2010年12月03日

垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」4

508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:37:59.12 ID:tLZEnMAO



浜面「ぅっげ、マジかよアイツ……ケータイを握り潰しやがったのか……!?」

滝壺「……むぎのにあんな事言って大丈夫なの……?」

浜面「ハハ、実はまだ脚が震えてんだよ……でも、あれぐらい強気で行かないとLv5とは渡り合えない」トコトコ

滝壺「闘うつもりなんてない癖に……」

浜面「当たり前だ、無能力者が超能力者に勝てるハズがねぇ……俺はまた思い知らされた」

滝壺「……」

浜面「でも、この騒動が落ち着くまで逃げ続けてやるさ……『アイテム』からはリタイアしちまうが、お前だって絶対に『崩壊』なんてさせねぇよ」

滝壺「……うん」コクリ

浜面「大物達の争いに下手に手を出せば自分がケガするんだ、その為には……―――」

滝壺「他力本願?」


浜面「……当 た り 前 だ」

509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:40:18.77 ID:tLZEnMAO
滝壺「結局……かきねの目的って何だったのかな……?」

浜面「さぁな……俺達みたいな地獄の三丁目程度にいる人間には理解できないのかもしれない」

滝壺「……」

浜面「でも、アイツにはそれを成すだけの理由があるんだろうな……ずっと、ずっと深い闇の悲劇を覗いて来た一人の人間だから……」

滝壺「……哀しいね」

浜面「え?」

滝壺「あの時、かきねのAIM拡散力場から……とても哀しそうな信号を感じたから」

浜面「……そうか、アイツって本当は……―――」トコトコ

滝壺「うん」ギュッ

510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:43:41.34 ID:tLZEnMAO
―――数分前


浜面「……ダ、未元物質……ッ!どうしててめぇが……!?」

垣根「どうして……だと?そいつは俺がテメェらの居場所を掴んだ方法なのか、それとも―――」ザッザッ

浜面「……ッ」ゴクッ

垣根「テメェの後ろに隠れている『能力追跡(AIMストーカー)』、ソイツの検索結果が違った理由なのか……どっちだ?」ザッ

滝壺「……!」ゼーゼー

垣根「……はっ、そんなモンを知ってどうする?説明すればこの絶望的な状況を打破できるヒントにでも繋がんのか―――……ん?」ピクッ

浜面「ぅ……あぁ……!く、くそっ……震えてんじゃねぇよ!!」ガタガタガタ

滝壺「はまづら……」

垣根「蛇に睨まれた蛙……ってヤツか、オイオイ……なぁにビビってんだよ?女の前でみっともねぇな」ニヤニヤ

浜面(ち、近づかれただけでこうも違うのか……!?同じLv5なのに……麦野とは迫力も、存在感も!プレッシャーも……ッッ!!)ブルブル

511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:45:59.10 ID:tLZEnMAO
垣根「さっきまで俺に銃口向けてた人間たぁ思えねぇ豹変っぷりだな……ま、頭は鈍くても身体は優秀じゃねぇか、『どう足掻こうが目の前の男には適わない』……ってェ現実に拒絶反応を起こしちまってんだろ」

滝壺「私の事は……」

浜面「う、うるせぇ……ソコから出て来るんじゃねぇぞ」

垣根「……つまんねぇな、コレじゃまるで俺が悪者だ」

浜面「……さ、さっきの質問……俺が聞いてるのはそんな話じゃねぇんだ」

垣根「ん?」

浜面「麦野達はもういない……今いるのは非戦闘員が二人だけだ、アンタが此処に留まる理由はないハズだろ……?」

垣根「はぁ……麦野、ねぇ……」ポリポリ

浜面「……?」

垣根「アホかテメェは、何でこの俺がわざわざ格下を潰しに足を運ばなきゃならねぇんだ?」

512 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:49:05.52 ID:tLZEnMAO
浜面「ッ!!む、麦野と闘いに来たんじゃねぇのかよ!?」

垣根「弱い者イジメに興味はねぇよ、死にたい野郎は勝手に死ねば良い……俺が此処に来た理由、それは―――」スッ

浜面「え……お、俺っ!?」ドキッ

垣根「なわけねーだろ無能、後ろだ後ろ」シッシッ

浜面「―――……まさか」

滝壺「ぅ……」フラッ


垣根「あァ……滝壺理后、テメェだよ」ニヤリ


浜面「っな……!?」

垣根「『能力追跡』は優秀な能力だ……一度記憶しちまったAIM拡散力場ならば、例え対象が太陽系の外に逃げ出そうが確実に捕捉する事ができる」ザッ

浜面「っ!く、来るな……っ!!」タジ…
(武器になるのはスペアの拳銃一丁……だが、コイツでは……!!)

513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:51:46.60 ID:tLZEnMAO
垣根「だからソイツを使って『残骸』を持ち去った『グループ』の居場所を突き止めてやろうってんだよ……なぁに、協力的になってくれるんなら―――」

浜面「くそ……っ!くそっ、くそっ!!来るなって……滝壺に近付くなって言ってんだろォォおおおおおおおおおおおおぉぇぶっっ!!?」メキ…ッ!


    ぱぐしゃッッ!!!


垣根「―――……黙ってろ」

浜面「……痛、あ……っ!?ぐあッあああああああッッ!!!」
(は、鼻……が―――ッ!?)

滝壺「はまづら……っ!!」

垣根「つっても滝壺を置いて逃げれば『アイテム』に始末され、だからって俺に抵抗すりゃ殺される板挟みか……ははっ、大変だなぁ下っ端は」

浜面「ぐ……あ、あぁ……!」ボタボタ

垣根「だが、まぁ……俺も鬼じゃねぇんだよ、だから……」パシッ


…………グギッッッ!!


浜面「あ゛……ッ!?」ズキン


垣根「仕方ねぇなァ……指二本で許してやるよ、うん」ニッコリ


514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:53:30.36 ID:KyOyouY0
うまづらフルボッコw

515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:56:28.76 ID:tLZEnMAO
浜面「うぁっ!?うわああああああああああああ―――あぷっ!?」

垣根「……はぁ、ギャーギャーと喚くなよ」グイッ

浜面「も、ご……っ!?」

垣根「……このまま顎も握り潰されてぇのならサービスしてやるが……」ギロッ

滝壺「や、めて……!」

浜面(……ダメだ、やっぱり……この男には……!)ブルブル

垣根「ははっ、どうする?滝壺理后」

浜面(垣根帝督には……勝て、ない……っ!!)

滝壺「お願いだから……!もう……やめて……!!」

垣根「……だな」ブンッ

浜面「……ぐぅっ!!」ドシャッ

垣根「大人しくそこで寝てろボケ、俺だって今は目立つような真似をしたくはねぇんだ」

516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:57:58.93 ID:4E0w1pwo
うまづらァァァァァァ!!!!

517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:59:05.01 ID:tLZEnMAO
浜面「う……う、ぅ……」ズキズキ

滝壺「……分かった、アナタに……協力するから……!」

垣根「あぁ、それが良いな……さっきテメェも言ってやがったろ浜面仕上、確か……」

浜面「……ダメ……だ」

垣根「―――……『平和に行こうぜ』、だったか?」ニヤニヤ

浜面「ダメだ……滝、壺……殺され―――」

滝壺「大丈夫、私はLv4だから……Lv0のはまづらを、きっと……きっと、守ってみせる」ゴソゴソ

浜面「……ッ!!」

垣根「……ん?」ピクッ

滝壺「はぁ……はぁ……」パサパサ

垣根「オイ……ちょっと待て」ズイッ

滝壺「え……?」ハァ…ハァ

垣根(コイツの……この、汗は……―――)


…………ガシィッ!!


垣根「……あん?」

浜面「手を……出すな……っ!!」

518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:01:28.50 ID:tLZEnMAO
垣根「……何だテメェ、汚い手で足に触るな」

浜面「命なんか……賭けちゃいなかったんだ……」

垣根「……はぁ?」

浜面「ただ気に入らないって理由だけで一方通行に喧嘩振っかけて……アイツは風紀委員だから、まさか殺されるような真似はしないだろと……勝手に思ってた……!」ギリッ

滝壺「……」

浜面「『殺す覚悟はあっても殺される覚悟はない』……か、はは……その通りだよクソッたれ、俺なんて麦野よりか全然タチが悪りぃじゃねぇか」

垣根「……ハァ」

浜面「でも、滝壺は……!!こんな打算だらけのクソ野郎に死んで欲しくないって言ったんだ!そういう事を言えるヤツなんだよ滝壺理后は!!そんなヤツは幸せにならなくちゃいけないんだ!!!」

滝壺「はまづら……」

浜面「人の上に立つのは俺でもテメェでもねぇ……!優しい馬鹿が頂点に立って皆を導くような社会を作らなくちゃ、このクソッたれな世界はいつまで経っても救われねぇんだよッッ!!」

垣根「……」

浜面「はぁ……はぁ……!」

滝壺「……私……」

519 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:03:21.39 ID:tLZEnMAO
垣根「―――……あぁ、そうだな……だが残念だ、俺がどうこうするまでもなくコイツの方は勝手に死んじまうってのがな」パシッ

滝壺「あ……っ」

浜面「え……?死ぬ……って、な……何言ってんだ!?」

垣根「このケースん中に入ってる白い粉は『体晶』ってヤツなんだが……この女が使ってるのは知ってたか?」ポイッ


…………カランカランッ


浜面「……能力を、発動させる為の……」

垣根「厳密には意図的に拒絶反応を起こし、能力を暴走させるってぇシロモンだ……ま、ちょっと詳しく言うと『暴走能力の法則解析用誘爆実験』ってので使われてたヤツだな」

浜面「暴、走……?だから滝壺は……!?」

滝壺「……」

垣根「『暴走能力の法則解析用誘爆実験』……身寄りのねぇ『置き去り』を被験者に、AIM拡散力場を刺激して暴走の条件を探るっつー愉快な研究なんだが……」

浜面(『置き去り』を……!?)

520 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:05:26.89 ID:tLZEnMAO
垣根「―――そこで引金にされていたのがこの『体晶』、大抵の場合はデメリットしかないハズなんだが……ごく稀に暴走状態の方が良い結果を出せる野郎もいるらしい、コイツもその類いなんだろ」

浜面「……そうだ、滝壺は……滝壺はどうなるんだよッッ!!?」

垣根「……こんな状態なら長くは保たねぇよ、今日から一生能力を使わないっつーなら大丈夫だろうが……あと一回か二回チカラを使えば、この女は確実に『崩壊』する」

浜面「ちょ、ちょっと……待ってくれ……!何だよ『崩壊』って……!?」

垣根(……馬鹿に説明は疲れる……)フゥ

浜面「『体晶』だとか……その暴走何たら実験とかもだ……!そんな事をどうしてアンタは……っ!?」

垣根「……」

滝壺「アナタ……もしかして……」

浜面「……え……?」


垣根「―――……当たり前だ、俺が潰した」


537 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:36:38.80 ID:Zr5tu2AO
滝壺「っ!」

浜面「潰、した……?アンタが……!?」

垣根「あまりにもムカついたんでな……だがまぁ、その検体が……」チラッ

滝壺「ぁ……」

垣根「―――……今度は暗部に堕ちちまってるんなら世話ねぇわな」

浜面「そんな……おかしい、おかしいぞ……!?アンタみたいなのが、どうしてそんな善人みたいな真似を……っ!?」

垣根「善人……?」ピクッ

浜面「滝壺を……『置き去り』を助ける為に……?」

垣根「馬鹿言え、助けようとするなら今コイツが此処にいるのは何故だ?……俺が勝手にムカついて勝手に潰した、それだけだ」

浜面「ムカついたから……って、結局はアンタもその実験がイカれてると思ったからだろ、それが理由じゃねぇのかよ!?」

垣根「……テメェには関係ねぇだろうが、それに……そもそも俺に、人は……―――」

浜面「……人、は……?」

滝壺「……っ」

538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:37:56.69 ID:Zr5tu2AO
垣根「……チ、しかし……ま、こっちはハズレだったか……『体晶』が無ければコイツの能力はたかが知れてる、索敵はできても検索なんてのは不可能だろ」

浜面「俺達を……殺さないのか……?」

垣根「言ったろうが……今はあまり騒ぎを起こしたくねぇ、能力の使えねぇ能力者なんざに興味はねぇしな……クソッ」ポリポリ

浜面「そ、そうか」ホッ
(よ、良かったぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!)


