われちゃってますね」

佐天(あれ…でも気のせいかな、結構まともな言ってるんじゃ……?)

34 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/28(金) 23:54:30.50 ID:QuHLtAAO
美琴「ふ…ふっざけんなぁ!」バチバチ

銀時「え…バチバチって……え、電気?なにそれ、エレキテルビリビリ?」

美琴「あんた…もう嫌でも勝負してもらうわよ!」バチバチ

銀時(オイィィィ!!ちょっと待てよ!電撃使えるとかどんなオプション!?)

銀時(超能力云々ってのは聞いてたけども!スプーン曲げレベルじゃねーのかよ!?)

銀時(やべーよこれ地雷だったよ、いつものノリで調子扱きすぎたよ)

35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:03:43.96 ID:8wxS6UAO
銀時「………」

美琴「…何も言わないってことは勝負を受けたってことでいいのかしら?」

銀時(何とかコイツの怒りの火を鎮火させねーと…)

銀時「待て、一旦落ち着こう?うん、一回止めよう?」

美琴「何よ今更…」

銀時「いや…お嬢さんがピカチュウみたいでかわいいなーなんて……」

美琴「………」

銀時「……あれ?」

美琴「……また、あたしをガキだって馬鹿にしてんのかあんたはァァ!」

銀時(逆効果だったァァァ!鎮火するどころか火にガソリンぶっかけちまったァァァ!)

37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:18:22.23 ID:8wxS6UAO
銀時(もうやるしかねーのか…めんどくせーことになっちまったな…)

美琴「安心しなさい…レールガンは使わないであげるわ、死にたくはないだろうし」

銀時「……え?お前今何て言った?」

美琴「レールガンは使わないであげるって言ったのよ」

銀時(レールガン…どっかで聞いたな、確か新八が…)

新八『超電磁砲って書いてレールガンって読むらしいですよ』

銀時「………」

銀時(レールガン使えるってことは…こ、こいつ主人公じゃねーかァァァ!!)

38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:22:36.89 ID:8wxS6UAO
銀時(やべーよ!これ真正面からやり合ったら絶対死ぬよ?何か手は……あ)

銀時「わーったよ、勝負すりゃいいんだろ?」

美琴「ようやくその気になったわね…!」

銀時「勝負はあっち向いてホイな」

美琴「アンタ…どんだけあたしをおちょくってるの?」

銀時「あれ?なに逃げんの?粋がってたくせにあっち向いてホイが怖いんだ?」

美琴「あんなのただの運試しじゃない!」

銀時「テメーはあっち向いてホイの奥深さがわかってねーな…まあいいよ、別に逃げても」

美琴「………」

銀時(さすがにこれは無理か……)

美琴「いいわよ…そこまで言うならやってやろうじゃない!」

銀時(食い付いたァァ!?予想外に乗ってきたんだけど!)

39 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:32:50.88 ID:8wxS6UAO
佐天「な、なんかあっち向いてホイで勝負するみたいですね……」

黒子(お姉様…だんだんあの殿方のペースに巻き込まれてますの…)

−−−

銀時「じゃーやっぞ、じゃーんけーん」

銀時・美琴「ポン!」

銀時「よっしゃァァ!」

美琴「ぐっ…でもこれを凌げば良いんでしょ!」

銀時「いくぜ…あっち向いて……」

美琴「………」ゴクッ

銀時「………」

ゴゴゴゴゴゴ!!

美琴(何…この緊張感……これが真のあっち向いてホイなの…?)

黒子(端から見たら実にシュールな光景ですわね……)

40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:35:11.10 ID:8wxS6UAO
銀時「よお…お前『超電磁砲』ってのが使えるって言ったな?」

美琴(話しかけてきた?あたしの注意を逸らすつもり…?)

美琴「…それがどうしたの?」

銀時「そりゃ奇遇だな、ちょうど俺も大砲持ってんだよ」

美琴「え……?」

銀時「男ってのは誰でも股間にバズーカ搭載してんだよ…そいつを今見せて…」

美琴「なっ……ななな何しようとしてんのよアンタは!」サッ

銀時「ホイ」

美琴「………あ」

41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:35:44.32 ID:Q/fx0cU0
銀さんww

42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:41:39.17 ID:8wxS6UAO
銀時「はい、じゃあ俺の勝ちな」

美琴「ちょ、ちょっと待ちなさい!こんなの卑怯よ!」

銀時「なーに言ってんだ、お前が勝手にそっぽ向いたんだろうが」

美琴「あんなことされたら誰だって顔背けるに決まってるじゃない!」

銀時「あんなこと?ホワッツ?俺ァ社会の窓が開いてないか確認しただけなんだけど?」

美琴「納得行くわけないでしょそんなの!一歩間違えればセクハラよ!?」

銀時「わーったよ…パフェでも奢ってやるからそれで良いだろ」

44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:45:52.48 ID:8wxS6UAO
美琴「パフェって…そ、そんなのに釣られるとでも…」

佐天「いやーどうもご馳走になります!ねっ、初春?」

初春「は、はあ…そうですね……」

銀時「え…いや誰なの君たち?」

佐天「御坂さんの友達の佐天涙子です!」

初春「う、初春飾利です…」

黒子「ジャッジメントの白井黒子ですの、以後お見知りおきを」

美琴「ちょ…佐天さん……」

佐天「奢ってくれるって言うんだし良いじゃないですか、白井さんもそう思うでしょ!」

黒子「はぁ…まあ……」

銀時「いやあの…正直お前ら全員奢る金なんかないんだけど?」

佐天「じゃー早速行きましょうか!」

銀時「ねえ、金がないって言ってるんだけど?首くくらせる気?何これ新手のいじめ?」

45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:49:36.40 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、喫茶店

佐天「あはは!銀時先生ったらそんな授業したんですか?」

初春「ざ、斬新な授業ですね……」

黒子「それではお姉様が怒るのも無理ありませんわね」

美琴「今回はまあ許すけど…次やったら本気で怒るからね」

銀時「へいへい…」

婚后「あら、皆さんお揃いで」

黒子「げっ…婚后光子」

銀時(まーためんどくさそうなのが来たよオイ……)

46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:53:39.89 ID:8wxS6UAO
婚后「そちらの方…初めて見るお顔ですが…お名前、よろしいかしら?」

銀時「坂田…銀時」

婚后「私…婚后光子と申します、以後お見知りおきを」

黒子(わ、私の自己紹介と言い回しが被りましたの…何か屈辱ですわ)

婚后「あらすみません、今日はこんな所でのんびりしている時間はございませんでした」

婚后「名残惜しいですがお話はまたの機会に……それでは皆さん、ご機嫌よう」

銀時「……ねえ、今の何?お前らの中学ってみんなあんななの?」

黒子「…お忘れになってくださいな」

47 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:55:56.07 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、広場

佐天「あーおいしかったぁ!ご馳走様!」

銀時「こちとら大散財だよ…テメーら遠慮なく食いやがって」

佐天「まあまあ銀さん、そう怒らないで」

美琴「銀さん?」

佐天「名前が銀時だから銀さん!銀時先生って何だか呼びにくいし」

美琴「そ、そう……まあ別にいいけどさ」

49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 00:59:18.24 ID:8wxS6UAO
「銀行強盗だー!!」

美琴・黒子「!」

銀時「……治安ワリーなこの街」

黒子「初春!アンチスキルに連絡を!急いでくださいな!」

初春「は、はい!」

美琴「黒子!」

黒子「お姉様…これはジャッジメントのお仕事ですの」

美琴「分かってるわよ…!」

黒子「では……」

銀時「……オイ、一人で行かせていいのか?あのツインテール」

美琴「黒子はジャッジメントだから…こういうのは慣れっこよ」

50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:02:45.61 ID:8wxS6UAO
強盗A「急げ…もたもたするな!」

黒子「お待ちなさいな…ジャッジメントですの!器物破損、強盗の現行犯で拘束します」

強盗B「オイお嬢ちゃん!そこどけよ、怪我したくなかったらなぁ!」

黒子「はあ…そういう三下のセリフは死亡フラグというのをご存知ありませんの?」

ブンッ

強盗B「ぐあっ!?」

銀時(実践型の合気術…あのツインテールやるじゃねーかオイ)

52 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:06:10.83 ID:8wxS6UAO
初春「ダメです!今この広場から出ちゃ!」

母親「でも!私の子供が……」

銀時「ん?」

美琴「どうしたの?」

母親「子供がいないんです!車の中に忘れ物をしたと…!」

初春「そんな…!」

美琴「…みんなで手分けして探しましょう!」

−−−

黒子「さて…まだ抵抗しますの?」

強盗A「くそがっ!」

黒子「まだ分かりませんのね…」

ヒュン!

銀時「」

銀時(しゅ、しゅしゅ瞬間移動した!?何アイツ!ヤードラット星人!?)

美琴「ちょっとあんた…黒子の能力に感心してないで早く探しなさいよ」

53 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:11:03.91 ID:8wxS6UAO
佐天「うーん…そんな遠くには行ってないと思うんだけど…あれ?あそこに誰か……」

強盗C「何だお前…ちょうどいい、一緒に来い!」

男の子「お兄ちゃん誰なの?」

強盗C「いいから来いって!」

佐天「!」

佐天(私だって…私が助けなきゃ!)

