2011年06月23日

一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」2

243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:16:58.83 ID:Nji4wprvo
御坂「…なんだか、嫌な感じがする」

薔薇の魔女「……」ワサワサ

QB「魔女に気付かれた!二人とも、武器を出して!」

御坂「ふえぇ?武器って…うわ?」ヒョコ

結標「念じると出てくる…ってことなのかしら」ヒョイ

幼年通行(オリジナルの剣はわかるとして、結標…鈍器…魔法少女の武器が鈍器…)

QB「来るよ!みんな気をつけて!」

御坂「来るって言われても…あ、これ私の砂鉄の剣みたいに形を変えられる!」ジャキッ

結標「一旦距離をとるわよ」ヒュン

QB「わわっ…今の淡希がやったの?こんな魔法が付加されるはずないんだけど」スタッ

結標「今のは魔法じゃないわよ、『座標移動』っていって私の能力」

幼年通行「ノンキに講釈垂れてる暇ァねェみてェだぞ!妙なモンがうじゃうじゃきやがった」

御坂「ちょっと結標!アンタもさっさと参加しなさい!この数一人じゃさばけないわ!」

結標「って言われても鈍器じゃ数相手にするのには向いてないんだけど…貴女の電撃でなんとかならない?」

御坂「そういやアンタ座標移動使ってたものね。能力も有効……ってことね!!」バリバリバリ

結標「さすが第三位ね。ザコなんて一瞬じゃない」

幼年通行「いや、まだ動いてるぞ!気ィ抜くな!」ゴオッ

御坂「何この風!?魔女の手下共が一箇所に集まっていく…」

結標「なるほどね、意図がわかったわ!私達がザコを固めるから電撃で一網打尽にするのよ!」ヒュンヒュン

御坂「了解!……いっけえええ!」ズドオォォン!!

QB「すごい…魔法を使わないでこんな攻撃が出来るなんて…でも、」

結標「ちょっと!またどっかからワラワラ出てきたわよ!」

QB「魔女は魔力を使った攻撃じゃないと倒せないんだよ」

幼年通行「そォいうことは早く言え!」

結標「じゃあ私はアレの近くに移動してブン殴りに行かないといけない訳?」ブンブン

QB「武器はいくらでも出せるし大きさを変えたりもできるけど、淡希はこれ以上魔法を使わない方がいい」

結標「どういうこと?それじゃ魔女を倒せないじゃない」

QB「変身する前からすでにソウルジェムの色は濁ってただろ?これ以上穢れが溜まると大変だよ」

幼年通行「何が大変だってンだよ」

QB「あぶない!こっちに気付かれた!」ピョーン

幼年通行「オイ待てェ!」

244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:17:24.71 ID:Nji4wprvo
結標「聞こえてた?魔法で倒さないといけないらしいわ」

突如背後に出現した結標の声を聞きながら、御坂は魔力で出来た変幻自在の剣を振るう。
なぎ払う度に魔女の手下の蝶がキラキラとした残滓を撒き散らして消えていく。
どうやら魔法や、魔法で出来た武器でないと倒せないというのは本当らしい。

御坂「聞こえたわよ。アンタはもう魔法使っちゃだめってのもね」

結標「そんな訳で、私はサポートに回らせてもらうわ」

幼年通行(聞こえるかァ?ザコは俺が抑える。魔女だけに狙いを絞れ)

御坂「抑えるって?」

言うが早いか、ホールのような異空間に強風が吹き荒れた。
いくつも立ち上る竜巻が紙細工のように魔女の手下を吹き飛ばし、
渦を巻いた風の中央にどんどん積み上がっては圧縮されていく。

結標「すご、どうやってるの?」

幼年通行(ダ○ソンの応用だァ)

御坂「魔女退治に掃除機の技術が利用されるとは思わなかったわ…」

245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:17:50.94 ID:Nji4wprvo
結標「今から貴女を魔女の近くへ飛ばすわ。そこから剣で攻撃してちょうだい。
   一撃浴びせたらまた移動させる。倒すまで繰り返すわよ」

御坂「アンタに指図されるのも腹立つけど…わかったわ」

結標「それじゃあ、頼んだわよ!」ヒュン

かつて敵だった相手に自らの身をまかせた御坂は、次の瞬間魔女の頭上に浮かんでいた。

御坂「近くで見るとホンっトでかいわね!」

剣をムチのようにしならせて振り下ろすと、十メートル近く伸びた刃が魔女を縦に切り裂いた。
御坂の体が落下を始める前に掻き消え、離れた位置に出現するとまた鋭い一撃を浴びせる。
魔女の傷口は極彩色のクラゲのように蠢いて断面が癒着し元通りに治っていくように見えたが
数度繰り返すうちに明らかに回復が追いついてない傷が増えていく。

QB「すごい…!初陣とは思えない戦いぶりだよ」

幼年通行「そりゃァ超能力者で一番強い女と実戦慣れしてるテレポーターだもンなァ」

QB「あの二人ももちろんすごいけど、キミもだよ百合子」

幼年通行「あン?」

QB「百合子は魔法少女でもなんでもない人間のはずだ。魔女の手下を抑えてるその風もだけど
  ここにくるまでの間にいた手下達も、百合子が吹き飛ばしてたんだろ?」

幼年通行「オマエ、俺が誰だかわかっててサポート役とやらにしたンじゃなかったのかァ?」

QB「学園都市最強の第一位『一方通行』だろ?ただし現在は能力が制限されている」

幼年通行「……そこまでは『書庫』にも載ってねェはずだ。どうやって知った」

QB「でもその制限も淡希の願いの力で無くなったけどね。それより淡希が危ないよ!」

幼年通行「……っ?!」

246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:18:36.36 ID:Nji4wprvo
結標の近くの地面が蠢くと、ショタの手がやっと通るくらいの小さな穴が開いた。
小さな魔女の手下がわらわらと湧き出てきて座標移動の為に上空に集中している結標の足元に殺到する。

