2010年08月25日

佐天「聞かせてくれよ……お前の絶命の叫びでな!」1

1 :◆oDLutFYnAI2010/04/21(水) 23:35:32.89 ID:l.DWc3ko
佐天「とかどうかな、決め台詞」

初春「ないと思います」

白井「ないですわね」

御坂「(えっ、かっこいいと思うんだけど)」

佐天「えー……」


佐天さんが第四波動つかって学園都市をえっちらおっちらする話2スレ目やんす。
正確には4スレ目だがな!
31 :◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/23(金) 19:14:18.62 ID:EGHAar6o
佐天「佐天さんの一時間クッキングー」

ミサカ「いえーい、とミサカは合いの手を入れます」

イン「そんなにかかるとか待てないんだよ!」

上条「して、今日のメニューは?」

佐天「チキンカレーとササミのサラダです。鶏肉大安売りでした」

上条「なん……だと……」

佐天「私が行ってるスーパーはいきなり安売りしだすんですよねー」

佐天「能力者になって奨学金も増えたし、たくさん買えました。余ったら冷凍しときますから好きに使ってくださいね」

上条「インデックス!神様だ!俺はここに神を見たぞ!」

イン「ははー」ドゲザー

33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 19:34:41.65 ID:EGHAar6o
佐天さん料理中


上条「あれ?そういや御坂妹は学園都市には4人しか残ってないって言ってた気がするけどな」

ミサカ「あなたの言う御坂妹とは10032のことでしょうか、とミサカはだいたいわかってますが一応確認をとります」

上条「ああ、そうそう。他は外の研究機関で面倒見られてる、って聞いたけど」

ミサカ「ザッツライッ。その通りです、とミサカは遠まわしによくぞ御存じでと言います」

ミサカ「そしてミサカはここに残っている理由ですが、それに関しては黙秘します、とミサカは口を噤みます」

上条「ふぅん?ま、言いたくなけりゃいいんだが……」



イン「すふぃんくすー、おいでー」

スフィンクス『うおおおなんかすっげぇ食欲をそそる香りがするんだけど!!』

35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 19:43:06.12 ID:EGHAar6o
〜一時間後

佐天「できましたよー。盛り付けは各自でね!サラダは大皿にいれておきました」

上条「おいこらインデックス!ルーいれすぎだっつぅの!溢れる溢れる!」

イン「そんなこというけどとうまだってご飯盛りすぎかも!」

上条「だまらっしゃい!いつもはこんなに食えないからな……今日はちぎれるまで食ってやる……!」

ミサカ「しかし随分と炊いたのですね、とミサカは10合とおおよそ4人では多すぎるご飯の量に驚きつつ質問します」

佐天「インデックスちゃんがよく食べるからね。それに、うちのおじいちゃん、お米作ってるから家から送ってきてくれるんだ。だからタダ」

上条「なんという羨ましい家庭事情」

36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 19:47:24.73 ID:EGHAar6o
上条「カレーって誰が作っても美味しくできるけど、作る人によって味違ってくるよなー。なんでだろ」ウマウマ

佐天「んー、玉ねぎの炒め方とかですかね?私は隠し味にブイヨンとか入れてますけど。ご飯にもちょいと細工したり」

ミサカ「……ふむ、確かによく見るとお米に色がついてますね。ほのかにスパイスも効いているようです……なるほど、
    カレーに合うように炊きあげられた、ということですね。とミサカはご飯だけを噛みしめて分析します」

イン「美味しいけどちょっと辛いかも……」

佐天「あーそだね、ちょっと辛めかもしんない」



スフィンクス『何このサラダうめぇ』

37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 19:56:17.64 ID:EGHAar6o
上条「このサラダもうまいよなー。ドレッシングって手作りか?」

佐天「違いますよん。市販のドレッシングにこれまたちょっと細工してみました」

ミサカ「適度な酸味と甘みの効いたドレッシングがさっぱりとしていて重たいカレーによく合いますね、とミサカは称賛します」

イン「とうまもこれくらい美味しく作ってくれたら毎日野菜でもいいのにね」

上条「キサマァァアァァァ居候のクセに何ほざきますかァァ!」



スフィンクス『あれ?気付かなかったけどこれ玉ねぎじゃね?ああ、玉ねぎは俺はよかったのか』

38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:01:03.97 ID:EGHAar6o
ミサカ「」モグモグ

佐天「どっかなミサカちゃん、おいしい?」

ミサカ「GJ!とミサカは惜しみない称賛を送ります。つまり美味しいということです」

佐天「そっかー、よかったよかった」

ミサカ「!……」ペロッ

佐天「!」ビクゥ

佐天「なななななな何かなミサカちゃんいきなりほっぺた舐めたりして!!」

ミサカ「いえ、跳ねたドレッシングがついてましたので、とミサカは何故そんなに慌てるのか解らないまま理由を述べます」

佐天「あ、そ、そうなんだ。えっと、そういう時は言ってくれたら……」

ミサカ「……迷惑、だったでしょうか……」しゅん

佐天「そっ、そんなことないよ!うん、ありがとね!」



インデックス「とーまー。辛いのに甘いかも」
上条「こんなんで興奮してる俺が悔しい……」



その頃の白井さん

白井「百合以外は帰ってくださいですの!」

御坂「いきなり何いってんの!?」

40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:05:43.91 ID:EGHAar6o
イン「ごちそうさまなんだよ!」