54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:15:48.94 ID:8wxS6UAO
美琴「いないわね…一体どこにいるのかしら」

銀時「広場の中にいるんじゃねーの?かくれんぼしてんだよ多分」

美琴「何でお母さん相手にかくれんぼするのよ!少しは真面目に……」

強盗C「何だお前!」

美琴「え?」

佐天「ダメ!この子に手を出さないで!」

黒子「!」

黒子(しまった…まだ仲間が…!)

強盗C「チッ、このガキはもういい……どけっ!」ガッ

佐天「うあっ…!」

美琴・銀時「!」

56 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:17:46.92 ID:8wxS6UAO
黒子「くっ…」

美琴「黒子!…こっからはあたしの個人的な喧嘩だから」

黒子「お…お姉さま……?」

銀時「手ェ出すんじゃねーぞ…!」

美琴「あんたも引っ込んでなさい」

銀時「いやここは俺の見せ場だから、お前が引っ込んでろよ」

美琴「いやあたしのほうが見せ場だから」

銀時「いや俺の見せ場のほうが駅から近い」

黒子「………」

57 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:26:03.45 ID:8wxS6UAO
強盗C「くそっ…このまま引き下がれるかよ!車でテメエらまとめて…」

美琴「ちょうどいいわ…見てなさい、これが…超電磁砲よ!」

銀時「あっ!テメッ!俺の見せ場潰しやがって…」

美琴「いいじゃない…こんなに近くで私のレールガンを見られるんだから」

銀時(こういうのに限って実物は大したモンじゃ…)

キィーン…バシュ!

強盗C「なっ…」

ズガーン!!

銀時「」

銀時(ピッコロさんんん!何で女子中学生に魔貫光殺砲教えたんですかァァァ!?)

銀時(つーかさっきの瞬間移動といいここはドラゴンボールの能力者の集まりか!?)

59 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:40:15.57 ID:8wxS6UAO
美琴「どう…あたしの超電磁砲は?」

銀時「……ま、まあまあだな、うん」

美琴「…もしかしてビビった?」

銀時「ビビった?え、意味が分からないんだけど?何かビビることなんてあった?」

美琴「……恐かったんだ?」

銀時「恐い?何それ?恐いって感情が俺にはよく分からないんだけど?」

黒子「またあの二人は…本当に凸凹コンビですの」

黒子(それにしても今回の強盗の能力…何か不自然に強力だったような…)

60 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 01:45:04.03 ID:8wxS6UAO
三年Z組ー銀八先生

銀八「はい、ドラゴンボールっぽい超能力に驚いたところで一旦CMに入ります」

銀八「明日になったら続き書くんで出来ればよろしく頼みますわ」

銀八「あんまり長期間グダグダ書くのもアレなんで出来るだけ早く完結する予定です」

銀八「オチを考えてないなんてことはないから安心して…いや考えてるからね?今まさに」

67 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 07:53:15.49 ID:be0slm60
初春、佐天が美琴に初めて会ったのっていつだっけ?
銀行強盗のあった日?

68 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 08:43:27.03 ID:8wxS6UAO
三年Z組ー銀八先生

銀八「はい、>>67からお便りがあったので補足も含めて説明しときます」

銀八「原作じゃ美琴に佐天たちが出会った日に強盗事件が起こってるわけですが…」

銀八「今回は展開上、その強盗事件は美琴たちと知り合ってから起こってます」

銀八「時系列的に狂ってる場面があるかと思いますが、そこには目を瞑って下さい」

銀八「汚いですねー大人は、都合の悪いことは全部他人に丸投げですか」

銀八「つーわけでこっから続きが始まります」

70 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 08:56:41.86 ID:8wxS6UAO
−−−

母親「ありがとうございました…本当にありがとうございました!」

男の子「お姉ちゃん、ありがとう!」

佐天「そんな…いいって…!」

美琴「頑張ったわね…佐天さん…!」

佐天「御坂さん…」

美琴「お疲れ様、かっこよかったよ!」

佐天「………」

美琴「…佐天さん?」

佐天「……ご、ごめんなさい…今日はちょっと先に帰ります」

美琴「え?う、うん…」

初春「佐天…さん?」

銀時「………?」

71 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:00:59.99 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、某公園

佐天「………」

銀時「よう」

佐天「銀さん…」

銀時「ワリーな、一人で考え事してる時に」

佐天「ううん…いいんです、本当に何でもないことですから」

銀時「……なら、別にいいけどよ」

佐天「………」

72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:07:45.41 ID:8wxS6UAO
佐天「……スゴいですよね、御坂さん…」

銀時「……?」

佐天「学園都市最強のレベル5…みんなから尊敬されて…努力家で……」

佐天「あたしなんて能力を使うことさえ出来ない…御坂さんと変わらないのは年だけ……」

銀時(……この街にいる奴全員がドラゴンボールってわけじゃねーんだな)

銀時「気にすることじゃねーよ、お前だっていつかああいうのが出来るようになんだろ?」

銀時(瞬間移動…魔貫光殺砲と来りゃ…気円斬辺りか?)

佐天「…みんなそう言ってくれます、御坂さんも白井さんも初春も……」

佐天「『いつかきっと能力が現れる』…私もずっとそう信じてました」

73 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:15:38.16 ID:8wxS6UAO
佐天「でも…最近思うんです、能力が使えるようになるのは才能ある選ばれた人間…」

佐天「私みたいな何の取り柄もなかったら…きっとダメなんです」

銀時「………」

佐天「こんな話…御坂さんや白井さんはもちろん……初春にだってしてません」

佐天「だって…みんな能力が使えるから…私だけみんなと違うから……!」

佐天「きっと私…心の奥では御坂さん達に嫉妬してるんです……友達なのに!」

佐天「私…大嫌いなんです…大切な友達に嫉妬する自分のことが……」

佐天「本当に……最…低…ですよね……」

銀時「………」

74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:23:25.07 ID:8wxS6UAO
銀時「……泣いてんじゃねーよ」

佐天「え…?」

銀時「人ってのは無敵じゃねーんだ…誰だって嫉妬もすりゃつまんねーことで恨みもする」

銀時「ちょっと凄ェダチ公に嫉妬するなんざ良くある話じゃねーか…」

佐天「でも……私はレベル0で…この街じゃ何の価値もなくて……」

銀時「…一つ聞かせてくれや、テメーは何で超能力が欲しいんだ?」

佐天「そ、それは…やっぱり学園都市にいるなら能力が使えなきゃダメだし……」

銀時「んなことねーだろ、能力が使えねーヤツなんざゴマンといるんじゃねーか?」

75 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:30:07.14 ID:8wxS6UAO
佐天「確かに…学園都市にもレベル0の人は大勢います…」

佐天「それでも…やっぱりレベル0って言うのは辛いんです」

佐天「私の周りにいるのはみんな凄い人だから…余計に自分が情けなくて……」

佐天「いつもは明るく振る舞ってるけど、このまま能力がずっと現れなかったら…」

佐天「初春が…みんなが…いつか私から離れて行っちゃうんじゃないかって……」

佐天「いつも…怖くて怖くてたまらないんです……!」

76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:33:23.87 ID:8wxS6UAO
銀時「…ワリーな、俺にゃやっぱ理解できねーわ」

佐天「……そうですよね、やっぱり私…」

銀時「勘違いすんな……テメーは一人で考えすぎなんだよ」

佐天「……?」

銀時「テメーらが仲の良いダチ公ってこたァ俺にだって分かる」

銀時「ダチ公の関係ってのは…そう簡単に切れちまうようなもんなのか?」

銀時「もし切れちまうってんなら……そんなもんダチ公とは言わねェ」

佐天「………」

銀時「第一…レベルで人様を値踏みしようなんざくだらねえ」

銀時「そんなつまんねェこといちいち気にしてたらやってらんねェよ」

77 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:41:05.47 ID:8wxS6UAO
佐天「……弱いですね、私」

銀時「…弱くなんかねーだろ」

佐天「えっ…?」

銀時「テメーは能力なんか目じゃねえ…人として大切なモンを持ってるじゃねーか」

佐天「大切なもの…?」

銀時「テメーはさっき……あのガキをしっかり守っただろ?」

銀時「強盗にビビらねーで立ち向かうなんざ……普通出来っこねェ」

銀時「テメーの『勇気』ってのは胸張って誇れる…紛れもねえ『強さ』じゃねーか」

佐天「……!」

銀時「そんなつえーお前を見下す奴がいたら…俺がそいつを思いきりぶん殴ってやらァ」

佐天「銀さん……」

79 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 09:59:25.51 ID:8wxS6UAO
佐天「そうだ…私が初春たちを信頼しなきゃ……みんなに失礼だよね…!」

銀時「俺から見りゃテメーら全員上等だよ…良いダチ公じゃねーか」

佐天「うん…私…能力にばっかり気が行ってて他のことが見えてなかった……」

佐天「大切な友達…それに銀さんみたいな大人もいてくれて…凄く恵まれてるんだ」

銀時「オイオイ、お前俺みてーなのとつき合ってたらロクなことにならねーぞ?」

佐天「アハハ……やっぱり銀さんは面白いね!」

81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 10:57:21.29 ID:8wxS6UAO
佐天「ねえ銀さん…一つだけいいかな?」

銀時「?」

佐天「私、これから頑張ろうと思う…自分から逃げないで努力する!」

銀時「いいことじゃねーか」

佐天「でも…頑張っても何も変わらなかったら……?」

銀時「……?」

佐天「自分の力でどうにもならなかったら……銀さんはどうする?」

銀時「………」

83 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 11:03:58.53 ID:8wxS6UAO
−−−
遡ること数年前

銀時『しっかりしろ…俺は絶対お前を死なせねえ!』

攘夷志士『………』

銀時『ハアッ…ハアッ…もうちょいだ…耐えろ…!』

そいつはもうダメだ…捨てちまえよ…

銀時『うるせぇ…』

国は奪われ…仲間を殺され…一体何を護れた?