滝壺「―――……一度なら……」ボソッ


浜面「……!?」

滝壺「あと一度くらいなら……大丈夫だよ……ね?」ハァ…ハァ

浜面「た、滝壺っ!?」

垣根「……っ」

滝壺「はまづらが言った通りだから……アナタにその気が無くても……アナタが来てくれなかったら、私の命はあそこで終わってたから……」

539 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:40:39.36 ID:Zr5tu2AO
垣根「……分かってねぇな、そこら中をピョンピョン飛び回る空間移動系能力者の絶対座標を一度や二度掴んだトコで何になる?」

浜面「そ、そうだぞ滝壺!せっかく命拾いしたんだ、無理に能力を使う必要は……」アセアセ

滝壺「でも、私……」

垣根「……悪りぃがただの迷惑だ、次の一回でテメェが『崩壊』を起こさない保証ってのもねぇし、そんなモンに巻き込まれるのはゴメンだ」

滝壺「……ぅ」ショボン

浜面「な、なぁ……一つ、良いか?」

垣根「……何だ」

浜面「一方通行と組む為に風紀委員に潜伏してるわけじゃない……それぐらいは俺にだって分かる、アンタ達は目的が食い違ってるんだからな」

垣根「……」

浜面「組織を失って……『スクール』の最後の一人になってまで、アンタは……垣根帝督は、『残骸』を手に入れて一体何をするつもりなんだ……?」

垣根「テメェ……何言ってんだ?」

浜面「下手したらその一方通行とも闘うハメになるかもしれないってのに、そこまでしてアンタがやろうとする理由って―――……え?」

540 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:43:46.02 ID:Zr5tu2AO
垣根「……拍子抜けだな、さっきの絹旗といい……本当にそんなのもあの野郎から聞かされてねぇのかよ」

浜面「あの野郎……?」

垣根「チッ、心理定規に決まってんだろが……アイツはテメェら『アイテム』に寝返ったんじゃなかったのか」

浜面「だ、だって俺は下部の人間だし……」

滝壺「……彼女は……心理定規は……行方を眩ませたよ」ゼーゼー

垣根「……なに?」

滝壺「彼女と直接顔を会わせたわけじゃないけど……『裏切り者の私には必要無いモノだから後は好きにしちゃって?終わったら全てを話すわ♪』って……」

垣根(それはコイツのサーチ能力を事前に知り得ていたからだ……元から逃げるつもりだったなあの野郎)

滝壺「罠かもしれないとも思ってたけど、話には乗ってみないと分からないし……実際に『残骸』はあの路地裏に運び込まれてて、敵の数も情報通りだったから……てっきり私達は……」

浜面「む、無理するなよ滝壺……」

滝壺「ぅ……ん……」

垣根(心理定規はどこまで暗躍してやがる……『アイテム』だけじゃねぇ、『グループ』も『猟犬部隊』も出てくるタイミングが絶妙すぎた……薄々感ずいてたが他の組織にも……―――)

垣根「……」

541 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:46:38.86 ID:Zr5tu2AO


垣根「―――いつからだったか……随分と昔に俺は、全てを失っている」


浜面「……え?」

垣根「知りたがってたろ、俺が闘う理由をよ」

浜面(い、いきなり何言って……!?)

垣根「テメェらと違って今までに俺はそれなりの地獄を見て来たっつー事だ」

滝壺「……」

垣根「闘う理由なんてのはな……それだけで充分なんだよ」

浜面「……なぁ、アンタ……―――」

    「あーっ!見つけましたよ、ていとさーんっ!!」


垣根「……」

浜面「げっ」
(あの……ハワイアンな風紀委員は―――!)

542 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 21:57:09.56 ID:Zr5tu2AO
初春「一体何処行ってたんですかー!?全員分のとばっちり受けたの私なんですからねっ!!」プンスカ

浜面(忘れやしねぇぞ……!あん時、一方通行と一緒にいやがった風紀委員だ……それに、こっちの眼鏡の風紀委員って―――!!)


固法「ヤレヤレ……やっと一人捕まえたわ」ザッ


垣根「……固法さん、アンタもか」

固法「コラ、私に何か言う事はないの?」ムスッ

垣根「ははっ、怒ってる顔でも相も変わらず素敵でいらっしゃる」ニコニコ

固法「ん、ありがと♪……ってこのバカチン、誤魔化そうとしたってそうは―――……む?」ピクッ

浜面(や、ヤバいぞ……この女はヤバい……!!)ドキドキ

滝壺(……しんどい……)ゼーゼー

固法「ていとくん」

垣根「うぃっす」

固法「―――……この二人は?」ギュン
(鼻骨が折れている……そして中指と薬指の脱臼、もう一人の症状は……)

543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:04:33.08 ID:Zr5tu2AO
初春「はわわ……て、ていとさんまさか……!?」

浜面「い、いや違うんだよこれはだな……!」アセアセ

垣根「あぁ、コイツが無免許運転してやがったから制裁してやったんだよ」ビシッ

浜面「うん、そうそう……―――ってうぉおおーいっ!!?」
(せ、せっかくフォロー入れてやろうと思ったのに……このド外道が……っ!?)

垣根「あぁ?違うのかよ」ギロッ

浜面「本当でず;;」

固法「本当なのね」

初春「だ、だからってこんなボコボコにしなくてもーっ!」ワタワタ

垣根「あれ、鉄拳制裁ってダメなのか?だって一方通行は―――」

初春「一通さんの真似しないでくださーい!!」

544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:14:46.03 ID:Zr5tu2AO
固法「まったくもぅ……ゴメンなさいね、ウチの後輩ったら血の気が多い子ばっかりだから」

浜面「イエ、デハボクタチハコレデ……」ザッ

固法「待ちなさい」ガシッ

浜面「……」ダラダラ

固法「そこの女の子を背負うにしても、この指じゃ力入らないでしょ?」パシッ

浜面「へ」


…………グキンッッ!!


浜面「アァオゥッ!?」ビクン

固法「痛くなかったでしょ?これで大丈夫っ」ニコッ

浜面(関節技……!?こ、この女……やっぱり本物だ……!!)ゾク…

垣根「何だ今の?」

初春「固法先輩の十八番です〜」タハハ

545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:16:48.36 ID:Zr5tu2AO
固法「本当は此処で補導したいトコなんだけど……どうやら病院に行くのを優先した方が良いみたいね」ゴソゴソ


…………ガチャン


固法「それと……優秀なドクターを紹介するわ、このメモを参考にして頂戴」カキカキ

浜面「……あの〜……」

固法「ん?」

浜面「指を治してもらったのには感謝してる」

固法「ん」

浜面「しかもアンタは病院への手配までしてくれようとしてる」

固法「ん!」ニコッ


浜面「それなのにどうして僕は手錠を掛けられているのでせうか……」


546 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:21:09.60 ID:Zr5tu2AO
固法「ちょっと甘いトコ見せると逃げ出す輩が多いからね……ホラ、もう片方はアナタに……」スッ

滝壺(……私、何も悪い事してないのに……)


…………ガチャン


垣根「……面倒くせぇやり方だな」

初春「仕方ないですよー、今は非常事態ですし人員を裂けませんから」

固法「―――これでよし、っと……病院に着いたらメモに書いてる番号に連絡してくれる?部下に鍵を持って行かせるから」

浜面「あ、あぁ……さ、行くか滝壺」スック
(一刻も早く此処から立ち去りてぇよ……)

滝壺「待って、はまづら」

浜面(えぇー……)

滝壺「かきね」

垣根「……?」


滝壺「―――……ありがとう」


垣根「っ……!」

547 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:27:16.32 ID:Zr5tu2AO
浜面(あ……)

滝壺「あの時から、ずっと……言いたかったから」

垣根「……」

滝壺「……」

初春「……ほぇっ?」

滝壺「―――……行こ、はまづら」

浜面「お、おぅ……」ザッ

初春「今の……ど、どういう意味ですか?」

固法「イマイチ話が見えないんだけど……説明してくれる?」

垣根「んー……じゃあ以前路地裏で助けた女の子って設定で」

固法「ふーん……そっか」

初春「でも暴力はダメですよっ!」ビシッ


垣根(―――……クソッタレが)


548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:30:41.88 ID:Zr5tu2AO



浜面「……良かったのか?」トコトコ

滝壺「何が?」

浜面「いや、本当はもっとアイツと話したかったんじゃないかなーって」

滝壺「どうして?」

浜面「そりゃ……滝壺にとっちゃ、アイツはヒーローなんだし」

滝壺「……はまづらも、カッコ良かったよ?」ギュッ

浜面「そ、そうか?」テレッ

滝壺「うん、かきねの次に」

浜面(Nooooooooooooooooッッ!!!)

滝壺「それにはまづら、何だか逃げたがってたし」

浜面「あぁ……まぁ、風紀委員ってのはスキルアウトの天敵だからなぁ……」

滝壺「……それだけじゃないよね?」

浜面「……良いか滝壺、スキルアウトには『コイツにだけは近付くな』、『コイツを見かけたら武器もプライドも全てを捨ててさっさと逃げろ』、『死にたくなければ抵抗するな』ってェ程の風紀委員や警備員の要注意人物が何人か存在する」

549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:34:16.97 ID:Zr5tu2AO
滝壺「……」

浜面「そん中でもタチが悪いのが言わずもがな『白髪で紅眼の最凶の風紀委員』、身も心もズタズタに引き裂く『風紀委員の腹黒空間移動系能力者』……しかし、その二人をも震え上げさせるのがさっきの眼鏡の風紀委員長……その通り名は『関節技(サブミッション)』!!」

滝壺「関節技……?」

浜面「あぁ……『透視能力』ってのは人間の筋肉や骨の動き、勿論眼球の向きだって直接視る事ができるわけだ……あの女の恐るべきはソイツを使って相手の次の行動を先読みし、それら全てをカウンターで対処できるレベルのしなやかな体術にある」

滝壺「……何だか地味」

浜面「だが強い、Dr.スランプアラレちゃんで言えば、めちゃんこ強い」

滝壺「……」

浜面「そもそも風紀委員長ってのは風紀委員をまとめる風紀委員で、俺達で言う麦野ポジションでエリートの中のエリートっつーか存在そのものがルールって言うか―――」ウンタラカンタラ

滝壺「はまづら」

浜面「え?」

滝壺「死にそう」

浜面「そ、そうか……うん、そうだよなっ!」アセアセ

滝壺「うん」コクリ

浜面(恋敵はLv5か……喧嘩も能力も適わないかもしんねぇけど……そんな事よりも、まずは滝壺を死なせるわけにはいかねぇんだ……!)

550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:38:50.23 ID:Zr5tu2AO
浜面(……俺には垣根が言ってた『崩壊』ってのが具体的にどんなのか分かんねぇけど……でも、どうせろくでもない事に決まってる、とにかく滝壺に能力を使わせなきゃ―――)


    マヨラ〜♪


滝壺「……はまづら、ケータイ鳴ってるよ」

浜面「あぁ悪い、両手塞がってるから取ってくれるか?」

滝壺「うん」ゴソゴソ


    コノッテッヲーヒークモノナドイナイ♪


滝壺「……むぎのだ」

浜面「……俺が出る」

滝壺「うん」ピッ

551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 22:40:43.34 ID:Zr5tu2AO
麦野『はーまづらぁ、そっちに滝壺理后はいるかな?』

浜面「……あぁ」

麦野『やっぱ面倒くさいよねー、いちいちアイツ殺すのにこんな手間取らないといけないなんてさ……また向こうから来てくれりゃ楽なんだけど』

浜面「―――……アンタ、知ってたんだよな……滝壺の身体の事、『体晶』の事……」
(今、この街は……俺達はこんな事をしてる場合じゃないってのに……!)