上条「ごちそうさまでしたっ」

ミサカ「ごちそうさま、とミサカは犠牲になった生命体と調理した涙子ちゃんに感謝の辞を述べます」

佐天「お粗末さまでしたー」

上条「いやあ久々に腹いっぱい食ったなー」

ミサカ「他人と一緒に食べる食事と言うのは一人で食べるよりもたくさん食べられるのですね、とミサカは満腹感と同時に幸福感に浸ります」

イン「腹八分目かも」

上条「お前……ご飯もルーも最後の最後まで食いつくして何言ってんだ……」

佐天「そんなインデックスちゃんにビシソワーズ」

イン「Oh!」



スフィンクス『にゃーにゃー腹いっぱいだにゃー、っと』

42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:10:59.43 ID:EGHAar6o
佐天「と言っても、お口直しだからそんなに作ってないけどね」

上条「すげぇな、何時の間に作ったんだ?」

佐天「野菜を煮てる間ですよ。で、熱吸収で冷やして冷蔵庫に入れておきました」

上条「なにそれすごい」

イン「おいしいかも!おかわり!」

ミサカ「落ち着きなさいシスター、まだミサカ達三人が食べていないでしょう、とミサカは暴食シスターにめっします」

佐天「皆の分よそって余ったやつあげるから待っててね」



スフィンクス『んん?俺って生クリームとかよかったっけ?まぁちょっとならいいや』ペロペロ

43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:18:05.22 ID:EGHAar6o
〜食事終了

上条「よっしゃ、そんじゃ洗いものしますかね、っと。ほら、たまにはインデックスも手伝いなさい」

イン「えぇー」

上条「インデックス。働かざるもの食うべからず、って言葉知ってるか?」

イン「それくらい知ってるけど私は日本人じゃないから関係ないかも」

ミサカ「おやおや、郷にいれば郷に従え、と言うのにやれやれ全くもって駄目シスターですね、とミサカはアメリカンなオーバーリアクションで首をふります」

佐天「駄目だよインデックスちゃん、上条さんにばっか仕事おしつけてちゃ」

イン「う……3対1なんて卑怯かも」

上条「ははっ、ほれ、たまには手伝ってくれよ」

イン「むぅー……しょーがないなー」


ソレジャオレガアラウカラオマエハフイテクレ
ワカッタンダヨ

45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:23:56.55 ID:EGHAar6o
オッ、ワッタリスルトオモッテタケドイガイトシッカリスルンダナ
ナメナイデホシイカモ。マジュツハテサキガイノチダカラインデックスモコレクライデキルヨ!


佐天「ふぁ……食べたら眠くなっちゃったなー」

ミサカ「横になると牛になりますよ、とミサカは迷信を呟きます」

佐天「そりゃ困るねー……ねぇ、ミサカちゃん」

ミサカ「なんでしょう?とミサカは少し首をかしげて問います」

佐天「楽しかった?」

ミサカ「……はい、とミサカは力強く返事をします」

佐天「そっか」

ミサカ「はい」

佐天「――――」

ミサカ「―――――」






その頃の白井さん

白井「はぁうっ!今どこかで確かに百合な空気が流れましたの!」

寮監「廊下で叫び出すな!」

47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:31:51.90 ID:EGHAar6o
ソウイヤハタラカザルモノクウベカラズッテセイショノコトバラシイゾ
シッテタヨ?


ミサカ「―――あの少年は」

佐天「上条さんのこと?」

ミサカ「はい―――彼は、ミサカと友達になってくれるでしょうか?とミサカは不安を抱いて呟きます」

佐天「!うん!上条さんなら絶対!」

ミサカ「涙子から見て、彼はどういった人間ですか?とミサカはたずねます」

佐天「んー、裏表ない人かな。悪く言うと単純。けど、だからこそ、いつもまっすぐ話してくれるよ」

ミサカ「……ベタ惚れ、というやつですね、とミサカはくすくす笑います」

佐天「あはは、そんなんじゃないよ」




その頃の白井さん

白井「はて?先ほどから感知していた百合レーダーがぷっつりと切れましたの」

御坂「黒子ーお風呂でたわよー」

48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:35:38.21 ID:EGHAar6o
上条「おわったおわったー、っと」

ミサカ「かっ、上条さん!とミサカは思い切って名前を呼びます」

上条「なんだ?あとそれ名字な」

ミサカ「ミサカとお友達になっていただけないでしょうか、とミサカは誠心誠意お願いします」

上条「はぁ?お友達って……同じ釜の飯食ったんだから、今更そんな許可出さなくてもいいだろ。俺たちゃもう友達だろ?」

イン「とうま、その言い回しはちょっと古いかも」

上条「なんだとっ!?一度は使ってみたい台詞ベスト10の中のひとつ『同じ釜の飯食った仲』なのに!!」

佐天「ね?上条さんはこういう人なんだよ」

ミサカ「……ええ、そうでした、忘れてました、とミサカは嬉しさのあまり口元がゆるんでしまうのを必死で押さえます」


50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:41:29.62 ID:2.ndiaUP
黒子wwwwwwww

51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 20:49:39.22 ID:EGHAar6o
―――21:34

ミサカ「しまった、もうこんな時間でしたか、とミサカはうっかりのんびりしてしましました」

上条「ん?なんか用事あったのか?」

ミサカ「今ミサカを養ってくれている研究者の定めた門限が22:00なのです、とミサカは説明します」

佐天「そういえばこの前研究室にいる、って言ってたっけ。今から帰って間に合う?」

ミサカ「ぎりぎり、ですね。とミサカは自分のスペックと交通機関の状態を考慮して答えます」

上条「そうか。そんじゃ、今日はこの辺りで解散か。送っていかなくていいのか?」

ミサカ「ミサカはこれでも軍用クローンですから、単純な戦闘能力では一般人よりも遥かに上ですよ、とミサカは自分のすぺっくをちょっと紹介します」

上条「あー、そういやそうだったな。んじゃ佐天さん、送ってくよ」

佐天「え?いや、私も別にいいですよ?トレーニングがてら走ってきますし。能力もありますしねー」

イン「とうま、いいとこなしだね」

上条「うるさいですよ」


55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 21:21:28.11 ID:EGHAar6o
淫乱「それじゃまたね!るいこ、クールビューティ」