銀時『うるせぇ!止めろ!!』

お前は誰も護れない…

銀時『……!』

86 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 11:27:37.49 ID:8wxS6UAO
−−−

銀時「………」

佐天「銀…さん…?」

銀時「……昔、ちょっとした喧嘩があってな…そん時、俺ァ全力で戦った」

銀時「結局…何も護れねぇ…てめーの弱さに後悔することになっちまったけどよ…」

佐天「え……?」

銀時「けどな…まだ負けてねェんだ、今も戦ってんだよ…俺ァ」

佐天「……?」

銀時「人が背負って戦わなきゃならねぇモンに…負けとか終わりなんざありはしねェ」

銀時「本当に人が負けちまうのは…魂が折れちまったときだ」

佐天「…魂?」

89 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 11:46:42.69 ID:8wxS6UAO
銀時「ダメかどうかなんて気にする事じゃねぇ…てめーが諦めない限り負けはねェんだ」

銀時「石にかじり付いてでも諦めねえ人間に…簡単に限界なんざ来やしねェよ」

佐天「……」

銀時「それに…お前には支えてくれる仲間がいるじゃねーか」

銀時「一人で抱えきれなくなったらそいつらに頼りゃいい、もしそれでもダメなら…」

銀時「俺も一緒にてめーの荷物背負ってやるよ」

佐天「……」

90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 11:48:54.24 ID:8wxS6UAO
銀時「何にしても…本当に大切なモンは自分の魂で決めな、後悔しねーように…」

佐天「うん…ありがと、銀さん」

銀時「…間違っても俺みてーに後悔しか残らねえ生き方はすんじゃねェぞ」

佐天「銀さん…?」

銀時「…さーて、じゃあもう一回クレープでも食って帰るとすっか」

佐天「……そうだね!じゃあ銀さん、今度は私が奢ってあげるよ!」

銀時「え、いいの?食うよ?俺ガンガン食っちゃうよ?フィーバーしちゃうよ?」

佐天「うん!あたしも今日はたくさん食べるよ!」

91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:02:56.55 ID:8wxS6UAO
−−−
翌日、某所

銀時(つか…俺やべーぞ?一日で早くもこの世界に馴染んできてんだけど?)

銀時「帰る方法も探さねーとな……ん?」

初春「………」

銀時「何やってんだフシギバナ」

初春「あ、銀時先生…というかフシギバナって私のことですか!?」

銀時「あ、ラフレシアのが好きだった?変わった趣味してんなオイ」

初春「いや…何の話をしてるのかよく分からないんですけど」

銀時「わーったよ、じゃあ間を取ってウツボット辺りに……」

初春「間を取ってウツボット!?そこはキレイハナ辺りでも良いんじゃないですか!?」

92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:14:05.78 ID:8wxS6UAO
銀時「で…今はお前だけでいつもの連中はいねーのか?」

初春「はい…ちょっと一人になりたかったので…」

銀時「…そうかい、じゃー俺もさっさと消えるとするかな」

初春「…あの、モンジャ……じゃない、銀時先生」

銀時「今お前モンジャラって言いかけたよね?何それ?俺の頭のこと言ってんの?」

初春「気のせいですよ、それより…ちょっとだけ良いですか?…佐天さんのことで」

96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:38:48.83 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、某公園

初春「この公園で…昨日佐天とお話してましたよね……」

銀時「…聞いてたのか」

初春「すみません…私も佐天さんのことが気になってて…探してたら偶然……」

銀時「謝るこたねェよ、ダチ思いでいいことじゃねーか」

初春「そんなことありません…私、佐天さんのことを何もわかってなかった…」

初春「あんなに悩んでたなんて…あんなに私達のことを気にしてたなんて……」

初春「私は…力になれなかったんです……」

銀時「……」

97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:48:16.60 ID:8wxS6UAO
銀時「……俺から言うことがあるとすりゃ一つだけだな」

初春「?」

銀時「困った時はとりあえず笑っとけ」

初春「先生…こんなときくらいは真剣に……」

銀時「ふざけて言ってるわけじゃねーよ」

初春「?」

銀時「あいつが落ち込んでる時にお前までしけたツラしててみろ」

銀時「マイナスにマイナス掛けるみてーなモンだ」

初春「先生、マイナスにマイナスを掛けたらプラスです」

銀時「………」

98 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:49:47.11 ID:y9axvoAO
プラスwwwwwwww

99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 12:58:49.16 ID:8wxS6UAO
銀時「………」

初春「……あの…銀時先生?」

銀時「あいつが落ち込んでる時にお前までしけたツラしててみろ」

銀時「マイナスにマイナスを足すみたいなモンだろーが」

初春(なかった事にしてる!さっきのやり取り丸々上書きして再編集しようとしてる!)

初春「あの…何かすいません、その…どうでもいいこと突っ込んじゃってい…」

銀時「え?何が?突っ込みなんてあったっけ?」

初春(完全に抹消しようとしてる…黒い歴史にして封印しようとしてる…)

100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 13:04:10.47 ID:8wxS6UAO
初春「でも…言いたいことは分かりました…悲しみ合うだけが友達の役目じゃない」

初春「悲しんでる友達を笑顔にする役目もあるんですよね…」

銀時「あいつは今まさに立ち上がろうとしてんだ…テメーらみんなで支えてやれ」

銀時「そうすりゃ…アイツもテメーらも真っ直ぐ歩いて行けるからよ」

初春「はい…!でも…元気づけるって何をすれば……私に出来ること…」

101 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 13:11:52.34 ID:8wxS6UAO
銀時「何でもいいだろ、お前バンドでもやれよ、可愛い女の子五人組で」

初春「え……バ、バンドって?」

銀時「お前ボーカルなら売れるんじゃね?オリコン一位二位とか独占するんじゃね?」

初春「もう…そんなあり得ないこと言わないでくださいよ!」

銀時「あとはあれだ、あの婚后ってお嬢様をキーボードに置いとけ」

初春「婚后さん…ですか?」

銀時「あの高飛車な性格を抑えて髪の毛と眉毛をたくあんの色にしておくのがミソだな」

初春「高飛車な性格を変えるのはともかく眉毛をたくあんってどんな改変ですか!?」

銀時「いーんだよ、バンドってのはそんぐらいインパクトがあったほうが売れるもんなの」

初春「………」

初春(バンドかぁ…でも私カスタネットしか出来ないし…)

103 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 13:26:20.39 ID:8wxS6UAO
prrrr

初春「あっ、私ですね……もしもし?あ、白井さん!…今は銀時先生と……え?」

初春「はい……分かりました、すぐに向かいます」ピッ

初春「銀時先生、時間大丈夫ですか?用事とかありませんよね?」

銀時「パチンコ行くってのは用事になんの?」

初春「なりませんよ!白井さんが聞きたいことがあるらしいくて…」

銀時「……俺なんか誉められることしたっけか?」

105 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 14:35:04.84 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、ジャッジメント第177支部

銀時「レベルアッパー…?」

黒子「ええ…見かけは音楽ファイルですが聞くだけで能力が飛躍的に上昇しますの」

銀時「へえ、そりゃ便利なこった……で?何でそいつを回収してんだ?」

黒子「…効く薬には必ず副作用があるのがお決まりでしょう?」

銀時「…副作用ってのは?」

黒子「原因は分かりませんが…レベルアッパーを使った者全てが昏睡しておりますの」

銀時「マジか、やべーなその…ダウン・アッパー・ブイ・ストームだっけか?」

黒子「レベルアッパーですの」

106 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 14:46:47.21 ID:8wxS6UAO
銀時「ま…俺ァレベルアッ…ダウン・アッパー・ブイ・ストームなんて知らねーな」

黒子「いや今レベルアッパーって言いかけませんでした?ワザと言い直しましたわね?」

銀時「しかしアレか、ダウン・アッ…じゃねえ、虎鉄先輩は音楽ってのはマジか?」

黒子(ついに原型さえなくなりましたの…というか虎鉄先輩ってどなた?)

黒子「ええ…音楽を聴いて能力が向上するなど聞いたことが…」

109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 14:56:25.55 ID:8wxS6UAO
銀時「まあウォーズマンもバッファローマン戦で1200万パワーまで出したし?」

黒子「は…?」

銀時「そりゃ100万パワーが1200万パワーになる件は『え?』ってなったよ?」

銀時「それでも立ったままKOされたのは感動したね、さすがウォーズマンって思ったし」

黒子「いや…あの、一体何を?」

銀時「そんであの後のバッファローマンの台詞も格好いいんだよな、うんうん」

黒子「だから知りませんの」

110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 15:03:44.96 ID:8wxS6UAO
固法「手がかりなしか…そもそも都市伝説でしかなかったものが実在したなんて…」

銀時「オイ、この眼鏡のねーちゃんも何か能力あんの?」ボソボソ

黒子「固法先輩は透視系能力者のレベル3…尊敬出来る方ですの」

銀時(透視系って…何かよく見えるようになるアレか?写輪眼か?)