麦野『うん、それがどうかした?』

浜面(こんな時に……!何やってんだよ、アンタは……ッ!?)ギリッ


    『―――ッが!?あがが、ががァ……ッ!!』


浜面「聞こえるか麦野、悪りぃが俺達はもう……アンタには付き合えねぇよ」

552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 22:45:50.05 ID:Zr5tu2AO
浜面パート終わりです

随分間空いちゃったけどサーセン(泣)

うん、何か三角関係になっちったね……トライアングラーってやつか……きーみっはだれっとキッスをすっるぅ〜♪


垣根「お前達は俺の翼だ!!!」

……違うか

556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 01:44:48.28 ID:V/1vwxw0
だがちょっと待ってほしい
浜面→滝壺、かつ滝壺→垣根だというなら
ていとくんがカーチャンに対してデレてないなら
滝壺を巡る垣根とうまづらの三角関係じゃなかろうか

滝壺「あなた達は、私の翼…」

557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 10:18:55.70 ID:WbyuK6AO
ツンデレていとくん可愛い

580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:10:04.22 ID:OFeLrgAO



フレンダ「……」

削板「アッチョンブリケ」ギュー

フレンダ「……」プイッ

削板(くっ、コレもダメとなると……)

フレンダ「……ねぇ、アンタ」

削板「おっ、やっと口開いてくれ―――」

フレンダ「まさかとは思うけど……もしかして、その変顔で笑わせようとしてるつもり?」

削板「応!!」

フレンダ「つまんない、っつーかアンタみたいなのは結局ウザイわけよ」

削板「なん……だと……?」

フレンダ「だからそれがウザイ」

削板「すいませんでした」


フレンダ「それに……別に、助けなんて求めてないし」ツンッ

581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:12:09.03 ID:OFeLrgAO
削板「でも泣いてたじゃねーか」

フレンダ「アンタには関係ないでしょ」

削板「あぁアレか、お前みたいなの……え〜と、ツン、ツン……ツンデレドジっ娘メイドキャラって言うんだっけか?」ハハハ

フレンダ「デレてないし、そもそも私の何処がメイドなわけよ」

削板「もし俺で良かったら相談乗るぞ?」

フレンダ「アンタじゃダメだから乗らなくていい」プイッ

削板「さっきの様子だと誰かに襲われたのか?」

フレンダ「そんなんじゃないっての」

削板「じゃあ道に迷ったのか!?」

フレンダ「この歳で迷子になって泣くって何なのよ」

削板「親父さんとお袋さんに会いたくなったのか?両親と離ればなれだからなぁ……確かホームシックって―――」

フレンダ「……アンタ、次その話したら殺すわよ」ギロッ

582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:15:46.81 ID:OFeLrgAO
削板「むぅ……だったらこの大穴は何なんだ……?なぁ、自然現象?」

フレンダ「……ガス爆発じゃないの」ボソッ

削板「おぉ、それにびっくりしちまったわけか……成る程、納得」ポンッ

フレンダ(……馬鹿だコイツ)

削板「まぁ何だ……とにかくお前さんが無事で良かった、女の子に傷が付くと大変だもんな!」ニカッ

フレンダ(それに……変なヤツ)プイッ

削板「……なぁ、無視しないで聞いてくれるか」キリッ

フレンダ「っ!……な、何よ?」

削板「恐らくコレが風紀委員になっての俺の初仕事になると思うんだが……」

フレンダ「……」

削板「―――ところで俺はコイツをどう対処すれば良いんだ?」ポリポリ

フレンダ「……アンタみたいなのが、良くもまぁ風紀委員になれたもんよね」

削板「そんな褒めるなよ////」

フレンダ「うわウザっ」

584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:17:13.17 ID:OFeLrgAO
削板「……っ」ショボン

フレンダ(今度はホントに落ち込んじゃってるし……どんだけ繊細なわけよ)

削板「……」ウジウジ

フレンダ「……っだぁーもう分かった!私が悪かったわよ、だから元気出しなさいっての!!男でしょ!?」

削板(ヲトコ……!?)ピクッ


    ドドドドドドドドンッッ!!!!


削板「応ッッ!!そうだな、漢が根性見せずにウジウジしててもカッコ悪いもんな!!!」ガハハ

フレンダ(……結局、どうして私が励ます側になってんのよ……っつか、この煙は一体何なわけ?)ケホッ

削板「ありがとな、お前良いヤツだな!!」

フレンダ(ホント……変ヤツ)クスッ

削板「おっ、やっと笑ってくれたか」

フレンダ「……!!」

585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:20:59.82 ID:OFeLrgAO
削板「人間ってのはせっかく笑う事ができる生き物なんだからな、辛気臭い顔してても幸せが逃げちまうだけだぜ!」

フレンダ「べ、別に笑ってなんか……!」

削板「……」

フレンダ「う、ん……何かアンタ見てたら、私もちょっと元気出た気がする」
(幸せ……か……)

削板「おぉそうか、そいつぁ良かったな」ガハハ

フレンダ「……ホントはね、コレ……私の友達がやっちゃったの、警備員とかには内緒にしててくれる?」

削板「え、マジ?」

フレンダ「うん、だから私……もう行かなきゃ」スック
(このまま私と一緒にいたら……この馬鹿まで不幸になっちゃう)

削板「……そうか、そりゃ残念だな」

フレンダ「私達……もう会う事も無いかもしんないけどさ、アンタ―――」

削板「そんな事ねぇよ」

フレンダ「え……?」

削板「もう会えないなんて……そんな悲しい事言うなよな、同じ街の中に住んでんだぜ?生きてりゃその内バッタリ再会ってのも不思議じゃねぇだろ」フンス

586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:22:37.22 ID:OFeLrgAO
フレンダ「生きてれば……」ボソッ

削板「ん?」

フレンダ「うぅん、何でもない!あのさ……結局アンタ、名前なんて言うの?」

削板「よくぞ聞いてくれた!!第七七七支部所属……ジャッジメントの削板軍覇だ!!!」ビシッ

フレンダ「そっか……ねぇ、削板ぁ」

削板「応!!」

フレンダ「世界中の人間がさ、もしアンタみたいな能天気馬鹿だったら……争いなんて起きないのかもしんないのにね」ニコッ

削板「人類皆削板化計画か……―――って、俺は馬鹿じゃねぇぞッッ!!」プンスカ

フレンダ「……ふふっ♪バーカ」ベーッ

削板「むぅ……」

フレンダ(……ありがと)クルッ

削板「……」

フレンダ「……」


    「―――……さよなら」

587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 04:25:13.69 ID:OFeLrgAO



削板「……」

削板「―――ったく、何が『元気出た』だ……嘘つけよ、メチャクチャ哀しそうな眼ェしてたじゃねーか」

削板(しかも帽子忘れて行っちまってるし……それに気付かねぇ程に思い詰めてんだろ)ヒョイ


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


削板(しっかしこの圧倒的破壊力……そして分かり難いが、辺りに蒸発した血肉の匂い……つい先程、複数の人間が此処でアイツの友達に虐殺された)

削板(こんな芸当ができんのは深い闇に堕ちたLv5超能力者……ってトコか、そしてソイツは今もこの街を徘徊してる)

削板「……」


削ぎ板「―――……仕方ねぇ、根性出して届けてやるとすっか」ザッ


590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 11:51:42.93 ID:Uj6l4W.o
ソギーさんマジクール

592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 16:05:45.97 ID:Zyvzlgk0
そぎいたんマジかっけーす

598 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:07:44.94 ID:OFeLrgAO
―――とある路上バザー通り


佐天「おっちゃん!天然ヤシの実ジュース一丁!!」

オヤジ「へィらっしゃい!モヤシジュース入りやっしたー!!」

佐天「おいおいおいおい堂々と間違えるなっ!!違う違う私がドリンクしたいのはそんな得体の知れない液体ではなく、南国ワイハでたわわに実った―――」

オヤジ「お待ちどう、380円ね」ドンッ

佐天「……ぅおーい、完全スルーかよコンチクショウ」

オヤジ「しっかし嬢ちゃん物好きだねぇ、新商品なのに誰も手をつけてくんないからさぁ……やっぱ若者にはウケないかな」ハハハ

佐天「……うん、まぁ……私も頼んでないんだけどね、可哀想だから買ったげる」チャリンチャリン

オヤジ「ちなみに言うとこのモヤシ、自家栽培なんだ」

佐天「……うん、まぁ……聞いてないんだけどね」

599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:11:26.96 ID:OFeLrgAO
オヤジ「また来てねっ!!」フリフリ

佐天(二度と来るかっ!)テクテク


    ワイワイガヤガヤニギニギヤカヤカ


佐天「……せーっかくの休日だってのに初春は風紀委員のお仕事があるって言うし、ホント暇だなぁ〜」ズゾゾー

佐天(……むぅ、意外と美味なのが悔しいな……)

佐天(初春の頭ってモヤシ育つのかなぁ……)ボケー

佐天「……ん?」ピクッ


結標「はぁ……はぁ……」ヨロヨロ


佐天「……」ズゾゾー

結標「うぶ……っ、ぐっ……!」フラッ

600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:15:08.72 ID:OFeLrgAO
佐天「―――……え?え〜っと……??」
(ち、血塗れのお姉さんが今横を通り過ぎて行ったけど……え、映画の撮影で良い……の、かな?)

結標「はぁ……っ!う、ぁ゛……!?」ガクンッ

佐天(え、演技凝ってるなぁ〜……ってか、もしホントに撮影だったら私……こんなガン見してても良いのかな?カ、カメラ回ってるんだよね……もっとオシャレして来たら良かったかも)ズゾゾー

結標「あっ……あ、あ……っ!?」ブルルッ

佐天(それにこのお姉さん、服装とか汗とか凄いし……ち、ちょっと……エロ、い……?もしかしてそっち系の……)ムラッ


結標「うぷっ」


佐天「へ?」


結標「ぇ……うげぇッ!ぉえ゛……っ!!うえ゛え゛えええぇぇぇぇぇ……!!!」ビチャビチャビチャ


佐天「わわわわわわわっ!!?だ、大丈夫ですかっ!?」タタッ
(ウ、ウソっ吐いた!?これマジじゃん!マジゲロじゃん!!)

結標「ぶが……っぇ……」ビクンビクッ

佐天(と、とりあえず背中をさすってみよう……)サスサス

結標「っ!うぁ……や、らめぇ……っ」ハァ…ハァ

佐天「うわぁ……エッッロい顔……―――じゃなかった!い、今救急車呼びますからねっ!!」ワタワタ


    「いい〜え、結構ですの……その必要はございませんわよ?」

602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:17:19.83 ID:OFeLrgAO
佐天「ッ!……こ、この一度聞いたらクセになる声帯の持ち主は―――!?」クルッ


    パシュッ…………ポンッッ!!!


吹寄「えっ……風紀委員の避難信号弾!!?」

姫神「色は赤(コードレッド)。第一級避難警告……つまり―――。」


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


Ω ΩΩ(((『死にたくねぇならとっとと失せろ!!!』だとォー!!?)))


黒子「ジャッジメントですのっ!!一般人の方々は今すぐ私の視界から消え失せてくださいまし!!!」ザッ


佐天「し、白井さんっ!!?」
(こ、こっちもボロボロだ……っ!)

黒子「……佐天さん、聞こえませんでしたの?そこの女は大変危険な能力者ですの……早く他の方々と同様に逃げてくださいましよ、この領域は直に戦場と化しますわ」

結標「……しら……い……」プルプル

603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:22:39.54 ID:OFeLrgAO
佐天「で、でも……」オロオロ

黒子「でも、ではございませんでしょう?……分からないのならば、と〜っても耳寄りな情報を教えてさしあげますわ?」ズイッ

佐天「え……?」

黒子「空間移動系能力、『座標移動』……その女のチカラは最大射程八〇〇メートル、つまり彼女の視界全域が攻撃可能範囲と言っても過言ではありませんのよ……無能力者なアナタの身体を、その空間ごと抉り取れば一体どうなるかぐらいはご想像できて?」ニッコリ

佐天「……っ!」ゾク…

黒子「ご理解頂けたのならば回れ右、決して振り返らずに逃げてくださいな?四方三里にいる内は、巻き込まれても救う手立ては私にはございませんことよ?」

佐天「……でっ、でもそれは白井さんだって同じじゃん!」

黒子「ご心配なさらずに、空間移動系能力者同士は互いの能力に干渉できない法則というモノがありますのよ……彼女を止められるのはセロリさんでも、ていとさんでもない……学園都市中でも私しかいませんの」ポンッ

佐天「や、やだよ!白井さ―――!!」ヒュンッ


黒子「……アリーデヴェルチ(さようなら)」

604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:24:38.26 ID:OFeLrgAO
結標「はぁ……はぁ……!!」

黒子「そうそう、先程は渡しそびれてしまったのですが……私、アナタにくれてやる物がありますのよ」ゴソゴソ

結標「ぁ、あ……?」

黒子「……どうぞ、ご自由にお使いなさって?」ポイッ


…………ポトッ


結標(コレは……?チューブ型……止血剤……)

黒子「さぁ……服を脱いで下着も取って、みっともなく這いつくばって……傷の手当てをしてくださいな?」

結標「……は?」ビキッ

黒子「私が味わった屈辱をアナタにも身を以て受けてもらうと言ってるんですのよ、私とアナタはそこまでやって初めて お、あ、い、こ ですのよ?このクズ野郎」ニッコリ

606 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:28:13.25 ID:OFeLrgAO
結標「……やって、くれたわね?……でも、こういう子供みたいな仕返しは嫌いじゃないわ」

黒子「いいえ、単なる仕返しとは違いますわね……アナタはそれによって、今こうして私に追い詰められているのですから……」


…………ドクンッッ


結標「―――……なん、ですって……?」

黒子「あら、まだお気付きになりませんの?通信機器を失った私が、何故アナタの居場所が此処だと分かったのか……不思議だとは思いませんでしたの?」

結標(さっきの携帯端末はフェイクとでも……?まさか、まだ隠し球が―――)


黒子「ブブーッ残念、ハズレですの〜っ」ベーッ


結標「っ!?」

黒子「右肩、左脇腹、右太股、右ふくらはぎ……簡単ですわよねぇ?自分がやられた場所を、そのまま貫けばよろしいんですもの」ニヤニヤ

結標(っ!ま、さか……いや、そんな……!?)ハッ

607 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:32:41.49 ID:OFeLrgAO
黒子「ふふっ、その苦い顔……理解できましたの?……でしたら、わざわざ説明するまでもありませんわよね?」

結標(この状況……この怪我、この場所!そして……この、能力!!同系統の能力者である私と同じ状況を作り出す事で、その行動パターンをも予測したとでも……!!?)