上条「今日もありがとな。代わりと言っちゃなんだが、なんかあったら声かけてくれ。いくらでも手伝うからさ」

佐天「いえいえこちらこそ。皆で食べるごはんは美味しいですから」

ミサカ「同上です、とミサカはおやすみなさいとお辞儀をします」

上条「おう、おやすみ。気ぃつけてな」




佐天「それじゃあね、ミサカちゃん」

ミサカ「ええ。それではまた、とミサカは抱きつきます」ぎゅっ

佐天「んっ……なんで抱きつくの?」

ミサカ「お別れの挨拶がわりです、とミサカはアメリカンスタイルを見せつけます」

佐天「なっ、なるほど……アメリカンなら仕方ないね。お返しっ」ぎゅう

ミサカ「……また、寂しくなったら会ってくれますか、とミサカはたずねます」

佐天「うん……私も、一人が寂しかったら連絡してもいい?」

ミサカ「もちろんですよ……それでは。おやすみなさい」

58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 21:25:23.60 ID:EGHAar6o
―――佐天宅

佐天「よっし、能力不使用でも結構いいタイム出せるようになってきたかも。超回復、ってやつなのかなー」

佐天「演算式も出来たし……次は大きさだっけ。んー、また一方通行さんとこ行かないとなー」

佐天「そういえば退院いつなんだろ。脳天ぶち抜かれたーって言ってたからやっぱりもう少しかかるのかな」

佐天「ま、明日訪ねてみよっかな」

佐天「さてさて、今日はもう寝よう」




次の日

医者「彼ならもう退院したよ」

佐天「えっ」



幕間 上条さん家でご飯カレー編 終

61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/23(金) 21:34:09.70 ID:EGHAar6o
しまった、これ忘れてた。ちなみに次はようやく大覇星祭な!やっとルート刻める……



その頃の白井さん

白井「はぁぁぁぁぁんっ!!今!どこかで!確かに百合の花が咲きましたわぁぁぁんっ!!」ビクビクッ

御坂「ちょっ、うるさいわよ黒子!今何時だと思って……!」

がちゃっ

寮監「白井、御坂、今から寮監室へ来い」

御坂白井「oh...」

80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 21:20:24.74 ID:/p7i5dQo
―――――9月18日。病院へ行ったら一方通行さんは昨夜に退院したと言われた。
       色々連絡も取りたかったから連絡先を教えてもらえないか聞くと、事情があるから無理だと断られた。
       確かに、あの一方さんが能力をろくに使えなくなったと聞いたら、いつ殺されるかわかったもんじゃない。
       納得して、まあまたいつか会えるかな、とか思ってその日は帰った。そして。


―――――9月19日

佐天「こっ、これが大覇星祭……!!!」

初春「佐天さんは今年から学園都市に来たんでしたっけ。じゃあ初めてなんですねぇ」

佐天「うん。テレビで見たりしたけど、実際にその場に立つとなんていうかもうね!!」

初春「テンション高いですねぇ」

佐天「そりゃそうだよ!こんな大規模のお祭りとか!屋台とか!くぅー、お父さんもお母さんも弟も今日は来られないって言ってたなーはっはっはー!」

佐天「ほらほら初春見てみなよリンゴ飴だってさ!科学の街なのにリンゴ飴って!ははっ、わろすわろす!!」

初春「楽しいのはわかりましたから開会式行きましょうねー」

83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 21:27:16.11 ID:/p7i5dQo
佐天「やまてー襟ひっぱらないで首しまるのびるぅー……っと、ストップ初春」

初春「なんですかもう……っと、御坂さんだ」

佐天「と、上条さん。おーおー朝から夫婦喧嘩とは……よっしからかいにいこっと!」

初春「うええええ開会式間に合わなくなりますよー?」



上条「はっはっはー!貴様ら紅組を皆殺しにしてやんぜ!」

御坂「はっ、この超能力者に向かっていい口聞くじゃない!いいわよ、なら負けた方が罰ゲームね!」

上条「良い度胸じゃねえか……jcだから手加減してもらえるだろうという幻想をぶち[ピーーー]!」

佐天「楽しそうな話してますね!」

上条「まぁな!」

御坂「あら、佐天さんと初春さん」

佐天「どもどもー」

初春「こんにちはー」

84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 21:34:51.00 ID:/p7i5dQo
御坂「ところで佐天さんはどっち?」

佐天「じゃじゃん!白組です!悪いですね御坂さん、手加減はしませんよ!」

上条「よく言った!全力で紅組を負かしてやろうぜ!」

佐天「もちろんですとも!負けたら罰ゲームでしたっけ?受けて立ちましょう!」

御坂「ハッ!ハハハハハ!上等じゃない佐天さん!手加減せずにその白ハチマキを真紅の涙で真っ赤にそめてやるわ!」

上条「ふっ、その点お前はいいよな。その涙を流しても赤のハチマキじゃバレねぇからなぁ!!」

佐天「この大覇星祭はいわばイントロ……最高のサビを聞かせてくれよ!お前の絶命の叫びでな!!!!」

上条「よっしゃああああそんじゃ行くぜ佐天さん!開会式会場によぉ!!」

佐天「テンション上がってきたぜええええ!!!」

御坂「(あっ、いいなぁ、一緒に肩並べて走ってる……)」



初春「なにこの三人」

89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 21:51:05.28 ID:/p7i5dQo
―――10時31分