固法「あなたも悪かったわね、わざわざ来てもらったのに」

銀時「気にすんなってばよサスケェ」

固法「サスケ?…え?私が?」

111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 15:14:20.00 ID:8wxS6UAO
銀時「ま…冗談はおいといてだ、結構やべーことになってんのか?」

黒子「被害は拡大の一途…はっきり言って良い傾向ではありませんの」

黒子「正直…私には何故そこまでして能力にこだわるか理解できませんわ」

銀時「……」

佐天『それでも…やっぱりレベル0って言うのは辛いんです』

銀時「…俺ァ分からなくもねーけどな」

黒子「?」

初春「私も……」

黒子「初春まで?」

初春(佐天さん……)

−−−
同日、某所

佐天「手にはいっちゃった…レベルアッパー…」

115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 15:36:02.76 ID:TPdb7gAO
新八「そこは白眼じゃないんですね」

119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 17:48:19.73 ID:8wxS6UAO
佐天「これ…本当に効き目があるのかな…本当に能力者になれるのかな……?」

佐天「少し…使ってみても…弱い私でも誰かを守れるくらい強く……」

銀時『弱くなんかねーよ』

佐天「!」

銀時『テメーには支えてくれる仲間がいるじゃねーか』

佐天「………」

佐天(やっぱりダメだ…ズルして力を持っても…それは私自身の力じゃないよね)

佐天「データ消去…っと、うーん…やっぱちょっと勿体無かったかな?」

佐天「いやいや!こんなのに振り回されてるようじゃダメじゃんか佐天涙子!」

120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 17:53:37.87 ID:8wxS6UAO
−−−

固法「何にしても……専門家の意見が聞きたいところね、情報が少なすぎるわ」

黒子「では私は病院に、何か分かったかもしれませんの」

美琴「あ、じゃあ私も一緒に行くわ」

銀時「じゃあ俺はちょっくらパチンコに、今日は出るかもしれねーから」

美琴「…あんたも来るのよ、一応教師でしょ」

銀時「ですよねー」

122 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:03:28.36 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、病院

医師「すみません…まだ何も……正直私たちの手には余りますね」

医師「何度調べても患者の身体には何も異常が見られない…意識だけが失われている」

黒子「そうですか…」

医師「ですから、外部より専門家をお呼びしています」

美琴「専門家…?」

木山「どうも…水穂機構病院院長より招聘を受けて参りました…木山春生です」

銀時「………」

銀時(……こいつァ大物だな)

123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:14:32.96 ID:8wxS6UAO
医師「お疲れ様です」

木山「お話は伺っています…早速ですが患者を見せていただいても?」

医師「はい、こちらへどうぞ」

黒子「あの、診断が終わったら私たちにもお話を聞かせていただけないでしょうか?」

木山「君たちは…?」

黒子「ジャッジメントの白井黒子と申します」

美琴「常盤台中学の御坂美琴です」

銀時「サードチルドレンの坂田銀時で…」

バキッ

銀時「教師やってます坂田銀時です」ダラダラ

美琴「まったく…あんたの脳も一度見てもらったらどうなの?」

銀時「にしてもいきなり殴るってなくね?」

124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:26:12.44 ID:8wxS6UAO
−−−
数時間後

木山「待たせてしまってすまないね…予定より診断に時間が掛かってしまった」

黒子「私たちは構いませんの、それより…診断結果を教えていただいても……?」

木山「別に構わないがそれにしても…ここは暑すぎないか…?」

黒子「言われてみれば…確かに病院の割には冷房の効きが悪すぎますわね……」

木山「ちょっと待っていてくれ、すぐに脱ぎ終わる」パサッ

美琴「え、ちょ…ちょっと…!」

黒子「なっ…何をいきなり脱いでおりますの!?」

銀時「」

125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:38:43.92 ID:8wxS6UAO
木山「どうした?暑いから服を脱ぐ…何か私は間違ったことをしているのか?」

黒子「人の目というものがありますの!殿方もいるのですよ!?」

木山「……あの白髪の彼なら私には目もくれずに別の看護婦と話しているじゃないか」

黒子「ほ、本当ですわね…てっきり下着を凝視するものとばかり……」

医師「こ…この真夏日に寒気がするんですか?」

銀時「寒いんす、もうガンガン暖房つけちゃってください、南国のハワイ並で」

医師「いやさすがにこの時期に暖房は…」

銀時「もう裸になってリンボーダンス始めたくなるくらいの温度にして欲し…」

美琴「アンタは下着も脱がす気なのかゴラァァァァ!!」

126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:47:16.52 ID:be0slm60
銀さんwwwww

127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 18:54:10.84 ID:WvX2msU0
おいwwwwwwww

129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:01:18.79 ID:8wxS6UAO
−−−

木山「さて…私に何が話があるんだったかな?」

銀時「ダウン・アッパー・ブイ・ストームについて話を聞きて…」

美琴「違う!」バキッ!

木山「ダウンアッパーブイストーム…名前から察するに下方から上に…」

黒子「いやあなたも真剣に考える必要はありませんの」

木山「ああ…ドラゴンボールにおける戦闘力のインフレーションついて…だったかな?」

銀時「おっ…お前結構イケる口だな、俺と一杯ひっかけながら議論しねーか?」

黒子「………」

131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:16:55.80 ID:8wxS6UAO
黒子「話を戻して…レベルアッパーと言うものをご存知で?」

木山「すまないが…それも初耳だな」

黒子「招集時に聞かされておりませんの?」

木山「体に異常の見られない意識不明者が続出している…とだけしか聞いていないな」

黒子「聞くだけで能力が向上する音楽ファイルとでも申しましょうか…」

木山「聞くだけで?……ふむ、面白いな…それと今回の昏睡者たちが関係していると?」

美琴「調べてみたら…意識を失っている人はみんなレベルアッパーの使用者なんです」

木山「なるほど…興味深いな、私としても是非調べさせてほしいよ」

132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:32:10.98 ID:8wxS6UAO
−−−

木山「それじゃあ…何か分かり次第すぐに連絡しよう」

黒子「はい、よろしくお願い致しますわ」

木山「ああ…じゃあまた……」

銀時「………」

美琴「…どうしたのよ、さっきから黙りこくって」

銀時「ん?…いや、なかなかすげー奴がいたもんだと思ってよ」

美琴「確かに変わってるけど…良い人じゃない?」

銀時「ばっかオメー、あの隈見ただろうが」

美琴「それがどうかした?」

銀時「目の下に隈がある奴は総じて大物なんだよ、『我愛羅』とか『L』とか」

美琴「いや…え?」

銀時「アイツ…何か一発デカいことやらかすんじゃねーか?」

美琴「……そんな予想どうせ当たらないわよ」

133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:35:41.79 ID:be0slm60
銀さんすげぇなwwww

134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:36:44.27 ID:ZjQ/BlAo
すでにやらかしてるwwwwwwwwww

135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:42:52.87 ID:8wxS6UAO
−−−
数日後、ジャッジメント第177支部

美琴「全然進展がないわね…」

初春「木山先生からも連絡がありませんしね…」

prrrr

黒子「もしもし……はい…分かりました…すぐに」ピッ

黒子「また生徒が暴れているらしいですの、初春は木山先生に連絡を」

初春「はい!」

銀時「………」

136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 19:52:15.87 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、某所

ドゴッ!

黒子「うぐっ!」

生徒A「へっ…どうよ、俺の力は!」

黒子「やはり手こずり………」

黒子「…………」

生徒A「どうしたよ、黙りこくって…ビビっちまったか?」

黒子「…後ろ、見た方がよろしいですわよ」

生徒A「へっ、注意を逸らそうってのか?その手には……」

銀時「月牙……」

生徒A「は?ちょ、待っ…」

銀時「天衝!」

バキッ!

生徒A「うげっ…」バタッ

140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:01:34.46 ID:8wxS6UAO
黒子「…何故あなたがここに?」

銀時「散歩だよ、散歩」

黒子「まあまあ……こんな狭い裏路地を散歩だなんて変わったご趣味ですこと」

銀時「手伝ってやったんだしちったァ感謝しろよ」

黒子「お礼は言っておきますが…これはジャッジメントの仕事ですの」

銀時「生徒が怪我しねーように守んのは教師の仕事なんだよ、面倒くせーけど」

黒子「し…しかし……」

銀時「あーもう細けェこたァいいんだよ」

黒子「……何というか、あなた本当に飄々としてますのね」

銀時「そんな褒めんなって」

黒子「褒めたかどうかは微妙なラインですの」

143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:11:54.69 ID:8wxS6UAO
黒子「そう言えば…私、まだあなたの能力を存じていないのですが?」

銀時「能力?」

黒子「常盤台中学で教鞭を執るくらいですから…それなりの能力者なのでしょう?」

銀時「何もねぇ」

黒子「ああ、何も……今なんと?」

銀時「俺はテメーらみたいに魔貫光殺砲も撃てねーし、瞬間移動も出来ねーよ」

銀時「あ…やっぱあった、『糖分摂取』(シュガー・コントローラー)」

黒子「……やはりあなたは来ないほうが…」

145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:18:34.51 ID:lUP6yYSO
銀時「パフェ食うと甘ーいおしっこが出る能力、か……」

146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:19:31.57 ID:NLQNt2SO
コントロール出来てなry

148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:20:48.74 ID:8wxS6UAO
−−−

バキッ

生徒G「うがっ…」バタッ

銀時「…ねえ、これで何人目?全然キリがないんだけど?」

黒子「え、ええ…そうですわね」

黒子(この方…レベル3並の能力者を次々と…ほとんど手傷も負わずに……)