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


黒子「―――……それにしても、マズイですわよねぇ……」フフッ

結標(このっ……小娘が……ッッ!!)ギリッ

黒子「公でこんな騒ぎを起こしてしまえば、あのLv5の風紀委員共が直ぐにでも駆け付けてしまいますの♪」ニコニコ


結標「!!!」


黒子「私がハッタリでも使っているとお思いでしたら、『座標移動』で逃げてしまってもよろしくてよ?……しかし、例えアナタが地球の裏側に逃げてしまおうが私は必ず逃走先を暴きますケド」

結標(一方通行……垣根帝督……っ!マズい……マズいわ……!!今の状況に加えて、更に強力な能力者まで乱入して来るとすれば、私の勝利など……っ!!!)

黒子「書庫からの事前情報、アナタと刃を交わした時に得た経験、そして同系統能力者としての似たような心理構造……私は己の直感を、既に様々な情報で補強していますの」

結標(ならば……私が取るべき行動は―――!!)ギロッ

608 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:40:02.02 ID:OFeLrgAO
黒子「さぁ……どうすれば良いんでしょうねぇ?こんな時、せめて自分の体を軽々と空間移動できれば少しは気休めにでもなるのでしょうに……」

結標「……っ」ピクッ

黒子「ふふっ、確かアナタ……二年前の時間割(カリキュラム)において、転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込んでしまった……とか」

結標「……それが何か?」
(やはり調べ上げている……『座標移動』の、結標淡希の致命的な欠陥を……!)

黒子「その事故で大怪我を負い、大きなトラウマを生む……それ以来、自分への能力作用時には体調を狂わせるほどの激しい精神的消耗が伴うようになってしまった、と」

結標「……黙りなさい」

黒子「……墓穴、掘ってしまいましたわね?決死の覚悟で行使した空間移動も無駄に終わり、既にアナタは疲労困憊……後は赤子の首を捻るようなものですの」

結標「だ、ま、れ、と言っている……ッ!!」

黒子「確かにアナタの能力は私の『空間移動』よか遥かに強力……しかし今は、初見ではなくお互いの手の内は明かされてますのよ?そのトラウマがある時点で私とアナタの戦力差はひっくり返ってますの」

結標(そんな……ハズがない、私の……『座標移動』は―――)

黒子「もう一度言いますわね……結標淡希さん、投降なさい」

結標「黙れ……っ!黙れ、黙れ黙れ黙れぇ……ッッ!!」

黒子「はぁ……三下、ですわね」ヤレヤレ

結標「……っ!!」ビキビキッ

609 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/21(日) 21:43:09.66 ID:OFeLrgAO
黒子「本来は超能力者(Lv5)認定される程の怪物能力、『座標移動』……しかし、己を飛ばせぬ空間移動系能力者などは私にとって既に恐るるに足らず……フン」

結標「白、井……っ!?」プルプル
(言うな……それ以上は……!!)


黒子「―――……陳腐な能力者ですこと」ボソッ


結標「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」ブチブチブチッ


…………カシャンッ


黒子「っ……!?」ピクッ
(乗用車のウィンドウがいきなり……これは攻撃?否―――)


    ヒュンッ、ヒュンッ…………


結標「う、ううう゛ううううぅぅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……っっ!!!」ガシガシガシ

黒子(―――……こ)ゾク…


    ヒュンヒュンッヒュッヒュンヒュンッ…………!!


黒子(これは……!?)

結標「  し  ら  い  ・  ・  ・  ・  っっ!!」ギロッ


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


結標「しらいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッ!!!!」

黒子(能力の……暴、そ―――!!)


    ゴアッッッッ!!!!

610 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 21:49:56.10 ID:OFeLrgAO
今日分終わり

此処から女の闘いがががががが((((゚д゚;)))))

611 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 22:02:29.10 ID:5pFukyUo
醜い血みどろの女の戦い
はーじまーるよーっ☆

612 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 22:09:12.39 ID:nn/Yj3E0
アニメでこのクズ野郎のセリフ聞きたかったな

628 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/27(土) 22:23:08.53 ID:T/w0OEAO
うおおおおおおおおリョナリョナパートはお休みして、行くぜ!!!『俺の妹がこンなにババァなワケがねェ』パート投下だァァー

630 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:25:22.58 ID:T/w0OEAO
―――とある街角


絹旗「お兄ちゃんっ♪」

一方通行「……」トコトコ

絹旗「あ、あれっ?待ってくださいお兄ちゃーん!」トテトテ

一方通行「……ッ」プルプル

絹旗「超お兄ちゃんっ><」

一方通行「うるせェェええええええええええッッ!!!」

絹旗「なうっ!?」ビクッ

一方通行「さっきからお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンあああああああああもォォォおおおおおおおおおッッ!!!オマエは俺のトラウマに新なる一ページを刻むつもりかそォなのか!!?」

絹旗「よ、呼んでるのにお兄ちゃんが返事してくれないからじゃないですかっ!!」プンスカ

一方通行「何なンですかァこの展開はあァァ!!?クッソ一大事な時に次から次へとどいつもこいつも俺の邪魔ばっかりしやがってェェええええええッッ!!!」ゴロンゴロンッ

631 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:28:39.35 ID:T/w0OEAO
絹旗「私は邪魔なんかしてませんっ!例え世界中を敵に回しても最愛はお兄ちゃんの超味方ですよっ?」ムギュッ

一方通行「オーケーオーケー、感激して涙がちょちょ切れちまいそォだなァ?オマエがイカれてンのは充分理解したから一々引っ付くンじゃねェっつの!!」グイグイ

絹旗「お、男だったらこんな時は『な、何か腕に超ムニムニした柔ァーらかい感触がァ〜』とかって超照れながらも心中堪能するモンだと思いますけどねっ!?」

一方通行「俺にそのセリフを言わせる程の膨らみをオマエは持ち合わせちゃいねェだろ、漫画の読みすぎだ」

絹旗「漫画ではなく超C級映画の影響ですよーっ><」ムギュー

一方通行「だから離せってンだろこの野郎!街行く人々の冷たい視線が突き刺さってンだろォがよおォォ!?」

絹旗「……おや?」ピクッ

一方通行「……何だ」

絹旗「お兄ちゃんってば良く見たら頬っぺた超怪我してますね……バイ菌でも入れば大変ですっ!!」ワタワタ

一方通行「あァ……?」
(番外個体の磁力砲の……)

絹旗「待っててくださいね、今私が……」ゴソゴソ

一方通行「……っ!?」ゾクッ


絹旗「―――……液体窒素で瞬間凍結させますので♪」ニコッ


632 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:31:49.67 ID:T/w0OEAO
一方通行「オ……オマエは馬鹿か!?ンなモンやったら顔面粉々になって御陀仏に決まってンだろ!!」グイグイ

絹旗「う、上手くやりますから大丈夫ですよー!!」

一方通行「大丈夫ってェ自信はオマエの何処から湧き出て来やがンだァァ!!?」

絹旗「うぅ……!」グスッ

一方通行「ンな……!?」

絹旗「窒素ぱーんち><」ブンッ


    ボグシャアァッッ!!!


一方通行「がっ、ァァああああああああああッッ!!?」ゴロゴロゴロンッ

絹旗「酷いです酷いです!お兄ちゃんってば超酷いです!!いつもなら超優しい言葉掛けてくれたり私の頭いっぱいナデナデしてくれるのにぃっ!!!」

一方通行「ち、ちょっと……待て、俺の知ってる一方通行さンとはイメージが余りにもかけ離れてンだがァ……?」ヨロヨロ

絹旗「お兄ちゃんが傍にいてくれたから最愛は実験だって超頑張れたんですっっ!!」

633 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:34:12.08 ID:T/w0OEAO
一方通行「っ……!?」
(『暗闇の五月計画』……確か俺の演算パターンを参考に……そうか、コイツまさか……!?)

絹旗「ふええっふぇぇぇぇぇぇぇん……!!」メソメソ

一方通行「あ、あァ〜分かった分かった、俺が悪かった……だから泣き止め、な?」

絹旗「ナデナデしてくれるなら泣き止むかもですよ?」

一方通行「」

絹旗「うわーんうわーん」ビエーッ

一方通行「ッッ〜〜〜〜〜〜〜!!!」ナデナデ

絹旗「えへへ……////」クスン

一方通行(……学習装置(テスタメント)で強制入力されたのか、コイツが自分で暗示を掛けてたのかは知らねェが……俺の肉親と信じ込む事で『自分だけの現実』を最適化しよォとした……?)グシグシ

絹旗「ち、ちょっ、痛っ!?お、お兄ちゃん力入りすぎです!頭ハゲます超ハゲます!!」

一方通行(ソイツを俺がフラッシュバックさせちまったってェのかァ?そンな奇跡があって堪るかよクソッタレ!!)ガシガシガシ

絹旗「ハ、ハゲーッッ!!!」

634 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:37:20.56 ID:T/w0OEAO
一方通行「―――なァ、オマエ」

絹旗「な、なんです?」ヒリヒリ

一方通行「……何でこンなくだらねェ事件起こしやがった?」

絹旗「むぅー……お兄ちゃんってば、まだ勘違いしているんですね……でもそういうトコも可愛くて超大好きなんですけどっ♪」ニコニコ

一方通行「真面目に答えろ」ギロッ

絹旗「うぅっ……わ、私達は『アイテム』です……今回の親船暗殺騒動を引き起こしたのは『スクール』っつー超馬鹿共ですよっ」

一方通行(『スクール』……確か、第四位も言ってやがった……)

絹旗「私達『アイテム』の活動内容は学園都市統括理事会を含む上層部や極秘集団の暴走の阻止です、今回の『スクール』の反逆を事前に阻止する事はできませんでしたが……」

一方通行(『スクール』、『アイテム』……そンで確か結標の野郎は『グループ』っつってたな、狙撃手は『スクール』の構成員……ならば俺は誰を取っ捕まえりゃイイ……?)

絹旗「私だって好きでこんな超クソッタレな仕事をやっているわけではありませんよ、ただ『置き去り』である私達には他に居場所が無い……それだけです」

635 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:40:22.41 ID:T/w0OEAO
一方通行「……そォか」
(成る程ねェ……そォいう使い捨てのイカれた実験は全て『置き去り』が被るワケか)

絹旗「でも、お兄ちゃんが超カッコ良く颯爽と助けに来てくれたから私は超オッケーなんです!」ムギュッ

一方通行「あァ?」

絹旗「風紀委員の身寄りがいるとなれば、きっと私もこんな闇からオサラバできるはずなんですからーっ♪」スリスリ

一方通行(やっぱりコイツも……)

絹旗「えへへ♪」ニコニコ


    「いィィィィィィィっつうゥゥゥゥゥゥゥゥゥクゥゥゥゥゥゥゥゥゥン……?」


一方通行「……ッ!?」ゾクッ

絹旗「んぅ?」チラッ


固法「い、一体何をやっているのかしらぁ〜……?」ヒクヒク


一方通行「ばびゃばらはばばぶァら」

636 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:44:06.92 ID:T/w0OEAO
固法「あ、あぁ〜ナルホドね……私に見せたい物ってソレの事だったの、ふーん……白井さんが頑張ってるってのに、アナタは女の子引っ掛け回してヘラヘラ遊んでいたと……」

一方通行「ち、違うンスよォォ……!」アセアセ

固法「ふーんだ、何よ……見直して損したわっ!」プイッ

一方通行(ど、何処から説明すりゃイイってンだァ……!?考えろ、俺ァ学園都市一の頭脳を持つ―――)

絹旗「むうぅ〜!!」ムスッ


…………もにゅんっ


固法「え……っ」ビクン

絹旗「ちょっとお兄ちゃん!!一体誰なんですか、さっきから偉そうなこの超ニセ乳女はっ!!?」モミモミ

一方通行「」

固法「な、っな……?なぁ……////」カアアァ…

一方通行「バァァあ゛あ゛ああああああああああああああああッッ!!?」

637 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:45:07.72 ID:T/w0OEAO
絹旗「む……むむ?」ムニムニ

固法「……っ!ちょ……こ、コラぁ……んっ」

絹旗(こ、この感触は……)フニフニ

固法「や……やめなさい!いきなり何するのっっ!!?」シュババッ

絹旗「……」ワキワキ


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


絹旗「―――な、何ですか……妙に本物っぽいじゃないですかぁ……」

固法「本物だあああッッ!!!」プンスカ

一方通行(どォしてこォなった)

638 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:48:39.97 ID:T/w0OEAO
絹旗「お兄ちゃんっ!」ジロッ

固法「一通くんっ!!」ギロッ

一方通行「っっ!!?」ビクッ

固法「またこんな小さい子を捕まえて……どういう事か説明しなさいっっ!!!」ズイッ

一方通行「ま、『また』って何だよ……!?それじゃ俺がただのホワイトロリータみてェじゃねェかよォォ……」

絹旗「ち、小さいって何ですか!?私の胸だってあと二、三年もすれば……」

固法「胸の話をしているんじゃないのっ!!」

絹旗「ううぅぅ!お、お兄ちゃん的には巨乳さんが超ヒットなんですかっ!?」ズイッ

一方通行「バ、馬鹿野郎ォ……乳のデカさなンてモンはステータスなンだよォォ……」

640 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:53:10.47 ID:T/w0OEAO
固法「本っっ当に呆れたわ……もう良い分かった、ずっとそうしてなさい」ヤレヤレ

絹旗「言われなくてもそうしますよ〜―――だばッ!!?」ミシ…ッ

    げ ん こ つ !!!!