佐天「オワタ」

初春「何がですか」

佐天「挨拶がだよ……あー疲れたー。もー先生の話長すぎー体力無くなるっての」

初春「でも全然汗かいてないですよね……」

佐天「んー?まーアスリートとかって汗かかなくなるじゃん?最近私走りっぱなしだったからそれのおかげかもねー」

佐天「(本当は熱吸収し続けてたんだけどねー。けどこのブレスレッド、外せとか注意されないかな……能力のため、とかいってやりすごせるかな?
    でも能力とか確認されたらやっかいかも……演算補助装置とか嘘ついたら……うーん?)」

初春「さってと、私たちの最初の競技は……障害物リレー、だそうですね。あ、これ佐天さんもチームに入ってますよ」

佐天「あれ?そういえば私大覇星祭の準備とかあんまり記憶にない……」

初春「だって入院してたじゃないですか」

佐天「なんだと……貴重な青春の1ページが……」

初春「まぁまぁ。ここでいいとこ見せればいいんですよ」

初春「あ、私そろそろ行かないと」

佐天「え?」

初春「風紀委員のお仕事です。あと白井さんとこもいかなきゃー」

90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 21:57:42.89 ID:/p7i5dQo
―――某中学、競技場

佐天「うはー……結構距離ありそう」

佐天「というか障害物っていうかアレってアレだよね?よくテレビで『おおっとー!ここで力尽きたかー!』とか、
    『さすがの漁師も乳酸地獄には勝てなかったのかー!!』とか言われてるアレだよね?」

級友「おーい佐天さーん、こっちだよ」

佐天「う、うん」

級友「えっと、これまだ走るとこ決まってないけどどこ走る?」

佐天「うーん……(メンバーを見ると低能力者と異能力者が2人と3人かー。あ、私は無能力者のところ……そりゃそっか、間に合わないもんね)」

佐天「(見た感じ肉体強化とかはないけど……きっと障害物ってこんなのだとは思ってなかったんだろうなぁ……)」

級友「どうかした?」

佐天「いや、なんでも……そだね、じゃあこの区間で」

級友「え……ここって一番大変で長い所だけど、大丈夫?」

佐天「大丈夫大丈夫、夏休み中に能力者になってねー。それ見せるからまかせといてね」

93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:13:02.02 ID:/p7i5dQo
途中で書きこんじゃった。

解説≪さぁ今年も始まりました、『出張SASUKE!学園都市前大覇星祭編!!』実況は私伊藤(仮名)がお送りします!!≫

伊藤≪大覇星祭は学園都市特有の「能力」の使用が認められた競技形式となっております!よって、普段とは一味違った内容が期待されることでしょう!!≫

伊藤≪さぁまずはご覧くださいこの長い長いコースを!!全長300m!校庭から学校の屋上まで使用したコースが二つ並んでおります。
    そして各所各所には中継地点―――リレーポイントがありますね!ここでタスキを渡してゴールを目指してください!≫

伊藤≪そしてその中継地点ですが特異な点があります。それはこの区間!他の部分は1,2の障害物のみで終わっておりますがこの部分は
    100m、そして校庭から屋上へと続くため上下運動により足が以下略!!!つまり!この部分に自軍の最大戦力をもってくることが勝利のカギとなるわけですね!≫


級友「とか言われてるけど……ほんとに大丈夫なの?」

佐天「(あれくらいなら……)うん、大丈夫。任せて任せてー」

級友2「おっ、頼もしいじゃねーかよー!せいぜいよろしく頼むぜー。うちのメンバーじゃあそこをどうにか出来る奴なんていないからさー」

佐天「んー、あそこは距離が長い分障害物自体は複雑じゃないっぽいし、ならばばっと走っていけるかもね」

級友「けど、これ向こう側のコースからの妨害もくるからね?危ないと思ったらサイドボタン押していいからね?」

佐天「サイドボタン?」

級友2「どうしてもクリアできないと思ったら押すボタンだよ。これ押すと相手より15秒ロスするかわりに次の区間につなげるって奴」

佐天「15秒……結構きついねー」

級友2「おう。だからなるべく押すなよー」

佐天「おっけーおっけー。さ、始まるよ」

95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:20:53.83 ID:/p7i5dQo
伊藤≪さー始まります!位置について……スタートォ!!!≫

伊藤≪さぁーまずは両者一斉に飛び出しました!最初の難関は7段跳びですが……おっと、紅組が攻撃を仕掛けました!念力で砂を巻き上げています!
    しかし白組も負けていないぞ!風を操っているのか砂埃が彼女を避けています!そのまま白組がゴール、次の地点へ向かいます!!≫

佐天「おおっ、すごい。本当に能力使いながら走ってる!これが大覇星祭か……」

伊藤≪次の地点は丸太渡り……おおっと、次は白組が攻撃に出たー!砂埃が紅組の選手を襲うが……駄目だー!紅組これを防ぐ手段を持たないー!
    吹き荒れる砂埃を制御する念力はなかったのかー!紅組の足が止まるが……ここで白組がバランスを崩して丸太から落下したー!
    落下したため最終タイムに3秒+されることになります!!そして地点の最初からやり直しだー!これは痛ァーい!!」


97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:30:59.02 ID:/p7i5dQo
ワーワーイケーコロセコロセー