黒子(この方は一体…何にしても、評価を改める必要が……)

銀時「いいよもう面倒くせー、後は他の奴らに丸投げしてパフェでも食って帰ろうぜ」

黒子「…ちょっと見直したと思えばこれですの」

149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:39:44.82 ID:8wxS6UAO
黒子「しかし…何故レベルアッパーを使用した人間は容易に犯罪に走るのでしょう?」

銀時「今も昔もそんなもんだ、でけェ力持った奴は総じて何かやらかすもんよ」

黒子「その力をどうして有効に使えないのか…私は疑問ですわ」

銀時「…俺たちゃ、そんなにつえー生き物じゃねーんだよ」

黒子「?」

銀時「この世に欲のない人間なんざいねェ…誰でも多かれ少なかれ持ってるもんだ」

黒子「まあ…それは確かに……」

銀時「金が欲しいとか甘いモン食いてェとかストレートパーマになりてェとか」

黒子「それはあなただけですの」

151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 20:49:59.30 ID:8wxS6UAO
銀時「まあアレよ…コイツは俺の勘だけどな……」

銀時「レベルアッパーってのを使った奴ってのは…てめーに自信がねェ奴じゃねーか?」

黒子「自信…?」

銀時「ここじゃ何の能力も使えねェ奴は肩身が狭い思いしてんだろ?」

黒子「そんな…私は能力で他人を判断したりなど絶対に…」

銀時「お前がそうでも本人は気にしちまうもんだ…能力使えねー自分を責めちまうんだよ」

黒子「………」

153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 21:06:15.98 ID:8wxS6UAO
黒子「…レベルアッパーを使ってしまう方の思いは分かりましたの」

黒子「ですが…なぜせっかく手に入れた力で犯罪を犯すのでしょう?」

銀時「…さっきも言ったけどな、俺ァ何の能力もねえただの一般人だ」

銀時「けど…日常生活を不便だと思ったこたァ一度もねえ、つまりはそういうことだ」

黒子「?……言っている意味が今ひとつ分かりませんの」

銀時「日常生活でドラゴンボールの能力使う機会なんざほとんどねーだろ?」

銀時「瞬間移動は便利そうだけどよ…魔貫光殺砲が役立つことはないんじゃねーか?」

黒子「例えが極端ですが…まあそれもそうですわね」

154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 21:18:26.90 ID:8wxS6UAO
銀時「ただ…魔貫光殺砲にだって使い道はある、御坂の奴みてーに強盗捕まえたりな」

銀時「けどよ…それはアイツが強盗をする立場になったとしても使えるだろ?」

銀時「いや…むしろそっちのほうが使い道が多いかもしれねェ」

黒子「犯罪行為ならば…能力を大っぴらに使用出来る快楽と共に利益も得られると」

銀時「言いたかねーが…まあそういうことだな」

黒子「そういった方を止めるに……私たちは何をすべきなんですの?」

銀時「……そいつはテメー自身で考えねーとな」

黒子「………」

黒子(私に…出来ること……)

155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 21:25:48.77 ID:8wxS6UAO
黒子「…私はまだ答えを出せませんの」

銀時「だろうな…俺だってそんなの簡単に分かりゃしねェ」

黒子「ですが…今の私に出来ること、つまりは暴走している生徒を止めること…」

黒子「それに全力を尽くしますわ…!」

銀時「……そうか、頑張れよ」スタスタ

黒子「いやあなた何を普通にサボって逃げようとしてますの」ガシッ

銀時「今そういう空気だったじゃん!完全にフェードアウトして良い流れだったじゃん!」

黒子「……本当に評価していいか迷う方ですわね」

156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 21:50:39.20 ID:8wxS6UAO
−−−
数日後

初春「共感覚性…ですか?」

黒子「そうですの!音で五感を刺激し脳を活性化させているなら…」

美琴「演算能力が向上して能力が上がる可能性があるってこと!」

初春「な、なるほど…木山先生に聞いてみます!」

−−−

木山『なるほど……その可能性は見落としていた、すぐに調査してみよう』

木山『それならばおそらく樹形図の設計者の使用許可も下りるはずだ』

初春「樹形図の設計者ですか!わ、私もご一緒させてもらえませんか?」

木山『ああ…構わないよ…』

銀時「………」

銀時(ねえ…会話が全然分からないだけど?演算能力?樹形図の設計者?何それ?)

158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 21:56:18.82 ID:8wxS6UAO
−−−

黒子「初春が帰ってくるまでは暫く待ちですわね……しかし」

銀時「藍染くそ強ーなオイ…まあ夜一さん来たし俺としちゃイヤッホーな感じだけど」

美琴「あ、ジャンプ読んでるの?あとであたしにも貸してね」

銀時「つーかこの藍染様の変身は失敗じゃね?見ろ、パペットマペットだもんよこれ」

美琴「どれどれ……んー…インパクトはある…のかな?」

銀時「こりゃアレだ…フリーザ様最終形態みたいな感じを出そうとして失敗したんだな」

黒子「待つにしても…この緊張感のなさはさすがに問題な気が……」

162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:11:00.35 ID:8wxS6UAO
固法「みんないる!?」

黒子「こ、固法先輩?」

固法「実は重要なことが分かっ……」

銀時「馬鹿かお前!夜一さんが最高に決まってんだろ!」

美琴「私は雛森の方が好きよ!」

固法「たんだけど……何やってるのかしら?」

黒子「あの…どうかお怒りにならずに…」

固法「BLEACHじゃ七緒ちゃんが一番可愛いじゃない!」

黒子「固法先輩!?」

165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:18:29.45 ID:JPN6QYDO
固法先輩wwwwwwwwwwwwww
アンタもかwwwwwwwwwwwwww

168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:26:58.10 ID:8wxS6UAO
−−−

固法「まったく…ジャッジメントの支部で何をやっているの!」

黒子(いや固法先輩も乗っていたような…)

美琴「すいません…それで、重要なことって何なんですか?」

固法「レベルアッパー使用者には共通の脳波パターンがあることが判明したわ」

黒子「それは…つまり…?」

固法「他人の脳波パターンで無理やり脳が動かされているとすればどうかしら?」

美琴「そんなことしたら体に負担が掛かって…ま、まさかそれのせいで……?」

黒子「そんな…誰が何のために……先生はどう思われます?」

銀時「Zzz……Zzz……」

黒子「………」

169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:39:47.66 ID:8wxS6UAO
美琴「何でこんな大事な話の時に寝てんのよ!」バキッ!

銀時「い、痛ってェなオイ!何しやがんだ!?」

美琴「寝てるあんたが悪いんでしょ!」

固法「………」

黒子「……固法先輩、お気になさらずに続きを…」

−−−

固法「……説明としてはこんなところかしら」

黒子「AIM拡散力場…そして脳のネットワーク確かにそれならば……」

美琴「莫大な情報を効率的に処理出来る…!」

固法「バンクにアクセスして一致している脳波を検索してみるわ」カタカタ

銀時「………」コックリコックリ

170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:44:32.73 ID:8wxS6UAO
美琴「あんた…船こいでるけどちゃんと聞いてたわよね?」

銀時「え?ああ…めっちゃ聞いてた、高校の校歌を歌うくらいの気持ちで真面目に…」

美琴「それ…真面目なの?」

銀時「クラスに一人くらいいるよな、朝礼の校歌斉唱を真面目に歌ってるヤツ」

銀時「周りが歌わねえ中で特攻していくその度胸はすげぇよな、うん」

美琴「………」

美琴(ダメだ、コイツと話してると真剣な雰囲気がなくなっちゃう……)

171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 22:52:23.91 ID:8wxS6UAO
固法「見つけた!脳波パターン一致率99%!」

黒子「こ…この人は……!」

美琴「木山春生!」

銀時「……初春の奴がやべェ」

固法「初春さんがどうしたの!?」

美琴「さっき…その木山先生の所に行くって!」

固法「なっ……?」

黒子「……ダメです!電話にも出ませんわ!」

固法「アンチスキルに連絡!木山春生の身柄確保を!ただし人質がいる可能性あり!」

黒子「分かりました!」

銀時「……どうも、また面倒くせェことになったらしいな」

172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:05:58.86 ID:8wxS6UAO
−−−
同日、某所

初春「………」

木山「すまないね…手枷など付けて車に乗せてしまって」

初春「……あなたの目的は何なんですか?」

木山「……君に言ったところでどうにもならない」

初春「酷いじゃないですか!簡単にレベルが上がるなんて夢を見せておきながら…」

木山「昏睡状態に陥らせてしまうなんて…ということか…?」

初春「………」

175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:16:04.45 ID:8wxS6UAO
木山「……なら、これを君に渡しておこう」

初春「これは……?」

木山「レベルアッパーをアンインストールするワクチンソフトだ」

木山「これを使えば眠っている能力者たちを目覚めさせることが出来る…」

初春「そんな…信用できません!」

木山「手厳しいな…まあ、大切にしたまえ」

初春「………」

初春(わからない…この人の考えてることが……)

177 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:21:05.16 ID:8wxS6UAO
−−−