一方通行「もォ頼むからオマエは黙ってろ!!」

絹旗「ど、どうしてですか〜っ!?」ヒリヒリ

固法「いいわよ、私もう行くから」プイッ

一方通行「ッ!だ、だから違げェンだよ!!俺がアンタに渡したかったのはコイツだ!!!」スッ

固法「……何?コレ」
(銃……ではないわね、流石に)

一方通行「嗅覚センサーってヤツだ、アンタが持ってる打ち止めのケータイから足跡を辿れるハズなンだよ」

固法「こんな物を何処から……―――ってのは」チラッ

絹旗「むっ」ササッ

固法「……聞けば長くなりそうね……分かったわ、一息ついたら話して頂戴」

642 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:55:28.09 ID:T/w0OEAO
一方通行「あァ、ついでに言っとくが俺ァ遊ンでワケじゃねェぞ」

固法「ん、分かったからちょっとこっち来なさい」チョイチョイ

一方通行「あァ?」

固法「気付いてないの?ホラ鼻血……みっともない」フキフキ

一方通行「ぶァい」

絹旗「っ!?」

固法「―――と、頬の切り傷ね……ハイ、絆創膏……っと」ペタッ

一方通行「……サーセン」

固法(他にも殴られた跡が沢山だけど……話してくれないわよね……)

絹旗「ちょちょちょ!アナタ一体何やってんです!!?」ワタワタ

固法「ん?何って……傷の手当だけど」

絹旗「私がやりますから超結構です!お兄ちゃんもどうしてアッサリと受け入れてんですか!?私の時は超全力で拒否ってたのにぃっ!!」

一方通行「オマエのは何か殺意が籠ってる」

絹旗「超誤解ですうううぅ!そんな事ないですってばー!!」ゴロンゴロンッ

644 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 22:58:26.18 ID:T/w0OEAO
固法「ふぅ、じゃあ私もう行くけど……アナタは白井さんの応援に行ってあげて、初春さんなら先にあるカフェでていとくんと休憩してるから」

一方通行「うっス」

固法「それから一通くん、何度も言ってるけど……アナタの何でも一人でこなそうとするその癖、直さなきゃダメよ?」

一方通行「……」

固法「皆の為に頑張るのは良い事だけど、力があるからって一人で突っ込むのはまた別よ?私達はチームで動いてるの、だからしばらくは彼と一緒に行動しなさい」

一方通行「っ!?な、何でアイツと……!」

固法「先輩命令よ、理由は……何となく分かるわね?」

一方通行「……チ」

固法「ん、素直でよろしい!」ニコッ

645 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/27(土) 23:00:14.73 ID:T/w0OEAO
一方通行「ちっくしょー……ババァはともかく、どォしてアイツなンかと……」ブツブツ

固法「それじゃ……くれぐれも無理はしない事」

一方通行「チッ……だからアンタは心配し過ぎだっつの」

固法「されてる内が華だと思いなさい、バカモノ」クルッ

一方通行「……眼鏡先輩よォ」

固法「ん?」

一方通行「ババァは俺が何とかする、だから……クソガキを頼む、アイツも狙われてるかもしれねェンだ」

固法「『俺が』じゃなくて、『俺達が』……でしょ?」

一方通行「あァ……俺達が、何とかする」ポリポリ

固法「……よし来た、先輩に任せなさいっ♪」ニコッ

654 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:25:57.24 ID:TCGSrIAO



一方通行(木原の馬鹿が『妹達』を引き連れてる以上、打ち止めが狙われる可能性だって充分にありやがる)

絹旗「お兄ちゃーん」クイクイ

一方通行(ヤツらは手掛かりを掴ンでねェ……とは言い切れねェが、既に捕獲されてンなら何か動きがあるハズ……)

絹旗「んもぅ、またシカトですか……―――はっ、まさか私のテンションを下げて下げて……か、ら、の 超上げる事で喜びの反応を楽しもうって魂胆ですね?いやーやっぱお兄ちゃんってば、流石は私の超お兄ちゃんですね」

一方通行「……」

絹旗「あ、あれ……?どうしたんですか、その超冷めた目は……泣いちゃいますよ?えーんえーん」

一方通行「……」グッ

絹旗「分かりました!超分かりましたから拳を握らないでください!!」

一方通行「……なァ、『スクール』の目的ってのは何なンだ」

絹旗「それは分かりません……が、『残骸』を手に入れて超くだらない悪巧みを試みてるのは確かですね」

一方通行「チッ、結局は『残骸』絡みかよ……」

655 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:28:36.04 ID:TCGSrIAO
絹旗「それを手にする事は世界一の頭脳を得るのと等しいですからね……何せ世界最高峰のシミュレートマシン、世界中のお偉方が喉から手が超伸びる程に欲しがってると言いますし」

一方通行「何処の馬鹿が『樹形図の設計者』を破壊したのかは知らねェが、そンなモンが潰されたとなれば大々的に報告すンのが普通じゃねェのか?」

絹旗「余計な混乱を避ける為ですよ、ある意味核より超厄介な代物ですし……だから上層部は極秘裏に回収作業を進めていたらしいんです、ですが……―――」

一方通行「そこで『スクール』の連中に狙われた、ってかァ?……マヌケだな」

絹旗「以前から『スクール』が影でコソコソやってるのには超気付いてました、なので三日前くらいに狙撃手を尋問して……ってまぁ、麦野がブッ殺しちゃいましたけどね」

一方通行「……狙撃手?」

絹旗「はい、『スクール』の正規メンバーですので……今日のは急遽補充した雇われ、ってトコでしょうか」

一方通行「そもそもよォ……ヤツらの狙いが『残骸』なら、だが」

絹旗「はい?」

一方通行「親船を暗殺する理由は何処にある?仮に理事会を皆殺しにする為だとして、『残骸』を修復する前に宣戦布告されてもなァ……」

656 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:30:30.63 ID:TCGSrIAO
絹旗「それは私達の間でも超議論しましたよ?……しかし結果を見ますと、それは単なるオマケでした……」

一方通行「……陽動、か」

絹旗「はい、ヤツらが『残骸』を手にしたのはつい先日です……しかし追っ手が絶えないのも超事実、そこで他の騒ぎを引き起こし混乱させた所で完全に撒くつもりだったみたいですね」

一方通行(つまり……騒ぎを起こせるならば誰でも良かった、ってかァ……?)

絹旗「そして私達は超まんまと騙されました、『スクール』の裏切り者にです」

一方通行「裏切りだと……?」

絹旗「……いえ、実際は裏切りと言えるのでしょうかね?『残骸』の隠し場所をあえて私達に教え、集まった所をリーダーがまとめて潰す作戦だったのかもしれませんし……」

一方通行「……」


…………ドクンッ


一方通行「―――いや待て、オマエらを単独で潰せる程の実力者だと?ソイツは……あの場所にいたのか」

657 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:33:31.44 ID:TCGSrIAO
絹旗「はい、『スクール』の最後の一人……コイツの能力が超厄介です、私の『窒素装甲』もまるで通用しませんでした」

一方通行(俺達以外に……あの場所にいたのは―――)

絹旗「私は窒素を扱って特殊なフィールドを展開する能力者です、しかし逆を言えば……窒素が無ければ本当に何もできないんですよ」

一方通行「……っ」

絹旗「……彼は大気中の窒素をまったくの別物へと変換する事で私の能力を無効化しました……今まで私達の常識だった物理法則を―――」


―――『だがな、俺は……の……常識が通用しない男だ』―――


一方通行(……常、識……)

絹旗「……完、全 に否定する……それが『スクール』のリーダーの『超』能力」


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


一方通行「―――……ソイツの名は?」

658 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:38:19.69 ID:TCGSrIAO
―――とあるオープンカフェ


垣根「フラグメイカーだぁ?」

初春「そうなんですよ、一通さんってば……助けた女の子に見境無くフラグをおっ立てて行くんです!ですからファンレターやラブレターが毎日支部にた〜っくさん届くんで、皆さん超迷惑してるんですっ!!」パクパク

垣根「そしてそのフラグを回収しねぇからタチが悪い……と」

初春「まったくでふ!」モグモグ

垣根「……」

初春「あー美味し」ムシャムシャ

垣根「っつーか白井のヤツと通信切れちまったんだろ?良く呑気に腹拵えなんかしてられるな」

初春「腹が減っては何とやらってヤツですよー、ていとさんは何も食べないんですか?」

垣根「ならタバコ吸っても良いか?」ゴソゴソ

初春「……」

垣根「……冗談だよ、学園都市は終日禁煙、風紀委員が吸うわけねぇだろ」
(……チックショー……)

659 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:40:50.37 ID:TCGSrIAO
初春「白井さんなら心配しなくても大丈夫ですよ、その内ひょっこり帰って来ますって」

垣根「猫かアイツは」

初春「ていとさんは知らないでしょうが、白井さんだってただの突撃馬鹿ではありませんよ?今までの経験から引き際ってのは充分理解してるはずです」

垣根「あーそうかい、仲間想いなこって」
(あの野郎……結局足止めすらできてねぇじゃねぇか)

初春「んもー、だから大丈夫ですって」タハハ

垣根(甘い……優しすぎんだよ馬鹿が、もうコイツらをあまり巻き込みたくはねぇってのに……)

初春「とにかく命令通り一通さんと一旦合流しましょう、そこからLv5二人のコンビで結標を叩く……完璧ですね」

垣根「……あの程度の女ァ俺一人で充分だろ、だから―――」

初春「ダメですよ、どっちか片方が絶対にやり過ぎちゃうんですから……止める人間が必要です、一通さんが来るまで居場所は教えません!」ムグムグ

垣根「何だよ、信用してないのか」

初春「してませんよ?二人の暴力的なトコとかは特に」

660 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:43:39.18 ID:TCGSrIAO
垣根「……チ」
(こうなったら力づくで……―――)

初春「んまんま♪」ニヘニヘ

垣根「……」

垣根「……見てるだけで胃もたれ起こしそうだな、その……えー、今食ってる大型何とか……」

初春「大型甘味パフェ(1480円)ですー!」

垣根「そうそれ、分かったから食いながら喋るなよ」

初春「あ、あげませんよっ!?これを一人で完食するのが私の今期の目標なんですから!」ササッ

垣根「そうか、さっさと食え」

初春「は〜い」カチャカチャ

垣根「……」

初春「う〜ん、このカラメルが何とも……」パクパク


垣根「……そしてお前もアイツに惚れた一人ってぇわけか」


初春「ぼほォっ!!?」ゲホッ

661 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:45:46.22 ID:TCGSrIAO
垣根「……」

初春「げほっげほっ!す、すいませ……―――げほんっ!!」

垣根(汚ったねぇ……)

初春「……な、ななな何ですか急に!?私が一通さんをす、すすす好きだなんてそんなわけわけわけわけ―――」ワタワタ

垣根「何だ、違うのか」

初春「ち、違うますっ!そんなわけないですっ!!」プイッ

垣根「そうかそうか、俺の思い違いか」

初春「ま、ままままったくもう……」

垣根「……」

初春「は、早く食べないとアイスが溶けちゃいま―――」

垣根「あー……そう言やぁ昨日アイツ、常盤台の子にラブレターもらってやがったなー(棒」


初春「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッッ!!!!」ガタッ


662 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:47:37.00 ID:TCGSrIAO
垣根「……」

初春「―――……はっ」ビクッ

垣根「分かりやすいなァ……お前」ニヤニヤ

初春「はうぅ……////」カアァァ…

垣根「んまぁ、そりゃ妬いちまうわな……ライバルがどんどん増えて行くのに、自分は眼中にもないと来た……」

初春「ううぅ……」ショボン

垣根「ならどうだ?いっその事、俺に乗り換えちまうってのは」

初春「!!?」

垣根「ん?」

初春「ど、どどどどういう……?」オドオド

垣根「どうって……言葉通りの意味だよ」

初春「」

663 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:50:03.46 ID:TCGSrIAO


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


垣根「―――はっ、カワイーじゃねぇか……口元にクリーム付いてんぞ?」スッ

初春「は、はひ……////」カアァァ…

…………クイッ


垣根「初春よ、実は俺な……」ペロッ

初春(な、舐めた!?拭ったクリームを……あのていとさんがばばばばばばばば)

垣根「今……巷で有名な『スイーツ男子』ってヤツなんだよ」ニッ

初春「て、ていとさん……////」ドキドキ

垣根「美味めぇんだろ、そのパフェ……良かったら俺に食わしてくんねぇかなァ……?」

初春「はうっはうぅ……////」モジモジ
(う、嘘っ!?そんなぁ……!)