佐天「うはぁ……すっごいなぁ、電撃とか飛び交ってる……電撃って、これ地味にきついよね。怖っ」

佐天「っと、そろそろ私の番だけど……」


級友「はっ……はっ……」

伊藤≪おっと?白組4区間目走者、そり立つ壁で足止めを食らっているー!そのうちに後ろから紅組が追い上げ……紅組ここをなんなくクリアー!
    どうやら風使いの異能力者のようですね!風で自分の身体に速度をつけ浮き上がらせたようです!これぞ大覇星祭の見処だー!!」

級友「うっそ……!くぅ……!」

伊藤≪ここで白組サイドボタンを押したー!これはある意味良い選択でしょう、先ほどからの連続挑戦でここを登りきるのはおそらく不可能ー!」

級友「ごめん佐天さんっ!!」

佐天「大丈夫!まかせといて!」

伊藤≪さぁ現在紅組9秒ロス、白組21秒ロスとなっています!その差12秒……これは白組厳しいか!
    しかしやりようによっては第五区間にて巻き返しを図れるかもしれませんが……!
    紅組は肉体強化の異能力者……さすがにぶつけてくる!対して白組は……おっとー?無能力者ときているぞー! 
    これは白組絶望的だー!もう勝負はついているぞー!≫


級友2「あんにゃろー!好き勝手言いやがってー!」←第六区間走者

佐天「やれやれ、これまた随分な言われようだね……っと!!」

102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:45:45.37 ID:/p7i5dQo
佐天「ハ!ハハ!!ハハハハハハ!!!!!!」

伊藤≪なっ……これは一体どうしたことかー!白組走者、無能力者と聞いていましたが……ターザンロープをロープを使わず跳びきったー!!
    紅組走者これを見て愕然としているー!かく言う私も驚きです!!無能力者にこれだけの能力が備わっているのか!?
    おそるべし学園都市だーーーー!!!!≫

佐天「はははははは!!!ほんっと運がいいよねぇ!!!向こうが肉体強化ってことは妨害受けないんでしょ!?なら楽勝じゃーん!!!」だだだだだんっ

伊藤≪すごい!凄い速さだー!!本来なら壁を両手両足で支えながら進んでいく所を蹴って前へ進んでいるぞー!!
    なんなんだこの無能力者!なんなんだこの女子中学生!!これが科学の行きついた末なのかーーー!!!≫

佐天「よゆーよゆー!!次は……っと、何これ……ああ、なるほどね、っと!!」

伊藤≪次はアルティメットクリフハンガーだが……さすがにここでは速度は落ちる!しかし紅組との差は大きいぞー!≫

佐天「ん……っと、さて次はー!?」

伊藤≪白組走者速い!重量の壁を10、20、30と持ち上げていくぞー!!ここもあっさりクリアーだー!!≫

伊藤≪しかし第5区最終関門、屋上+αからたらされたロープを登っていくこの競技!その長さ30m!!これはさすがに手間取るか……
    ……う、うわぁぁーーーー!跳躍して半分の部分までショートカットしたー!!これが無能力者の底力なのかー!!!≫

佐天「よっし、このまま余裕のクリアー……っと!!ヘイタッチ!!」

伊藤≪第五走者クリアー!!!すごい!すごいぞ無能力者!!いったいどれだけの努力をかさねてその肉体を手に入れたのかー!!≫

級友2「すげぇな佐天さん!?」

佐天「いいからはやく!!」

103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:52:08.72 ID:/p7i5dQo
佐天「いちち……短時間とは言え結構頑張って使っちゃったからちょっと筋肉と関節にきちゃったかも」

佐天「でもま、これくらいしとけば大丈夫だよね」

伊藤≪第六区間、名称「人間競馬」……一本の鉄骨の上を渡っていく競技だが……相手がいないと盛り上がらないー!そして本来ならその高さに恐怖して足が震えるはずだが
     白組走者はまったく怖がらず進んでいくぞー!≫

級友2「いやまあ、昔っから高いところで遊んでたからね。建設屋の娘なめんなよー」

伊藤≪そして最後にロープをつたって下に降り立ち……白組クリアー!!!勝者は白組だー!!!≫




佐天「ヒーハー!!やるじゃん!」

級友2「ま、私はこれくらいしか出来ないからねー。それよりもすげーな本当!」

級友「肉体強化のレベル3に勝っちゃうなんて……何なの?佐天さん最強なの?」

佐天「ん、まーこれに関してはいろいろあってねー」

108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 22:57:21.99 ID:/p7i5dQo
級友2「いろいろて」

佐天「ほら、第七位の超能力者いるじゃん?あの人いわく「根性」だって」

級友「いやその理屈はおかしい」

佐天「なんとかなるもんよー」

級友2「……ま!勝ったし細かいことはいいや!」

佐天「ですよねー。えっと、次の競技は……」

級友「次はあっちで玉入れね。これは全員参加だから……それまでは自由行動かな」

佐天「わかった、ありがとね」

114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:12:51.41 ID:/p7i5dQo
佐天「そんなわけで自由行動だけど……」

佐天「ほんとすっごい人……こっから知り合い探すのは不可能かも」


伊藤≪さぁ次の学校も準備が整ったようです!それでは―――……≫
ワーワーヤセーヤセーコロセー



佐天「でもいいなぁこのお祭り雰囲気」

黄泉川「そっちはだめじゃーん。これから団体様がお通りじゃーん」

佐天「……黄泉川先生、何やってんですか」

黄泉川「おおーいつぞやの中学生。見ての通り、警備員の仕事じゃん?」

佐天「警備員だったんすか……」

黄泉川「知らなかったじゃん?っと、ここは通行止めじゃーん」

上条「マジすか……」

115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:15:41.66 ID:/p7i5dQo
上条「なんとかなんないすか」