美琴「私も出るわ!」

固法「一般人の御坂さんが出るのは問題だけど…レベル5のあなたの協力があれば…」

黒子「いけませんわお姉さま!ジャッジメントのお仕事に首を突っ込んでは!」

美琴「ごめん黒子……嫌な予感がするの、今回はどうしても行くわ」

黒子「し、しかし……」

銀時「……わーったよ、なら俺がついてってやっから」

美琴「アンタが…?」

銀時「保護者がいりゃまあ何とかなんだろ、多分」

黒子「そ、そういう問題では……」

銀時「それに…俺ァ教師としてテメーにだけ無理させるわけにゃ行かねーんだよ」

美琴「…たまには私に頼りなさい、力になれるんだから」

黒子「……お姉さま」

銀時「…さーて、じゃあ行くとするか」

178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:27:09.27 ID:8wxS6UAO
−−−

木山「………ん?」

黄泉川『木山春生だな!ここは完全に封鎖されている、大人しく投降しろ』

木山「アンチスキルか…思っていたよりも早かったな」

初春「どうするんですか?あれだけのアンチスキルを突破することなんか……」

木山「…君は車内にいたほうがいい、怪我をしないようにね」

初春「………?」

木山「面白いものを見せてあげよう……」

179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:34:26.22 ID:8wxS6UAO
−−−

黒子「着きましたわ!」

美琴「さすが…テレポートだと早いわね」

銀時「で……このめちゃくちゃな状況はどうなってんだ?」

黒子「これは……!」

美琴「アンチスキルが…全滅……?」

木山「……君達も来たのか」

黒子「!」

美琴「あ、アンタ…!」

銀時「…やっぱ隈が出来てる奴ァ総じて大物だなオイ」

180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:41:13.48 ID:8wxS6UAO
美琴「アンタ…これ以上は好き勝手にやらせないわよ!」

木山「…あれだけのアンチスキルにも止められなかった私と戦うつもりなのか?」

黒子「………」

黒子(あのアンチスキルを退けるのは生身では到底不可能……)

黒子(つまり…木山は高位の能力者である可能性が高い…ですが…!)

銀時「止まってくださいって頼んでもどうせ止まらねーだろ?なら……」

美琴「戦るしかないじゃない!」

木山「フ…君たちは面白いな……出来れば戦いたくないんだが…やむを得ないな」

181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:51:29.90 ID:8wxS6UAO
美琴「行くわよ…!」バチバチ

黒子「手加減は出来ませんわね……」

木山「さて…レベル5のレールガンにレベル4のテレポーター、そして…」

銀時「ん?」

木山「……レベル5の天然パーマか」

銀時「何で俺だけそんな感じ!?もっと何かあんだろォォォ!?」

銀時「俺だけめっちゃカッコ悪いじゃん!!めっちゃ恥ずかしいんだけど!?」

木山「いや…その人物をそのまま表現する言葉を用いるべきだと思ってね」

銀時「何で天パー=俺みたいになってんだァァ!しかもレベル5ってお前ェェェ!」

木山「フフ…君は面白いな」

黒子「……」

183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/29(土) 23:57:19.26 ID:8wxS6UAO
美琴「あ…遊んでんじゃないわよ!」バチバチ!

黒子「隙アリですわ!」

キィン

美琴「なっ…!」

木山「せっかちだな……会話をする余裕くらい持つべきだと思うが…」

美琴(私の電撃…それに黒子の鉄矢も……防壁で弾かれた?)

黒子(やはり…一筋縄では行きませんわね)

184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 00:02:12.54 ID:kIOb6UAO
木山「どうした?もう終わりなのか?それとも…次は君か?」

銀時「テメーみたいな奴とかち合うのは好きじゃねーが…そうも言えねェからな」

銀時「…行くぜ」ダッ

木山(真正面から走ってくるとは…芸がないな……)

ボウッ

銀時「オイオイ炎とか……全然遠慮ねェなオイ」

木山「君の髪なら燃えても大して変わらないだろうと考慮して…」

銀時「オイィィィ!俺の頭が焼け野原って言ってんのかテメーはァァァ!」

185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 00:11:36.59 ID:kIOb6UAO
銀時(っと、ふざけてる場合じゃねェ…何とかしてあの炎かわさねぇとな)

ザッ!

木山「!今のを回避したとは…君の身体能力は非常に優れているらしい…」

銀時「誉めてくれてありがとよ…コイツは返しに取っといてくれや!」

ガッ!キィン!

木山「だが…やはり私までは届かないらしいね」

銀時(ダメか…コイツは簡単にぶち破れるような防壁じゃねェな)

銀時「…さすがはATフィールドだなオイ」

木山(ATフィールド…?)

186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 00:11:40.25 ID:VZmZprUo
木山先生だけナチュラルに銀魂ワールドに浸かってるwww

187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 00:14:28.86 ID:kIOb6UAO
美琴(電撃は効かない…鉄矢と木刀での物理攻撃も無効化か…なら!)

美琴「これなら…どうかしら!」バチバチ

木山「砂鉄…?……なるほど、磁力で地中の砂鉄を操っているのか…」

美琴「そう…超速振動してるこの砂鉄に触れたら…ただじゃ済まないんだから!」

ザシュ!

木山「工夫は認めるが…それだけではダメだな」

キィン

美琴「なっ…!」

黒子(そんな…お姉様の攻撃がことごとく…)

188 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 00:22:45.30 ID:kIOb6UAO
木山「次はこちらから行かせてもらうよ」グッ

美琴「!?」

美琴(念動力…しまった!)

ドゴガッ!

美琴「ぐっ!」

黒子「お姉さま!」

木山「…どうした?レベル5第三位の力はこの程度なのか?」

美琴「うるさいわね…」

銀時「………」

199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 22:28:42.20 ID:kIOb6UAO
銀時「やべぇな…ジリ貧になっちまったら俺たちに勝ちはねーぞ」

美琴「そんなこと分かってるわよ……けど、あの防壁を何とかしないとね」

銀時「よし……テメーら、ここはフォーメーションBで行くぞ」

黒子「B……?」

美琴「い、いや知らないわよそんなフォーメーション!」

銀時「いや分かる、ピッコロさんとヤードラット星人なら」

美琴「誰がピッコロさんよ!」

黒子「………!」

200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 22:42:22.11 ID:kIOb6UAO
銀時「……いくぞ、テメーら!」

木山「何か秘策でもあるのか…?」

銀時「ああ、とっておきを見せてやるぜ…ここからテメーを一気に吹き飛ばす」

美琴(ホラ吹くんじゃないわよ!作戦も何も全然ないじゃない!)

木山(とっておき?彼は無能力者のはず…この距離から私を攻撃することなど…)

銀時「食らいやがれ…月牙……!」

木山「!」

203 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 22:54:30.82 ID:kIOb6UAO
美琴「ちょっ…あんた一体何を…?」

銀時「だからとっておきだよ…この洞爺湖の中にいる仙人と一緒に作った技だ」

木山「……はったりは止めたほうがいい、漫画と現実は違うんだ」

銀時「へっ、はったりかどうか試してみやがれ………」

木山「………?」

木山(何だ…ま、まさか本気で……)

美琴「う、撃つつもりだわ…!」

黒子(今ですの!)

ヒュン

木山(なっ…彼が消え…!)

パッ

木山(テレポート!?…まさか…あのテレポーターが彼を私の所まで飛ばし…!)

木山「しっ、しまっ…」

銀時「天衝!!」

バキッ!

木山「うぐっ!」

206 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:05:18.47 ID:kIOb6UAO
銀時(まだだ!ここで一気に畳み掛けてケリ着けるしかねェ!)

木山「くっ…言葉に惑わされたか……」

銀時「ウオオオオッ!」

木山「だがこれだけでは……」

ガシッ

木山「!?」

美琴「捕まえたわ…密着しての電撃なら…防ぎようがないでしょ!」

木山「くっ!?」

銀時「いやちょっと待て、この距離でピップエレキバンしたら俺も感電…」

バチバチバチッ!

木山「うあああああっ!!」バチバチ!

銀時「何で俺までェェェェェ!?」バチバチ!

208 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:06:57.29 ID:KgbKKEAO
必殺技ってももパーンじゃないのか

209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:09:56.84 ID:hikzQqY0
懐かしいなローキック

210 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:14:29.04 ID:kIOb6UAO
木山「うっ……」

美琴「はぁ…はぁ……これなら…いくらアンタでももう……」

『先生!』

美琴「……?」

銀時(え?何…今の声……?)

『ねえ先生!あのね……』

美琴(これって…まさか電撃を通じて木山春生の記憶が……?)

銀時(これって…まさか幽霊……いや、ない!ないないない!絶対幻聴だ…)

『木山先生!』

美琴(やっぱりそうだ…記憶が私の側に流れ込んできてる…!)

銀時(き…聞こえねえ聞こえねえ!俺ァ何も聞こえてないからね!)