垣根「でも……違うな、やっぱ俺が一番食いてぇのは……」ズイッ

初春「ふぇ、え……!?」ドキドキ


垣根「―――初春飾利……お、前、だ、よ」


初春「」プシュー

664 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 18:51:32.81 ID:FtQ9ifMo
俺の股間が常識が通じなくなった

665 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:52:13.60 ID:TCGSrIAO
垣根「ん?」ニッコリ

初春「ほぇ……////」ウットリ

垣根「……は、なーんつってな」ガタッ

初春「……ほぇ?」

垣根「ほぇ?じゃねぇよ、芝居だ芝居……決まってんだろ」

初春「な、なっ……!?女心を弄ばないでくださああぁぁいっっ!!」プンスカ

垣根(……面白い)

初春「うぅ……酷いですぅ」クスン

垣根「アイツのフラグ体質もそうだが……どうやらお前の男に対する惚れ易さにも問題があるんじゃねぇか?」

初春「だ、だって私の周りの男性は一通さんとかていとさんとか……イケメンさんばかりなんですもん!!」

666 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 18:54:01.41 ID:K6ATdyQo
最近カッコイイていとくんが多すぎてやばい

667 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:54:16.86 ID:TCGSrIAO
垣根「一方通行ねぇ……女には好かれるみたいだが、男にはサッパリだな」

初春「そう、ソレですよ!」ビシッ

垣根「は?」

初春「と、いうわけなんでていとさん……一通さんと仲良くしてあげてください」ペコリ

垣根「アレか、アイツはお前にこんなお願いされる程にヤバい状況なのか」

初春「だって一通さんってば、友達がいねェだの学校つまらンだの事ある毎に私達にブツブツブツブツ……」

垣根「ぶっははははは!?何だよアイツ……やっぱり友達が欲しいのか!!」

初春「やっぱり?」

垣根「柄じゃねぇよなぁ……昨日学校で昼メシ一緒に食ってたんだけどよ、アイツ―――」

初春「わー!もうそんなに仲良くなったんですかー?」パアァァ

垣根「……あ?」

668 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:55:40.84 ID:TCGSrIAO
初春「一通さんとお昼ご飯一緒に食べる人なんて、私達以外にきっと初めてですよ?」

垣根「まぁ……そうだろうな、あの感じだと」
(っつーかコイツらにはそこまで心開いてんのかよ)

初春「じゃあていとさんが一通さんのお友達第一号ってわけですね♪」ニコニコ

垣根「はぁ?冗談じゃねぇぞ……誰が友達だ だ、れ、が」

初春「嫌なんですか?」

垣根「お前も知ってんだろ?俺とアイツが面と向かい合えばアホボケ死ねカス、暴言祭のヨイコラセッセだぞ?」

初春「でも、そうやって何でも言い合えるのが友達ってモンじゃないですか?」

垣根「いやコレは違うだろ……」

初春「……今までていとさんには、そんな人がいましたか?」

垣根「もういねぇ」

初春「へっ?」

垣根「……いや、何でもない」

669 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:58:55.22 ID:TCGSrIAO
初春「私……気が合うと思うんですよ、第一位と第二位……一通さんとていとさんって、すっごく似た者同士ですから」

垣根「似た者同士……?」

初春「はい、何か雰囲気とか」

垣根「……すごくと言った割にはアバウトだな」

初春「うぅ……」

垣根「まぁ……似た者同士、か……確かにそうかもしんねぇなァ」ポリポリ

初春「……ありゃ、認めちゃうんですか?」

垣根「アイツなら此処でキレるんだろうが……そこで大人な対応を取っちまうのが俺とアイツの違いなんじゃねぇか?」ニッ

初春「一通さん……本当は嬉しいんですよ?どんなに暴言を吐いても、ていとさんや白井さんはちゃ〜んと相手にしてくれますから」

垣根(そうだな……確かにバケモノの相手ができるのは、それと同じレベルのバケモノしかいねぇが)

初春「お互いに必要だと思うんですよ、気を使わないで何でも言い合えるような相手が……Lv5みたいな雲の上にいるような人だと余計に……」

垣根「……そうか」

670 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:00:44.73 ID:TCGSrIAO
初春「やっぱ力を持ちすぎてる人って、色々な悩みとか引きずってそうですし……」

垣根「……っ」ピクッ

初春「……あ!ていとさんは別ですよ?まだ知らない事もいっぱいありますし……気に障ったのなら謝ります、ごめんなさ―――」

垣根「いや……良い、それよりお前……何か知ってんのか」

初春「ほぇっ?」

垣根「……一方通行」

初春「ぁ……そう、ですね」コトッ

垣根「……」

初春「第三者の私が勝手に言うのはどうかと思いますが……これから一通さんと同じ目線に立って、向かい合うのならば……知っておかなければならない必要事項なのかもしれません」

垣根「何だ……興味があるな、アイツの過去に何があった?」

初春「はい……彼、一通さんは……―――」

672 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 19:09:01.96 ID:TCGSrIAO
投下終わり!

次こそは長かった黒子とあわきんの闘いの決着だァよ?やっとクライマックスに近づいて来たと思ったらカーチャンが伏線ばら蒔いたおかげで下手したらまだ中盤なのかもしれない

そして明日はモンハン発売日( ̄∀ ̄)

>>1乙ごろごろ

673 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 19:10:52.15 ID:FtQ9ifMo
おつ!

カーチャンどうなるんだ…

674 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:36:16.23 ID:guZw/wAO
URY春可愛い

675 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 10:24:17.46 ID:5V7R6NAo
さすがURY春、ここぞとばかりに可愛いところをアピールしやがる

705 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:01:39.12 ID:yIcGqUAO




    ゴァァァアアアアアアアアアッッッ!!!!


結標「しぃぃぃぃらぁぁぁぁいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッ!!!!!」


    ヒュンヒュンヒュッヒュンッヒュンッヒュン…………!!!


黒子(これは……ま、マズいですの……っ!!)ヒュンッ


    グッッシャァァアアアッッ!!!!


黒子「―――……間、一髪……」シュタッ
(精神攻撃が有効と言いましても……少々調子に乗り過ぎたかもしれませんわね)

結標「う……ァ……!あ、あ、あああああああああああああああああァァああああああああああァあああああああああああああああああ!!!!」

黒子(空間移動系能力者は似た系統の能力者を転移させられない……この法則が無ければ、私の身体などは今頃空中分解してますの)


706 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:03:36.12 ID:yIcGqUAO
結標「い、い゛い゛……!!ぎ、ぁあ゛……!!!」ガシガシガシ

黒子(暴走の範囲は彼女を中心に半径約三〇メートル、屋外ならばこれだけ離れれば……しかし、これは……)


    オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ・ ・ ・ ・


黒子「―――何という……光景ですの……っ!?」ゴクリ
(酷い……まるでサイクロンの通過痕のような……!!)

結標「こ……っっっのォォおおおおおおおおおおお逃げるなぁぁあああああああああああああッッ!!!!」

黒子「お止めなさい……!!そして周りを良く見なさい!!!アナタ……!」

結標「っ!?」ビクッ


    ヒュンヒュンヒュンッヒュンヒュンッ…………!


黒子「―――能力が暴走していますのよっ!!?」

結標「は……ひ……ぃっ!?」

707 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:06:00.97 ID:yIcGqUAO


…………ゴトッ!ゴトンッッ!!


黒子「……っ!」

結標「や……いや……ぁっ」ペタン

黒子(宙を舞っていた器物が落下して行く……)


    ガシャンッガシャッガシャンッッ!!


結標「はぁ、はぁ……はー……うあ、あぁ……!」ブルブル

黒子(落ち着いて……頂けましたの……?)ザッ


…………ヒュンッ


黒子「大丈夫ですの?結標さ―――」シュタッ

結標「……ぐ、ぎぎ、い……!!」ギロッ

黒子「っな……!」ゾクッ


結標「―――……殺、す」ヨロッ


708 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:07:25.54 ID:yIcGqUAO



    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


結標「殺す……殺す……っ!!絶、対、殺、す !!!よくも……よくも私を壊してくれたわね!!?」

黒子「ぅ……」タジ…

結標「うふ、うふふふふふふひゃははははははは♪ブチ壊してあげる……アナタが私を壊したのだから、私もしっかりお返ししてあげなきゃねぇ……白井さん?」クイッ


    ヒュンッ…………カタンッ


結標「少し……お話ししましょうか」

黒子(椅子が……?)

結標「立ちながらじゃあ辛いでしょう?どうぞ座って頂戴、警棒が無いから転移座標が少しズレちゃったけど……問題ないわよね」

黒子「……」

結標「罠だと思ってる?用心深いのね……でも大丈夫よ安心して、そんなくだらない決着は望んじゃいないでしょう?……お、互、い にね」

黒子「……そう、ですわね」ガタッ

709 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:10:49.31 ID:yIcGqUAO
結標「止血剤……有り難く使わせてもらうわ」ヒョイ

黒子「あら、アナタの性格ですと絶対に使わないと勝手に思い込んでいたのですが……」

結標「えぇ、まさか私も真っ昼間の路上でストリップを晒すハメになるとは思いもしなかったわ」ヌギヌギ


…………パサッ


結標「『残骸』……と、言っても分からないわよね……『演算中枢(シリコランダム)』でも難しいかな」ヌリヌリ

黒子「……??」

結標「知りたがってたわよね、このキャリーケースの中身……この子は破砕された『樹形図の設計者』の大脳部なの」

黒子「……」

黒子「……ツ、ツリー……は?」キョトン

結標「壊れて尚、朽ちて尚、莫大な可能性の残されたスーパーコンピュータの演算中枢……それがこの『残骸』……って言えば?」

710 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:12:20.65 ID:yIcGqUAO
黒子「……ば、かな……だってアレは、今も衛星軌道上に浮かんでいるはずでしょう……?」
(この女……澄ました顔でサラリと何を言ってますの?)

結標「馬鹿馬鹿しくって現実味が湧いて来ないかしら?……そうよね、そんな大それた物が破壊されたとなれば、自分達風紀委員の耳に入って来ないハズがない……でもね、これは現実よ」シュビッ

黒子(写真……?)

結標「見てみる?学園都市の撃墜レポートの添付資料というヤツなんだけど……」ピシッ


    ヒュルルルルル…………ッ


黒子「……」パシッ

結標「……どう?レアでしょ」クスッ

黒子(そんな物を一体何処から……いえ、今はそんな話を考えるだけ無駄ですの)

結標「如何かしら?日付を見ても分かる通り、『樹形図の設計者』はと〜っくに破壊されているの」

黒子(しかしコレは……CGでも合成写真でもなく、本当に……!?)

711 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:14:02.11 ID:yIcGqUAO
結標「……御坂美琴」ボソッ

黒子「っっ!!?」ビクッ

結標「あの雌狐には本っっ当に手を焼かされたわ……何処から嗅ぎ付けたのか、外部組織と接触した私を執拗に追いかけ回して来るんだもの」

黒子(どうして……この女の口からお姉さまのお名前が出て来るんですの……!?)