黄泉川「んー一人許すと次を許さなきゃならないからなー無理じゃーん」

佐天「ドンマイ上条さん!」

上条「うぉう佐天さイン「どういうことなのとうま!目の前に屋台あるのに食べられないの!?」

上条「ま、まぁ迂回すりゃいいだろ……」

黄泉川「迂回先はここから三キロメートル先じゃーん」

イン「」

上条「うおおおおインデックスしっかりしろー!!!」

116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:23:36.56 ID:/p7i5dQo
黄泉川「……ドンマイ?」

佐天「ですよねー……」



御坂「あぁー!見つけた見つけたこんちくしょう!!!」


上条「h御坂「うははははやったわよこれで私は優勝確定ははははははー!」

上条「ちょ、おm御坂「全くついてるわよね私ったら!さぁちゃっちゃか走りなさい私の勝利条件!!」

ヤメローナニスンダヨー
ハハハハザマーミロー


佐天「……どんまい?」

黄泉川「じゃんよ……」


イン「」

118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:26:14.23 ID:/p7i5dQo
黄泉川「っと、これどうするじゃんよ?」

佐天「んー……私も競技あるからなぁー……」

黄泉川「なんか他に誰か知り合いいないじゃん?」

佐天「どういう知り合いか知りませんけど、小萌先生と知り合いみたいですよ?」

黄泉川「ほー。ならそっちに連絡して預かってもらうじゃんよ、っと」

佐天「おー、お姫様だっこなんて初めてみました」

黄泉川「そうじゃん?ま、お前は競技頑張ってくるじゃん。この子は私に任せるじゃんよ」

佐天「はーい、お願いします」

119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:29:19.73 ID:/p7i5dQo
佐天「っと、そうだ、上条さんに連絡しとこっと……って携帯電話もってきたなかったっけ」

佐天「黄泉川先生、ちょっとパンフ見せてもらっていいですか?」

黄泉川「うん?そこに入ってるじゃん」

佐天「どもども……ああ、御坂さんの競技は借り物競走か。で、ゴール地点はここ、と。どもどもー」

黄泉川「ん、それじゃあの少年に連絡よろしくじゃん」




佐天「けどこんな人ごみよく走れたなぁ」

≪先ほどの借り物競走では―――≫

佐天「おっ……おおー、御坂さん優勝したんだ。こりゃ私も頑張らないとまずいねー」

121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:38:33.22 ID:/p7i5dQo
佐天「おおーい上条さーん、っと」

上条「うぉう、佐天さん……いやまず何より、競技はどうだった?」

佐天「へっへー、ばっちりですよ!勝ってきましたとも!」

上条「よっしゃ!俺も勝ってきたぜーこの調子でガンガン行くぜー!」

佐天「イエスイエス!!あ、インデックスちゃんは小萌先生に預かってもらいました」

上条「じゃあ安心だな。何か屋台で買ってってやるか……っと」

佐天「と?どうかしました?」

上条「いや……」

佐天「……?……ステイルさんと、土御門さん?」

上条「あの二人がそろってるってのは……」

122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/24(土) 23:44:01.66 ID:/p7i5dQo
ステイル「つまりこの街に忍び込んだ魔術師をどうにかしないといけないわけだ。僕たちだけで。全く、やれやれだね」

上条涙子「―――――!!」

土御門「ああ、しかしそれもしょうがない事―――……上条」

ステイル「と……君達か」



その頃の白井さん

白井「あああああぁぁぁぁぁァァァァァァァァあああの類人猿んんんんんんんんッッッ!!!!」

初春「わー!駄目ですそんなに動いちゃっていうか死にますよ本当にー!!死んだら私の監督不届きになるんですからやめてくださあいたっ!!」

128 :◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:18:33.00 ID:UJIJ74wo
―――――9月25日 最終競技

佐天「くあー!ついに大覇星祭も最後の競技かぁー」

初春「おおっ、今のとこ白組優勢ですよ!」

佐天「そりゃーまー頑張ったからねー。いろいろあったけど」

初春「いろいろ?」

佐天「いろいろ。おかげで身体壊れそうだよ……負けらんないから出るけどね!」

初春「そうですねぇ。最終競技『狩り者狂想』……これはポイント大きいですよー」

佐天「1位から10位までポイント貰えるんだよね?しかしまー出る人が抽選とはね。選ばれたからにはやりますけどっ」

129 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:21:46.20 ID:UJIJ74wo
≪最終競技を始めます。参加する選手の方は所定の位置について――――≫

佐天「っと、そんじゃ行ってくるねー」

初春「はーい、頑張ってくださいねー」


初春「それにしても……佐天さんの想い人って、誰だろ……」




佐天「何何?街に放たれた標的を見つけて一緒にゴールすればいいのか……ああ、あの時の読心判定はこの時のためだったんだねー」

佐天「で、私の相手は……え」


佐天「……左天さん?」

133 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:27:13.16 ID:UJIJ74wo
佐天「そっ、そりゃ今一番強く想ってるのは左天さんかもしれないけど……」

佐天「でもこんなの無理じゃん!というかなんで左天さんのことばれてるの!?」




土御門「どういうつもりだアレイスター」

アレイスター「何、今回は少し問題が起きたからな―――生徒達への、ちょっとしたサプライズイベントだが?」

土御門「そっちじゃない。なんで佐天涙子を揺さぶるような真似をする」

アレイスター「あの能力、実に面白いとは思わないか?」

土御門「何……?」

アレイスター「科学的な部分もあるが―――どうやら魔術的要素も取り入れているようだ。全く、暇つぶしと大覇星祭を覗いていると思わぬ収穫があったな」

アレイスター「そこから過去の映像を調べたところ、どうやらあの能力は左天とかいう男のモノみたいじゃないか」

土御門「……貴様。あの子に手を出すつもりか。こちら側ではないあの子に」

アレイスター「さて、ね」

134 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:30:27.51 ID:UJIJ74wo
土御門「……あの子は俺の友人であり、妹の友人でもある。もし手を出した時は――――」