211 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:25:19.33 ID:kIOb6UAO
−−−

美琴「こんな…こんなことが……?」

木山「見られてしまったか…君たちには知られたくなかったんだが……」

美琴「今の…あんたの記憶よね?どうしてこんなことに…」

木山「それは私が一番知りたいことだよ…何故こんなことに…あの子達があんな目に!」

美琴「じゃあ…あの子ども達を救うためにこんな事件を起こしたってこと……?」

木山「………」

美琴「でも…他にももっとやり方があったはずじゃ……」

木山「君に…君に何が分かる!!」

213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:42:30.16 ID:kIOb6UAO
木山「正当なやり方なら何度も試した!数え切れないほどに試したさ!」

木山「だが……どうしても事態は好転しない、統括理事会が裏で手を引いているんだ!」

美琴「そんな……!」

木山「この方法しか…この方法しか私には残されていなかった…!」

木山「私はあの子達を助けたい…何を犠牲にしても…学園都市全てを敵に回しても…」

木山「私は…私はあの子たちを……!」

銀時「………」

銀時(さっき聞こえてた声も…全部が過去にマジで起こったことだってのか……)

214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:48:05.00 ID:kIOb6UAO
銀時「……嫌いじゃねーよ、テメーみたいな奴は」

木山「……?」

銀時「周り全部を敵にしてでも大切なモンを守ろうとするなんざ…普通は出来ねぇ」

美琴「まさかあんた…この人が正しいって言うつもりなの!?」

銀時「いや、俺ァどっちが正しいだの正義だの言うつもりはねーよ……ただな」

銀時「そいつらが目ェ覚ました時…テメーがいてやれねーでどうすんだ」

木山「……」

木山「確かに…全てが終われば私の身は拘束されるだろう……」

木山「だが…それでも私はあの子達に生きててほしいんだ…!」

木山「君には…分からないだろうな」

銀時「………」

215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/30(日) 23:58:05.25 ID:kIOb6UAO
銀時「…分からなくはねェよ」

−−−

神楽『一人で何もかも勝手に背負いこんで勝手にいっちゃって…』

神楽『それで救われたって私達…何にも嬉しくないネ』

神楽『銀ちゃんがいなくなったら生きてたって何にも楽しくなんかないアル!!』

銀時『……楽しくなんか…なくったっていいだろ』

銀時『それでも俺ァ…てめーらに生きててほしいんだよ』

新八『アンタそれでも坂田銀時かよ!』

−−−

銀時「……俺もテメーと同じようなこと考えてたんだからな」

木山「……?」

217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 00:08:01.05 ID:4v.i.wAO
木山「君に私の気持ちが分かるとでも言うつもりなのか…?」

銀時「んなこと言わねェよ…俺ァテメーじゃねェんだからな……」

銀時「テメー自身を理解できんのはテメーだけだ…俺がどうこう言えることじゃねェ」

銀時「けどな…自分らのためにお前が捕まったって知ったら…そいつらはどう思う…」

木山「……」

銀時「…皮肉な話じゃねェか、助けたつもりのガキ達に泣かれちまうなんざよ」

木山「だが…だが私のせいであの子達は…私にあの子達の隣にいる権利なんて……」

219 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 00:18:55.88 ID:4v.i.wAO
銀時「権利ならあるだろ……」

木山「?」

銀時「そいつらが生きたい世界ってのは…自由に笑って泣いてダチと喧嘩して…」

銀時「そんなガキらしい毎日を…『テメーと一緒に』過ごせる世界なんじゃねーのか?」

木山「私…と?」

銀時「さっきテメーの記憶を覗き見しちまったが……」

銀時「テメーが側にいるだけで…みんな笑っていられたじゃねーか」

木山「………」

銀時「もうテメーはあいつらにとっちゃ…いなくちゃならねェ大事なモンなんだよ」

美琴「………」

220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 00:28:40.00 ID:4v.i.wAO
木山「……君は本当に不思議な男だな」

銀時「不思議でも何でもねェさ、女好きなただの遊び人よ……」

木山「…君にもう少し早く会っていたら、私は…違うやり方も出来たかもしれないな」

銀時「遅くなんかねェさ…テメーに出来ることはまだ残ってんだろ?」

銀時「役に立てるかは分からねーが…俺たちも協力してやるさ、なあテメーら?」

美琴「そんなの…当たり前じゃない…!」

黒子「…私も喜んでお手伝いを」

木山「…ありがとう」

222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 00:36:17.53 ID:4v.i.wAO
−−−

黄泉川「じゃあ…木山春生の身柄は預かるじゃん」

銀時「え、月詠?お前月詠?」

黄泉川「月詠?誰かと間違えてるんじゃないか?」

銀時「ですよねー、いや知り合いのバカに声が似てたんで…」

黄泉川「バカってアンタ…おっ、良い木刀持ってるじゃん?」

銀時「え?いいもんもんじゃんじょん?」

黄泉川「何をどう聞き間違えたらそうなるじゃん!?」

235 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 22:24:44.27 ID:4v.i.wAO
銀時「で……アイツは結局どうなるんだ?」

黄泉川「……どんな事情があるにせよ、学園都市に与えた被害はデカいじゃん」

黄泉川「どう転んでも拘留は免れないな…」

銀時「テメーが根回しして何とかならねーのか?」

黄泉川「……あたしにはそこまでの権限も力もないじゃん」

銀時「……だろうな」

美琴「………」

236 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 22:30:19.85 ID:4v.i.wAO
テレス「お疲れ様です」

黄泉川「お、MARの隊長直々に手伝いに来てくれるとは嬉しいかぎりじゃん」

テレス「状況が状況ですから……そちらの方は?」

黄泉川「ん、常盤台中学の教師なんだけど……事態の収拾に一役買ってくれてね」

テレス「なるほど……ご協力、感謝します」

銀時「……礼言われるようなこたしてねーよ」

テレス「謙虚ですね…そういう方は嫌いじゃないですよ」

銀時「アンタは…?」

テレス「警備員MAR部隊の隊長のテレスティーナと申します、お見知りおきを」

銀時「………」

237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 22:33:08.92 ID:DPZbTK6o
お、そっちのもやるのか!

238 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 22:46:55.10 ID:4v.i.wAO
−−−

木山「迷惑をかけてすまなかったね……私はすべきことを見誤っていたらしい」

美琴「もう一度言うけど……今度からは私も力になる、何か出来ることがあれば…」

黒子「私もお姉さまと同じ思いですわ…力になれることがあればいつでも…!」

木山「君たちには感謝している……またいずれ会える日を楽しみにしているよ…」

銀時「……悪かったな、やり合ってる最中とはいえ思いっきり殴っちまってよ」

木山「フフ……君は律儀な男だな、君にも感謝しているよ」

241 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 22:56:35.34 ID:4v.i.wAO
テレス「あなた達……木山春生と何か関係が?」

美琴「特別な関係があるわけじゃないけど…あの人にも事情があったみたいだし……」

美琴「他人に迷惑をかけないなら…私はあの人に出来る限りの協力していくつもりです」

テレス「そう……あなた、確かレベル5の第三位…だったわね」

美琴「え、ええ…そうですけど」

テレス「なるほどね…」

銀時「………」

242 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 23:03:01.98 ID:4v.i.wAO
−−−
同日−夜、某所

美琴「本当に……これで良かったのかな」

黒子「お姉さま…?」

美琴「あの人にあんな過去があったなんて……私、考えもしなかった」

黒子「私は直接彼女の記憶を見たわけではありませんから何とも言いかねますが……」

黒子「少なくとも、彼女なりの大きな目的があっての行動でしたのね……」

美琴「昏睡してた人も木山先生が初春さんに渡してたワクチンソフトで目が覚めたし…」

美琴「子ども達を助けるだけじゃない…レベルアッパーを使った人へも配慮してた…」

美琴「あの人の計画していた通りに事態が進んだら……ひょっとしたら」

黒子「……一番良い結果になっていたかもしれないと?」

美琴「……うん」

銀時「………」

243 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 23:14:52.16 ID:4v.i.wAO
銀時「……今さら揺らいでんじゃねーよ」

美琴「……?」

銀時「それじゃ…俺たちを信じて止まってくれたアイツが報われねェじゃねーか」

美琴「でも…私がしたことって本当に正しかったのかなって考えると……」

黒子「………」

銀時「……戦にしろ喧嘩にしろ片方だけが正しいことなんざめったにねえ」

美琴「……?」

銀時「戦う相手全員が…笑いながら他人を傷付けるような奴とは限らねェってことだ」

美琴「それは……」

銀時「……テメーはまだまだガキだ、アレこれ考えちまうのも仕方ねえ…けどな」

銀時「今、あいつのためにテメーがしてやれることは何だ?」

美琴「私が…木山先生のために?」

244 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 23:21:24.85 ID:4v.i.wAO
銀時「どっちが正しいだとウダウダ後悔すること以外に…やれることは山ほどあんだろ」

美琴「………」

黒子「…お姉さま、今回ばかりはこの殿方の言うとおりですわ」

美琴「そうだよね……私にだって出来ることはたくさんあるはずだよね……!」

銀時「今のお前に出来ることって言えばアレだ、パチンコの回路いじって玉を出やすく…」

美琴「違う!」バキッ

銀時「…元気になったみてーで何よりだ、うん」ダラダラ

黒子「………」

黒子(今の件は演技だったのやら素だったのやら…)

黒子「本当に……愉快な殿方ですこと」

246 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 23:33:58.21 ID:4v.i.wAO
−−−
某時刻、拘置所

木山「………」

テレス「こんにちは、木山春生さん」

木山「君は……」

テレス「MAR隊長のテレスティーナよ…以後、お見知りおきを」

木山「警備員の特殊部隊隊長が私に用事か…話せることは全て話したつもりだが…」

テレス「あなたに…聞かせてもらいたいことがあってね」

木山「一体何を……」

テレス「『置き去り』…『暴走能力の法則解析用誘爆実験』……」

木山「!?」

テレス「ここまで言えば分かるかしら?」

木山「何故…何故君がそのことを……!」

テレス「私にも独自の情報網があるのよ?馬鹿にされては困るわね」

247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/31(月) 23:40:57.98 ID:4v.i.wAO
木山「……聞きたいこととは何だ、私はあの実験については何も…」

テレス「『置き去り』の子供は今どこにいるのかしら?」

木山「……知らない、第一そんなことを知ってどうするつもりだ!」

テレス「決まっているでしょう?保護するのよ」

木山「保護だと…?」

テレス「当然でしょう?それに…私ならその子達に最新鋭の治療をさせてあげられる」

テレス「子供たちを救うためにも……彼らの居場所を教えてくれないかしら?」

木山(何だ…あの子達に対するこの執着は……?)