結標「お陰で一度は手にした『残骸』も『スクール』の連中に奪われるわ、組織を潰されて『グループ』に協力せざるをえなくなるわ……もう散々よ」フゥ

黒子「一体……どういう……!?」

結標「御坂美琴も一方通行も大変よねぇ……もし『残骸』を組み直されてしまったら、またあの実験が開始されてしまうかもしれないんだもの」

黒子(……実、験……)

結標「……あら、まさかそこまで蚊帳の外ってわけではないんでしょう?何せ白井さん、アナタはあの最凶の風紀委員……一方通行の仲間なのだから」ニヤニヤ

黒子「……一つ一つ状況を整理して行きましょうか、まず『グループ』や『スクール』……というのは学園都市内の組織名か何かですの?」
(事は私が思っている以上に複雑に絡みあっているみたいですわね……)

712 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:16:19.47 ID:yIcGqUAO
結標「そうよ、アナタ達風紀委員が表で働く組織ならば……彼らはこの街の裏で暗躍する闇の組織、と言えば分かりやすいわよね」

黒子「どうしてそのような者に協力を?」

結標「簡単な事よ、いくら価値ある『残骸』を手に入れても私一人では修復できない……だからそれを組み立てられる技術と知識、そして目的を持つ集団が必要だった」

黒子「しかし今アナタが『グループ』に所属しているのを見るに……大方、外部組織を聡明かつ行動的な御坂美琴お姉さまに潰されてしまったからだと言った所でしょうか?」

結標「残念、あの無能共を実際に潰したのは『スクール』の連中よ……そして行き場を失った私達の目の前に現れたのが『グループ』だったの」

黒子「……私、達?」

結標「何も気にする事はないわ、私と同じ志を持った仲間の能力者達よ」

黒子「……成る程、『スクール』から『残骸』を奪い返す為、強力な能力者であり利用価値のあったアナタは招き入れられた……と」

結標「彼らも学園都市には不満を抱いてるみたいなのよ、表向きは素直に『残骸』の回収作業を進めている……そう、表向きは……ね?」

黒子「しかし本当は学園都市を出し抜くチャンスをコソコソと伺っている」

結標「そういう事ね、まぁ私はこの街が……統括理事会がどうなろうが興味はないけど」

黒子(……やはり、こういった者達を裏で操っているのは統括理事会ですのね……つまり『残骸』を彼らの手に渡すという事は―――)

結標「……くふっ」クスクス

黒子「……っ」ゾクッ

713 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:18:38.44 ID:yIcGqUAO
結標「ねぇ……白井さん、ねぇねぇ白井黒子さん、能力ってのは……必ずしもヒトにしか宿らないモノなのかしらね」

黒子「……なん……?」

結標「……むかぁ〜し昔、ある所に……強大な能力者と組織がアリマシタ」


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


結標「組織はその強大な能力者をどうにか量産できないかを考え、行き着いた先が能力者のクローニング技術でした」

黒子(クローン……)

結標「……しかし結果は散々でした、出来上がった哀れな子羊達はオリジナルの力の一%にも満たないクズばかり」

黒子「何が……言いたいんですの」

結標「作られた個体達は人工的にオリジナルと全く同じ才能開花を迫られた、それでも結果は追い着かなかった……同じ脳を使って同じ結果が出ないのならば、脳の構造以外の項目が能力開発に関わっているとは思わない?」

黒子「……まさか」

結標「そして……もし、その項目を見つけ出す事ができれば……能力の発現に、ヒトの脳を使う必要なんてあるのかしらね」

714 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:21:03.80 ID:yIcGqUAO
黒子「まさかアナタ……そのデカブツに私達と同じような能力が発現するとでも……?」

結標「機械は所詮機械よ、無理でしょうね……しかし、他の動植物ならどうかしら?」

黒子「……っ!?」

結標「私は機械に心を宿そうだなんてメルヘンチックな幻想など抱いちゃいない……でも、コレがあれば『予測』ができる……!そして私は目の前にある全ての可能性に問い掛けるの、人間の代わりに超能力を扱える個体は存在するか否かを……ね?」ニッコリ

黒子「一体……何の為に……!?」

結標「白井さん、アナタは初めてその能力を手にした時……どんな気分がしたかしら?」

黒子「……そんな事―――」

結標「当たり前すぎて覚えていない?でも……私はね、正直恐ろしかったわ」

黒子「……っ」

715 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:23:09.61 ID:yIcGqUAO
結標「アナタもさっき言ったわよね?怪物能力『座標移動』、と……そう、怪物なのよ……自分の想像の通りに人すら殺せてしまう、このチカラが」

黒子(……同じ、ですのね……頑張っても能力を得られなかった無能力者が不良に転落してしまうように……)

結標「アナタにだってあるんでしょう?自分の能力を使って、誰かを傷つけてしまった事が」

黒子(強大な能力を持ってしまったが故、その者にしか分からない苦悩や葛藤……お姉さまも、セロリさんも、そしてきっと……ていとさんも……)

結標「―――そして思ったでしょう?私達は……何故こんな力を宿さなくてはならなかったのか、と」

黒子(しかし……ですの)キッ

結標「っ?」

黒子「結標さん、アナタの思想は大方理解ができましたの……ですがね、それでも『残骸』を組み上げられる事で悲劇が繰り返される可能性が万に一つもある限り……はいそうですのと言って持って行かせるわけには参りませんのよ」

結標「……それは彼女の為?それとも彼の為?風紀委員の一方通行……?ハッ、何よ……馬鹿馬鹿しいくらいに身勝手じゃない」

黒子「……えぇ、分かってますの」

716 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:26:11.27 ID:yIcGqUAO
結標「そんなになってまで貫き通すものだと言うの?人殺しの一方通行が……身勝手に思い描く世界を守る事が」

黒子「分かってますの……確かに身勝手ですのよあのセロリは……!あんな馬鹿げた実験に身を委ね、それで誰も傷付けたくないからだのと……馬鹿の大馬鹿、正に愚の骨頂ですわ!!」

結標「へぇ、そこまで知ってながら……『絶対能力進化実験』の全貌を知って尚も、まだ彼を仲間だと言い張るのね?」

黒子「それでもですの……今の彼はきちんと己の能力を正義の為に振るっていますのよ……!?たとえ遠回りになったとしても、それで私達を……この街の人間全てを本気で守ると我々に誓ったのですわよ!!」

結標「はん、そんな薄っぺらい約束が信じられるだなんて……アナタ達風紀委員のお気楽な思考回路は本当にどうかしてるわ」

黒子「強大な能力を持ってしまっても、そこで重要なのは『その能力をどう使うのか』ですのよ……!それを振るう方向が間違いでないのならば、何も言いませんわよ私は……っっ!!」

結標「……っ」

黒子「そもそも、ですのよ……既に能力を得てしまった我々が新たな可能性を掴んだ所で、一体それが何になると言うんですの……?」

717 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:29:45.14 ID:yIcGqUAO
結標「何って……もしかしたら私達はこんな能力を持たずに済んだかもしれないのよ?……そうよ、それならアイツだって……一方通行だってあんな実験を行わずに済んだのに―――」

黒子「私はその考えが既に逃げだと言ってるんですのよ……力が恐い?人を傷つけるから欲しくない?口ではそう言っておきながら!人様にこんな傷を負わせたのは一体何処の誰ですのよ!?」

結標「ぅ……」

黒子「馬鹿ですのよアナタは!!どうしてその能力を平和利用しようとは思わなかったんですの!!?そんなにチカラが恐いのならば、アナタも風紀委員へと参りなさい!能力の正しい使い方など我々がその腐った性根に叩き込んで差し上げますわっっ!!!」

結標「うるさい……うるさいッッ!!人殺しの一方通行を風紀委員などに迎え入れてる時点でアナタ達も同罪なのよ!この……偽善者っ!!」

黒子「結標さん、アナタ……ッッ!!」ギリッ

結標「アハ、アハハっ!!垣根帝督にしたってもそうよ……私はアイツを何度も運んだ事があるわ!あの人の所へと……窓もドアも無いビルへとね!!」

黒子「ッッ!?」
(窓もドアも無いビル……学園都市統括理事長の根城……!?しかしそれは噂の範疇だと……)

718 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:32:04.36 ID:yIcGqUAO
結標「あそこに招かれるのは、この街の運命を左右する程の有力者ばかり!アイツはいつもあの人を喰い殺すように見ていたわ……」

黒子(そんな……ていとさんが……?)

結標「だから私には分かる!!そんな男が……一介のお人好しな風紀委員であるわけがないのよっっ!!!」

黒子「……それでも、私は……あの殿方が本当の悪に身を染めてしまっているとは、とてもとても思えませんわ」

結標「あらあら白井さん、引くに引けなくなっちゃったのかしら?失望しちゃったわ……私はアナタをもう少し賢い人間だと思っていたんだけど」

黒子「……」

結標「んっふ……?垣根帝督、Lv5、『残骸』、風紀委員……!?ふ、ふふふ……♪そうだったのね……!まさかあの女が言ってた……『スクール』のリーダーってのは―――」

黒子「風紀委員になって……私は今まで沢山の人間を見て来ましたもの」

結標「ん……は?」

黒子「上は超能力者から下は無能力者まで……捕らえた不良共でさえ、根っからの悪党など……唯の一人もいなかったですの」

結標(コイツ……まだ戯言を……!!)イラッ

719 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 21:32:51.90 ID:.39WGDM0
超電磁鵬opが再生される・・・黒子さんカッコいいですの!!

720 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:34:18.78 ID:yIcGqUAO
黒子「大体眼を見れば分かってしまうんですのよ、その者の内に秘めているモノが……彼も心の何処かにきっと……まだ、迷いがあるんですのよ」

結標「分からないの……!?アナタ達は騙されているのよ?利用されているのよっ!?あの男に……!垣根帝督に……っっ!!!」

黒子「えぇ……そうでしょうね、初春はともかく……先輩もセロリさんも私も、本当はとっくに気付いてたのかもしれませんわ……しかし、きっとそう思いたくはなかったんですのよ」

結標「どう……して……っ!?」プルプル
(意味が……分からない……!!)


黒子「だって我々は……仲間、なんですもの」ニコッ


結標「どうして……どうしてそんな事が言えるのよ……?彼らは超能力者なのよ!?私達以上のバケモノなのよ!!?」

黒子「結標さん……」

結標「いつまた自分達に危害を加えるかも分からないのに!危険な存在なのに……っ!!どうして……どうしてそんな彼らを信じられるのよッッ!!?」

721 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:37:19.36 ID:yIcGqUAO
黒子「……」

結標「ッッ……!!何とか言ったらどうなの……!?黙るな……気持ちが悪いのよっっ!!!」

黒子「……」

結標「……こ、この……っ!!」ギリッ

黒子「……当たり前、でしょうに……」ボソッ

結標「……!?」

黒子「超能力者は怪物、バケモノ……その考えがアナタの中から消えて無くならない限りは、理解する事など到底不可能かと思われますわ」

結標「っな、にぃ……!?」

黒子「何処の誰が、どんな力を有していようが……我々と同じ人間である事に変わりはないでしょう……?」

結標「ぁ……」


黒子「―――……我々ジャッジメントが人を信じずして、一体誰が人を信じると言うんですの?」


結標「……っ」

黒子「彼らがまた迷い、仮に道を踏み外してしまったとしましょう……その時はひっぱたいて、お説教して、正しい道へと後押ししてやる……それが風紀委員のお仕事なんですのよ」

結標「……」

黒子「……結標さん、人間以外の生物に能力の発現は有るか否か……仮にアナタがその答えを見出だし、これからの子供達の為に可能性を追求すると言っていたならば……私は素直に涙を流し、賛同していたかもしれませんわね」


結標(……そう、か……)


722 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:43:34.45 ID:yIcGqUAO


…………ドッ


黒子「……今からでもアナタを、いつもの日常へと返して差し上げますわ」スック

結標(この子は……白井黒子は強い、私なんかとは……心も、身体も……)


…………ドッ、ドッ、ドッ、ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ


黒子「―――誰かが願い……そして、誰かが築こうとしている世界へと」

結標(仲間を信じる、誰かの為なら闘える……それがジャッジメント、白井黒子の真の強さ……)

黒子「その為には、哀しみの連鎖を生む……その『残骸』は必要の無い物ですのよ」

結標「……それでも、私は負けるわけには行かない」スッ


…………ヒュンッ


結標「―――負けられない理由があるッッ!!!」パシッ
(仲間……人質として学園都市に捕らえられた私の同志達)

黒子(ステッキを……警棒の代わりに……?)

結標(……そう、彼らを救い出すまで……私は……っ!!)キッ

723 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:45:15.94 ID:yIcGqUAO



    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


黒子「……飛ぶ気、ですのね」
(眼の色が変わった……)

結標「えぇ」クルクルクルッ


…………ビシィッ!!


結標「―――……悪いけど、全力で行かせてもらうわ」

黒子(迷いを……捨てた?)ゴクッ

結標(生憎……これが今の私に求められているリーダー性なのよ)クスッ

724 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:48:47.45 ID:yIcGqUAO


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


黒子「あらやだ、いけませんわ……少々お喋りが過ぎてしまいましたかしら?」

結標「そうね」

黒子「早くしないと……彼らが来てしまいますわね」

結標「御託は良いわ……さっさと終わりにしましょ」

黒子「……」

結標「……ねっ?」ニッコリ

黒子「……ふっ」

結標「……」

黒子「……いざ、参りますわ―――」ザッ


    ゴッッシャァァアアア!!!!