アレイスター「感情的になるなよ」

土御門「……ちっ」




佐天「うぅーん……もしかして御使堕しの時の映像か何かかなぁ……」

佐天「それともただたんにあの読心能力者が出てきた名前を書いただけなのか……」

佐天「わかんないけど……こんなの無理じゃんー」


≪それでは始めます。最終競技『狩り者狂想』――――スタートッ!!!≫

135 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:34:37.87 ID:UJIJ74wo
御坂「なっ、ななななな……」

御坂「(どういうこと?なんでアイツの名前が出てくるのよ!べっ、別に私アイツのことなんて何も……あ、そっかそっか、そうよね!
    この大覇星祭は罰ゲームかけてたからたまたま強く意識してただけなのよ!うん、そうにきまってるわ!)」

御坂「よしっ、そういうことなら話は早いわね!さっさとアイツ見つけてまた一位でゴールよね!」

御坂「……けど、どこにいるんだろ?」

御坂「よっし、ハッキングハッキング」



初春「むっ、やはりきましたかー。ちょちょい、っと」


御坂「あうっ!?はっ、弾かれた!?」

御坂「何か特別なやついれたのかしら……ま、アイツがいそうな場所なんてだいたいわかってるし、さくっといっちゃおう」


138 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:39:23.42 ID:UJIJ74wo
打ち「狩り者狂想ってなんだかあなたにぴったりな競技ね、ってミサカはミサカは腕にぶらぶらしながら言ってみる」

一方「あンま人の傷抉ンな。あと降りろ。演算切ったら落ちちまうぞ」

打ち「はぁーい。むむっ、今下位個体から情報キャッチ!どうやらこの競技は本当に赤い人があるのかどうか確かめる競技
   みたいだよ、ってミサカはミサカはロマンチックな噂にときめいてみる!」

一方「ンなわけねェだろォ」

打ち「だけどそうだったらちょっと夢があっていいよね、ってミサカはミサカはあなたを見上げて見つめてぎゅってしてみる」ぎゅっ

一方「……ふン」

140 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:44:22.30 ID:UJIJ74wo
佐天「はぁー……本当にどうしよ……」

佐天「さっきから頭の中で「左天さーん」って呼びかけてるけど返事ないし……あたりまえだけどさ」

佐天「うぅー」


「あ……あの」


佐天「はいー?……oh」

重福「久しぶりです……佐天さん」

佐天「あー、うん、ひさしぶりだねぇ。それで、えっと、なにかなー」

重福「その、今私狩り者狂想を……」

佐天「ごめん用事思い出した本当にごめんねそれじゃ!!!」



佐天「危ない!何が危ないって女の子同士でゴールすることと、あと向こうが紅組だったこと!!」

141 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:48:50.09 ID:UJIJ74wo
ミサカ「むむぅ!!新情報キャッチ!!赤い人じゃなくて赤い糸だって!ってミサカはミサカは訂正してみる」

一方「あァ?」

ミサカ「しょうじきなんでもないんだよ、ってミサカはミサカはチョコバナナを頬張りながらとぼけるの」

一方「そうかい……うげ」

ミサカ「あなたにしては珍しい声をあげるね、ってミサカはミサカは……あぁーサテンだー!」


佐天「おぉっ!!一方さんに打ち止めちゃん!」

一方「なンですかァその『イッポウサン』ってのは」

佐天「だって『アクセラレータ』って言いにくいんですもん。それより……」

打ち「?」もぐもぐ

佐天「この変態!!チョコバナナなんて!!」

一方「ごふっ!?いきなり何しやがる!!」

145 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:54:38.39 ID:UJIJ74wo
佐天「どうせチョコバナナをアレに見立てて変な考え方してたんですよね!やーらしー!!」

一方「ハッハァ!丁度退屈してたらかミンチにしてヤンヨォ!!」カチカチッ

打ち「喧嘩は駄目だよ?ってミサカはミサカは演算機能をストップしてあげる」

一方「……ちっ。ンでェ?なァンでチョコバナナがやらしいンですかァ?」

佐天「なっ……知ってるくせに聞いてくるあたりがまたやらしい!」

一方「おォーいおいおい、勝手に想像して勝手に悪もンにしてンじゃねェよ。ンで?どこがやらしいンですかァ?」

佐天「うっ……」

一方「ったく、言えねぇンならンな妄想はじめっからすんじゃねェよ、ガキが」

佐天「ガキ……い、言えますぅー!それくらい言えます!!どうせ一方さんはそのチョコバナナを
   自分の勃起したおちんぽに見立てて興奮してたんでしょ!?」

一方「ブフゥッ」

打ち「oh...」

佐天「〜〜〜〜〜//////」カァァァァ

佐天「ばーかばーか!!」だっ

146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 01:55:33.53 ID:d5lJc.go
い、言った!

147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 01:55:49.31 ID:2mXQNDso
oh...