木山「知らない…!」

テレス「……そう、ならいいわ」

木山「……」

251 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 20:36:28.73 ID:GK71wMAO
−−−
数日後、常盤台中学ー教室

銀時「はい、前回の授業にクレームがついたので今回は小説は使いません」

美琴(今回の授業はまともそうね……)

銀時「ついでに教科書もプライドも彼との思い出も全部鞄の中に閉まってください」

銀時「特に彼氏と二人でにゃんにゃんした思い出なんかは燃やして灰にしてください」

美琴(あ、やっぱりダメかもしれない……)

銀時「じゃー今から音楽を聴いてもらいます、はい…ミュージック・スタート」ピッ

口笛はなぜ〜遠くまで聞こえるの?あの雲はなぜ〜私を待ってるの?ピッ

銀時「はい、何故?」

美琴「分かるわけないでしょそんなの!」

252 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 20:44:56.26 ID:GK71wMAO
−−−
放課後、ジャッジメント第177支部

prrrr

黒子「はい…はい……分かりました、すぐに」

固法「どうしたの?何か問題?」

黒子「匿名の情報なのですが…第10学区のスキルアウトが不審な行動をしていると」

固法「第10学区…?」

黒子「ええ…一応様子だけでも見に行ったほうがよろしいですわね」

固法「一人で大丈夫?あそこは治安も悪いし……」

黒子「様子を見に行くだけですので…ではちょっと行って見てきますの」

固法「え…ええ、お願いね……」

255 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 20:49:57.74 ID:GK71wMAO
−−−
第10学区

黒子「相変わらず治安が悪い所ですわね……」

スキルアウトA「オイ…あいつ……」ボソボソ

スキルアウトB「マジで来やがった……じゃああの情報は!」ボソボソ

黒子「そこの方々、少しお話を聞かせてもらっても?」

A「何しに来やがった……」

黒子「私はジャッジメントのお仕事で…」

A「てめえら俺たちの居場所を潰すつもりなんだな!?」

黒子「な…何を……?」

B「うるせえ!だったらやられる前にやってやるよ!」

256 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 20:56:24.45 ID:GK71wMAO
黒子「事情は飲み込めませんが…どうやらやる気のようですわね……」

黒子「私と戦えば多少の怪我はすることになりますが…それでもよろしいんですの?」

A「余裕こいてるのも今のうちだ……こっちにはこういうものがあるんだよ!」

キィィン

黒子「!?」

黒子(こ…この音は一体…!?)

A「自由に動けねぇ…だろ!」ドコッ!

黒子「ぐっ……」

黒子(て、テレポートが……演算が上手く行えない……!)

黒子「ジ…ジャッジメントの支部に連絡を……」

B「もう少し聞きてえこともあるしな…今は眠ってな!」ドコッ

黒子「あ…ぐ……」バタッ

257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 21:11:24.96 ID:GK71wMAO
prrrr

初春「あっ、白井さんからです……もしもし?」

『………』

初春「白井さん…?」

『もう少………今は眠っ…な!』

『あ…ぐ……』バタッ

初春「白井さん?何かあったんですか!?」

ピッ

美琴「どうしたの!?」

初春「白井さんに何かあったみたいです!」

美琴「そんな…黒子はレベル4なのよ!?」

固法「……!」

258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 21:29:24.75 ID:GK71wMAO
固法「やっぱり…一人で行かせるんじゃなかったわ!」

美琴「固法先輩…黒子はどこに行ったんですか!」

固法「第10学区…治安が特に悪いスキルアウトの溜まり場よ」

美琴「でも…能力の使えないスキルアウトが何人いたって黒子に勝てるとは…」

初春「御坂さん!迷ってる間があったら行きましょう!」

美琴「……そうね…!」

固法「ま、待ちなさいあなた達!今すぐに行くのは危険よ!」

美琴「でも…こうしている間にも黒子が危ないかもしれないんです!」

初春「それに…私だってジャッジメントの一員です!」

固法「ダメよ二人とも!待ちなさい!」

259 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 21:42:02.39 ID:GK71wMAO
−−−
同日、第10学区

蛇谷「もう一度聞くぜ……てめえら、この学区のスキルアウトを一掃する気だな?」

黒子「ですから!何度も申し上げているようにそのような話は知りませんの!」

黒子「この学区の治安が悪いことは承知しています、ですがそんな話はまったく……」

蛇谷「ふざけるな!とぼけるんじゃねえ!」

美琴「ふざけるな?…それはこっちのセリフよ!」

初春「白井さん!大丈夫ですか?」

260 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 21:51:30.58 ID:GK71wMAO
蛇谷「何だてめえら……?」

美琴「私の友達に…よくも手ェ出してくれたわね……!」

黒子「いけませんお姉さま!何か妙な道具……」

スキルアウトA「黙ってろ!」

美琴「黒子!あ、あんたらァァ!」バチバチ

蛇谷「」

キィィン

美琴「な…何よ…この音…!」

初春「こ…これは…?」

蛇谷「これはキャパシティ・ダウンって言ってな……演算能力を大きく下げるんだよ」

美琴(そうか…黒子もこれで……!)

261 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:02:53.74 ID:GK71wMAO
美琴「こんな音に頼らなきゃ喧嘩も出来ないなんて…とんだ腰抜けね……!」バチッ

スキルアウトA「こ、こいつ…まだ能力が!?」

美琴(全然力が出ない……けど、黒子を助けて逃げるくらいは…!)

スキルアウトB「動くんじゃねえ!」

初春「うっ……」

美琴「初春さん!」

B「妙な動きしやがったら……コイツがどうなっても知らねえぞ!」

美琴「あんた達……どこまで卑怯なのよ!」

ガッ

美琴「ぐっ……」

A「手こずらせやがって…!」

262 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:09:33.92 ID:GK71wMAO
黒子「お姉さま!!」

蛇谷「…これではっきりしたな、お前らが俺たちを潰すつもりだってことがよ」

黒子「な…何を根拠にそんな……」

蛇谷「たかだかスキルアウトの討伐にレベル5が出てくるわけねえだろ!」

蛇谷「しかもこいつはジャッジメントでもねえ…明らかにおかしいだろ!」

黒子「そんな…誤解にも程がありますの!元々お姉さまは正義感が……」

蛇谷「黙れ!」ドゴッ

黒子「うぐ……!」

佐天「……!」

263 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:16:22.80 ID:GK71wMAO
佐天(ど、どうしよう…街で初春たちを見かけたからこっそりついて来たら……)

佐天(こんな…こんなことになっちゃうなんて……!)

佐天「みんなを助けなきゃ……でも」

佐天(私なんかが…力になれるわけ……レベル0の私が…)

佐天(今ならまだ見つかってないし逃げられる…まだ……)

佐天「ハハ……やっぱりダメだ、あたしったら」

264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:27:28.60 ID:GK71wMAO
−−−

蛇谷「さて…スキルアウトの一掃計画についてもう少し話を……」

佐天「み、御坂さん達を放してください!」

蛇谷「…何だお前?」

佐天(震えるぐらい怖いのに…こんな人たちに勝てる訳ないのに……)

佐天「銀さんのせいで…体が勝手に動いちゃったじゃんか…」

265 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:37:10.51 ID:GK71wMAO
−−−
同時刻、ジャッジメント第177支部

ガチャ

銀時「よう、御坂の奴いるか?」

固法「あ、あなた…」

銀時「やっちゃったなーオイ…給料を脅しに使われるとは思わなかったもんなー」

銀時「しかも生徒から俺の授業が良いか悪いか意見を集めるとか言い出すんだもんなー」

銀時「しゃーねーからアイツに頼んでクラスの奴らに根回しさせ……」

固法「それどころじゃないの!」

銀時「……?」

266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:48:09.96 ID:GK71wMAO
−−−

銀時「……で、助けに行ったきり連絡が取れねーってわけか?」

固法「私の責任だわ……私が止めなきゃいけなかったのに…」

固法「こんな事態なのにアンチスキルも動かない…何がどうなっているのか私には……」

銀時「………」

銀時「……ワリーな、何か急に散歩したくなった」

固法「え……?」

267 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/01(火) 22:49:13.42 ID:GK71wMAO
銀時「ちょっくら出てくるわ……第10学区だったか?」

固法「あ…あなた一人で行くつもりですか!?ダメです!」

銀時「……一応あいつらは俺の生徒でな、俺が動かないわけにゃいかねーだろ」

固法「わ…私も一緒に……!」

銀時「ばっか、オメーにゃ大切な仕事があんだろうが」

固法「こんな時に仕事なんて……」

銀時「…帰ってきた時の茶と菓子の用意しとけ、菓子は出来るだけ甘いモンでな」

固法「……!」





posted by JOY at 16:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 禁書クロスSS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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銀時「とある科学の……ネオアームス(ry」新八「違います」 2http://kinnsyo.seesaa.net/article/159243126.html
Posted by at 2013年05月25日 20:24
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