結標「アッハハハハハハハ!!!合図など必要あるかしら……ねええええええぇ白井さああああああんっ!!?」クルクルクルッ
(まだよ……まだ、足りないッッ!!)


    ヒュンヒュンヒュンッ…………グシャッ!!!ゴシャグジャッッ!!!!


結標「―――……だってそうでしょう?何せ私達は……これ程まで不意打ちに長けた能力を持ってしまったのだから」

725 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:50:48.16 ID:yIcGqUAO



  「……ですわよねぇ」


結標「ッ!?」バッ

黒子「何度も何度も押し潰すような攻撃ばかり……パターンですのよ、目を瞑ってても避けられますわ」

結標「っ……本っっ当に憎らしい子―――!!」スッ

黒子「結局は当たらなければ意味は成しませんのよっ!!」ヒュンッ

結標「……チ!」キョロキョロ
(消えた……!後ろ?上!?否……一体何処へ―――!?)ハッ


…………シ―――ン…………


結標(攻撃が来ない……まさか隠れたつもり!?このまま時間稼ぎを―――)

結標(……いえ、そんな結末は彼女自身も良しとはしていない……つまり)ゾクッ

結標(このままでは……狙撃される!?留まるのはマズイ……!!)タタッ


    オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ・ ・ ・ ・


黒子(えぇ……分かってますわね、ですからご自分の脚で逃げ惑いなさいな?)シュタッ


726 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:52:47.64 ID:yIcGqUAO
黒子(何せこれ程の深手、フルパワーで動けるのは……)ササッ

結標(―――保って十秒、それが限界か……っ!)ギリッ


…………10


黒子(しかしそれは同時に……)スッ

結標(彼女とて状況は同じという事よっ!!!)ピタッ

黒子「っ?」
(立ち止まった……?まさか諦め―――)


    9


結標「『座標移動』を……舐めるなああああああああああああああッッ!!!!」


    ガオンッッ!!!!


黒子「ッッ!!」


727 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:53:55.91 ID:yIcGqUAO
結標「アハハハハハハハッッ!!!だから言ったでしょう!?如何に上手く、何処に隠れようが……『座標移動』には無意味なのよッッ!!」


    ガオンッッ!!ガオッッ!!!ガオオッッ!!!!


黒子(無差別に空間を抉り取って……!!ここら一帯をサラ地にでも変えるつもりですの!?)


    8


    ガオンッッ!!!


黒子「っ!しまっ……」

結標(見つけたわ……!)ニイッ


    7


黒子「チイィ!!」ザッ

結標「逃がさないッッ!!!」シュビッ


    ヒュンッ…………ゴトンッッ!


黒子「っ!?」ビクッ
(目の前に消火器!?転位ミス……のわけがありませんの!これは―――!!)


    ブシュゥゥアアアアアアアアアアアアアア!!!!


黒子「わぷっ!?」ボフッ!

728 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:55:59.69 ID:yIcGqUAO


    6


結標(さぁどうかしら?視界を奪われる……という事は、空間移動系能力者にとって最も恐ろしい事態なのよねぇ……)ニヤニヤ


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


黒子「ゲホッ……!」キョロキョロ
(やられた!このままでは……!!)


    5


結標(周りが全く見えない……これでは下手に転位すれば自滅に繋がり―――)


    4


黒子(かと言って……煙が晴れるのを待ってる内に『座標移動』で潰されてしまう……!!)


    3


結標(今の彼女は袋の鼠……脱出するなら……上しかない!!)バッ

729 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 21:58:30.42 ID:yIcGqUAO
黒子(目測修正……ですのっ!!)ザッ

結標「―――……ふ、うふふふふふふ……っ!!」ニヤリ
(飛ぶ先が分かっていれば……当てられる!!)


    2


…………ヒュンッ


黒子「……くっ!?」
(やはり……待ち構えて……!!)

結標「……勝った……!!」スッ
(彼女は連続で転位する場合、インターバルが最低でも一秒以上は必要……)


    1


黒子(やられる……っっ!!?)

結標「これで終わりよ……!!白井さ―――!!!」


    バラアァァッ!!!


結標「っな……ッ!?」ビクッ

730 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:02:01.43 ID:yIcGqUAO



    バラバラバラバラ…………ッッ


結標(ルーズ……リーフ……?)ポカーン


    0


結標「……そんな、嘘よ……だって、今……彼女は―――」


    ザクッッ!!!


結標「っぎいぃ!!?」ズキン
(な……に……っ!?)


    「飛ばれると厄介ですので……少々手荒な手段を取らせて頂きましたわ」


結標「っ……!」ビクン

黒子「はー……はー……勝負有り、ですわね……少しでも動けば……ダーツが首を貫きますの」チキッ

結標「ぐ……っ」ズキズキ
(脚をブチ抜かれた……これではもう……!!)

黒子「私の転位後の隙を狙うまでは良かったのですが……痛っ、どうやらお互い……傷口が完全に開いてしまったみたいですわね」ボタボタ

結標「おかしい……アナタは……手に触れた物体しか転位できないハズ、よ……あの、紙束はどうやって……?」

黒子「……」

結標「はぁっ、物体に触れずに転位を……?アナタまさか……この土壇場で能力進化(レベルシフト)を―――!!?」

731 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:06:09.03 ID:yIcGqUAO
黒子「……いいえ、まだ私はLv4……手に触れた物体しか転位する事はできませんわよ」

結標「だからおかしいと言っているのよ……!確かに鞄しか持っていなかった……取り出す余裕なんて……!!」

黒子「えぇ……確かにのんびりと取り出している時間など皆無でしたわ、しかし……中身をそのままに、鞄だけを転位すればどうでしょうね?」

結標「鞄……だけ、ですって……?そんな事―――」

黒子「鞄だけを転位し、中身を取り出す……私の『空間移動』ならば、不可能ではないですのよ」

結標「……!!」

黒子「同じ空間移動系能力でも、繊細な制御が困難な『座標移動』では……難しい芸当になってしまうのかもしれませんがね」

結標「く……っ」

黒子「……さぁ、終わりですの……凡俗な私に倒される事によって、己の凡俗っぷりを存分に自覚しなさい!!」

結標「……ならば……」ボソッ

黒子「……?」


結標「―――……ならば、その期待を裏切れれば私の勝ちかしらね……?」ニタァッ


732 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:11:37.08 ID:yIcGqUAO
…………ヒュンッ


黒子「な……っ!?」
(消え―――)


    ヒュガッッ!!!


黒子「ぎ……っあ……!!?」ズキッ!

黒子「―――そん、な……!!」ガクンッ
(ステッキを……足の甲に……ッ!!)


    「私の勝ちね……白井さん」


黒子「結標……さん……!」
(地面に突き刺さって抜けない……動けない……!!)

結標「はぁっ、はぁっ……私を拘束した時点で、アナタはさっさと『残骸』を破壊するべきだったのよ……それなら、こんな目に会わずに済んだのに……!!」

黒子「あ、ら……まだアナタに、必要だったんですの?それ……」ググ…

結標「も、もう……立ち上がらない方が良いわ」ハァ…ハァ
(お願いだから……もう、来ないで……!)

黒子「っ……!あ、アナタ……まだ、ご自身の異変に気が付いていませんの?」

結標「え……?」

733 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:14:34.93 ID:yIcGqUAO
黒子「転位ミス、ですのよ……ご自分の……片足が……」

結標「……っ?」チラッ

黒子「―――アスファルトに……埋まってしまっている事に……っっ!!」


…………ドクンッッ!!


結標「……ヒ……!!?」ゾワッ

黒子(怯んだ!?今しか……ないですの!!)ガシッ

結標「いやっ!いやっ!!い……やぁぁぁぁ……っ!!!」ガタガタ
(違う……違う……!!恐れるな、眼を……背けるな……!!)

黒子「痛ぅっ……ァァァああああああああああああああっっっ!!!!」グイッ


…………ズボッッ!!


黒子「はぁ……!ふぅ……!!こ……こんな、モノぉぉおおおおおおおっっ!!!」ポイッ


…………カラカラカランッ


734 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:16:14.00 ID:yIcGqUAO
結標(此処で退けば……もう、勝てないのよ……っ!!)

黒子(結局……最期に頼れるのは……己の拳のみ!!)グッ

結標(だから……前、へ……ッッ!!)キッ


…………ドクンッッ!!


結標「―――……超える」ボソッ


黒子「っ!?」

結標「私は超えてみせる!!この……クソ忌々しい!傷の全てをっっ!!!」グンッ!


…………ベリベリベリイィッッ!!


黒子(引き抜いた!?しかし……)

結標「しら……ィィィいいいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!」ダッ!

黒子「お互い……もう後には引けませんのよっっ!!!」ザッ


    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・


結標「う……ああああああああああああああああああああッッ!!!!」

黒子「ああああああああああああああああああああッッッ!!!!」


    ッッパァァアアアアアン!!!!


735 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:20:12.03 ID:yIcGqUAO
黒子「……っ!!?」ビクン

結標「……か、っは……!!?」コフッ


    「―――……ぎはっ♪」


黒子(な……何、ですの……?……一、体―――)ガクンッ


    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・


    「……ミサカは『残骸』の行方なんかに興味はない、そういう風なオーダーはインプットされていない……ミサカの目的は第一位の抹殺のみ」


結標(な、なに……ィ!?)ズルッ


    「それでも『残骸』を使ってアイツを地獄に落とせるのなら、ミサカは自分勝手に興味持っちゃうかもしんないね☆」


黒子「お……姉、さま……?」グラ…ッ


…………ドサッ


番外個体「お姉さま(オリジナル)程の出力はないけど、ミサカだって二億ボルトぐらいまでなら何とかなるんだし……大体Lv4ぐらいになるのかな」ニタニタ

736 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 22:23:07.73 ID:/1uVFe.0
あれ? 黒子っていつ一方さんの実験のこと知ったの?
前スレ見てもこのスレ見ても見当たらないんだが

737 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/21(火) 22:23:50.45 ID:yIcGqUAO



    「しっかし現実ってなァ厳しいよなぁー、せっかく死力を削り合って決着付けようってんのにこうなっちまうんだからよー?……バーカ、そんなモンは少年漫画の中だけにしとけ」ザッザッ


番外個体「むっふふ♪二連ヒットだよー木原サン、ミサカの射撃技術も上達したでしょ?」ニヤニヤ

木原「あぁ〜ん?調子ィ乗ってんじゃねぇぞ人形が、コイツらまだ生きてんじゃねぇかよ……俺なら二人まとめて脳髄ブチ抜けてるっつの」ザッ

番外個体「うぅ〜ん……殺しの技術って楽しいケド、案外難しいんだね」

木原「あー、もっともっと人をブチ殺さなきゃいけねぇなァ……まぁそりゃ後だ、とにかくこれで―――」パシッ


黒子(一方、通行……垣根……帝督……)


番外個体「……『残骸』、ゲ〜ットォ♪」ニヤリ

738 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 22:37:00.28 ID:yIcGqUAO
長かった


うん、長かったね、三週間っていう間が


そして今回の投下で>>1が成長したのはっ!

    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・ ・



    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・

に加えて

    オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ・ ・ ・ ・

が登場しました!!少年漫画SSじゃ効果音って大事だよね、今回使いすぎで違和感アリアリアリアリアリーデヴェルチだね!


さて、遂にあわきんと黒子さんがリタイアしました!番外個体も木原サンも久しぶりの登場だったよね!カーチャン嬉しいよオヨヨ


んじゃ次回もお楽しみに!


>>736
それは後々分かるから見ててくだしぃ><

740 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/21(火) 22:43:42.13 ID:6NgJE5o0
この二人はマジで空気読めよ

741 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 22:53:43.53 ID:fCRHyQco
木原くンまじ外道

742 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 23:34:53.88 ID:xhhv3vIo
>>740
そういうなって、ヒーローは常に逆境で無ければならないもんだぜ

743 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/21(火) 23:39:55.25 ID:bto1RTso
あの音は何かと思ったら効果音かよwwwwww
ちょっと状況がわかりにくかったけどバトル面白かった!
しかし登場人物がどんどん増えていくなwwww

744 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/22(水) 05:01:25.40 ID:Q5oePbco
少年漫画SSにちょっとワロタ
しかし木原くンと番外個体が悪役してるなぁ
一方通行まじがんばれ

おっつー


垣根「ジャッジメントか……悪くねぇ」5


posted by JOY at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 禁書SS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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