149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 01:56:07.96 ID:Q12bWcQo
やっべ…ちょっと興奮してきた

150 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 01:57:29.45 ID:UJIJ74wo
一方「……」

打ち「……服がコーヒーでべたべただね、ってミサカはミサカは客観的事実をのべてみる」

一方「……あァ。ベクトル操作で乾くだろ」カチカチ

打ち「……」

一方「……」

打ち「……今の話って、本当なの?ってミサカはミサカはチョコバナナを食べることにためらってみる」

一方「ンなわけねェだろ。いいから安心した食べろ」




佐天「はぁ……はぁ……」

佐天「もぉ……一方さんの馬鹿……」

152 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 02:01:03.79 ID:UJIJ74wo
佐天「ふぅ……」

佐天「あー……しまった、ベンチに座ったらなんだか一気に疲れてきちゃった……」

佐天「そりゃそうだよねー……毎日毎日競技して、最初の方は魔術師とも戦ったし」

佐天「ふあああ……眠……」ぽてっ

佐天「―――――。―――――。」スゥスゥ






佐天「……ん」

左天「おう、起きたか」

佐天「んー……あー」



佐天「……あぁ?」

154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:04:04.04 ID:x6dBIUSO
久しぶりにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

155 : ◆oDLutFYnAI[sage]:2010/04/25(日) 02:05:05.75 ID:UJIJ74wo
佐天「ああああああああ!?ななな、なんで居るんですかぁー!?」

左天「久々に会ったってのにそれかい」

佐天「だっ……だって!いや、というより、なんで実体化……!?」

左天「こまけぇこたぁ気にすんな。ただ、日も落ちそうってのにベンチで女の子が一人眠ってるってのはあぶねぇだろ」

佐天「う……あ、ありがとうございますよ、その点については」

佐天「って、競技は!?競技はどうなった!?」

左天「終わったってことは確かだがな」

佐天「じゃあ左天さん出てきても意味ないじゃないですか!」

左天「えぇー」

156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:09:54.39 ID:UJIJ74wo
佐天「というより本当に何でいるんですか?」

左天「わざわざ説明しなきゃならねぇかい?それとも俺が出てくるのがそんなに嫌だったか?」

佐天「うっ……そ、そりゃ、嫌じゃないですけど……」

佐天「けど、その、あの時あんな風に分かれたからなんていうか……恥ずかしいっていうか……」テレテレ


以下、あんな風

>左天「ほら……もう泣くな」なでなで

>佐天「う……うぅぅぅ……!」

>佐天「…・…わかり、ましたっ!」ぐしっ

>佐天「だから、また、すぐ出てきてくださいね!前みたいに眠りっぱなしとか止めてくださいね!―――お兄ちゃん」

以上、あんな風


左天「ああ、たしかこんな感じだったな」なでなで

佐天「あうっ!?い、いきなりは駄目です!!」ビクンッ

157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:13:36.17 ID:UJIJ74wo
佐天「もー、こんな人の多いとこでいきなり頭なんか撫で……て……」

佐天「あ……あれ?なんで、私……」ぽろぽろ

佐天「う、うぁ……なんで、泣いてるの、よぅ……ひぃ、う……」ぐすぐす

左天「……」がっ

佐天「あうっ」


ガサッ

佐天「え……あの、左天さん……?なんで林の中に……」

左天「……ここなら誰にも見られねえだろ」

159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:16:18.09 ID:UJIJ74wo
佐天「え……それって、どういう意味で……」

左天「どういう意味もなにも……泣きたきゃ泣けばいいだろ。ここなら見られねえよ」

佐天「……!」

佐天「ひっ……ふええええええええええええええええん!!」ぐすぐす

左天「……ふー……」



左天「……落ち着いたか」

佐天「……まだです」ぎゅっ

左天「そうかい」

佐天「……さてんさん」

左天「何だ」

佐天「あったかいですね」

左天「俺は死人なんだがな」

160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:20:03.60 ID:UJIJ74wo
佐天「こんなにあったかいんだから死人なんかじゃありませんよ」

左天「そんなもんかね」

佐天「……左天さんと一緒寝てからですね」

佐天「夜寝る時、すっごく寂しくなっちゃって……駄目ですね、本当」

佐天「人の温かさをしっちゃうと、凄く辛いです」

左天「……かもしんねぇな」

佐天「……だから、もう少しこうやってていいですか?」ぎゅっ

左天「落ち着くまでは構わんさ」

佐天「……ふふっ、ありがとうございます」







ミサカ「なん……だと……と、ミサカ10032は衝撃的な映像を入手してしまいました」

161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:22:57.50 ID:2mXQNDso
ここでミサカ登場かww

162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:23:01.70 ID:PBqJkgEo
ナニコレすごくエロい

163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/25(日) 02:25:25.88 ID:UJIJ74wo
ミサカ「ど、どうしましょう……ここはやはり速やかに退散するべきなのでしょうか、とミサカはどう行動するか悩んでいます」

ミサカ「……いえ、悩む必要などありませんでした。友達のプライベートは守るべきです、とミサカは踵を返します」

ミサカ「……アディオス、とミサカはかっこよくさよならを告げて走り去ります」




左天「……時間だ」

佐天「へ?」

左天「そろそろ戻らなきゃいけねぇみてぇだな……」

佐天「戻るって……それは」

左天「……まぁ、そういうことだ。じゃあな」

佐天「う……あの」

佐天「たまには……ちゃんと起きてきてくださいね!」

左天「……」

左天「……そうだな。努力するさ」



こうして左天さんはまた消えていった。おそらく私の中に戻ったのだろう。
しかしこの時、私こと佐天涙子は気づいていなかった。
この現象が、後々私を救うことになると――――

番外 狩り者狂想 終

佐天「聞かせてくれよ……お前の絶命の叫びでな!」 2



posted by JOY at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 禁書クロスSS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。