幼年通行「結標!そこからどけェ!」

結標「ひっ?!なにこれ!」

結標の足首にまとわりついた魔女の手下達は瞬く間に溶け合って1本の太いムチのようになると、
そのまま足を締め上げて宙吊りにする。

幼年通行(……ぱんつみえた…)

御坂「ちょっとこんな時に何言ってるの聞こえてるわよ!」

冷静にツッコんでるように見える御坂だが、実は自由落下中である。
磁力を操って壁に着地を試みるが魔女の結界の中に金属製のものは無く、落下速度は緩まない。
方向転換が利かない御坂を打ち落とそうと魔女の大きな羽が広がった。

御坂「やば…!」

幼年通行「手ェ伸ばせェ!」

御坂「っ!?」

背中に4つの竜巻を接続したちびっこが猛スピードで飛んできて、小さな手で御坂の腕を掴んだ。

御坂「と、飛んでる!?」

幼年通行「剣ブン投げて結標掴んでるヤツをたたっ切れ!」

御坂「くっ!」

魔力で作られた剣は、御坂の手を離れると空中で次々分裂し、結標を宙吊りにしていた触手を細切れにした。

247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:19:02.80 ID:Nji4wprvo
幼年通行「わりィ、油断した」

落下途中の結標を受け止めて着地すると、小さく詫びる。

結標「ううん、まさか地下から出てくるとは私も思わなかったもの」ガシ

幼年通行「どさくさに紛れてしがみつくンじゃねェ撫で回すなさっさと離れろ」

御坂「魔女が回復する前に畳み掛けるわよ!座標移動いける?」

結標「誰に向かって言ってるの?飛ばすわよ!」

掛け声と共に御坂はまたも魔女の頭上に飛んだ。

御坂「これで終わりよ!」

翻るマントの下から出現した複数の剣が一斉に襲い掛かる。
クリスマスケーキのように分割された魔女が形を崩して溶けると、あたりの景色が陽炎のように揺らめいた。

結標「……倒したの?」

幼年通行「そォらしいな」

異様なオブジェだらけの風景はいつの間にか元いた廃ビルに戻っていた。

御坂「ちょっと!座標移動最後まで面倒みなさいよ!墜落するところだったじゃないの!」

元の空間に戻ったことで、磁力操作が有効になった御坂は壁の鉄筋に張り付いていた。
カエルのままで。

結標「ぶふっ!さっきまで耐えてたのにもう無理…!」アハハハ

幼年通行「そォいやクソガキもあのカエル好きだしなァ…写メ撮っといてやるかァ」ピロリーン☆

御坂「なんなのアンタ達!魔女をやっつけた功労者にする態度なのそれ?!」ゲコゲコ(足音)

248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:19:30.52 ID:Nji4wprvo
QB「お疲れ様!初めての魔女退治はどうだったかな。何か質問はあるかい?」

結標(何かっていうか…)

御坂(いろいろ訳のわからないことが多すぎてどこから聞けばいいのか…)

幼年通行「『魔女』を倒すには魔法じゃないと無理ってなァどォいう理論だ」

QB「理論って言われても…そういうものだとしか言えないよ」

幼年通行「俺の起こした風も、超電磁砲の電撃も、魔女や手下に物理的干渉は出来た。
     なのに『倒すことは不可能』ってことは何か理由があるはずだ」

御坂「魔法の武器であいつらを消した時、一瞬だけど弱い電磁波が放出されてたわ。
   おそらくγ線だと思うんだけど、対消滅みたいな事が起こってるんじゃないかしら」

QB「うぐ…なかなか鋭いね美琴の言ってることで大体合ってるよ。
  魔女は『負の魔力』で出来た存在なんだ。そこにキミ達の『正の魔力』をぶつけて中和してるってことさ」

御坂「『負の魔力』ねえ…そういえば、魔女がずーっと私達に対してネガティブな感情向けてなかった?
   言葉にはできないんだけど、ドス黒いというか…」

結標「なあにそれ。精神感応系の能力者にでもなったつもり?」

QB「それは美琴の魔法の力だよ。魔法少女は願いの性質によって魔力の性質も決まるんだ」

幼年通行「魔力の性質?」

QB「うん、美琴は好「わー!わー!」……心の声を聞いたり、ひょっとしたら操ったりとかね」

御坂「あーくんがぱん「わー!わー!」たって言ってたのも私にしか聞こえてなかったってことかしら」ニヤ

幼年通行「……見たくて見たわけじゃねェっつーの…」

結標「?」

249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:20:02.12 ID:Nji4wprvo
結標「ってことは『魔力の性質』は人によって違うってことよね」

QB「そのとおり。癒しの願いで魔法少女になった子は治癒能力や回復能力に長けてたりするね」

幼年通行「『自分だけの現実』によって扱える能力が違うみてェなもンかァ」

結標「……なるほど」フム

御坂「ん?」

結標「えいっ」テクマクアワキンテクマクアワキンミニコトチャンニナーレ☆

御坂「はぁあ?ちょっ」シャランラー

ミニ琴「」チマッ

幼年通行「」

結標「なるほどー!なるほどー!」

ミニ琴「アンタねえええ!何してくれてんのよー!」ピョコピョコ

幼年通行(やべえええ打ち止めそっくりじゃねェか…!)

QB「淡希は『対象の時間を戻す』力を手に入れたみたいだね。あまり魔女退治には役立ちそうにないけど」

結標「いいのよ!私は無限の可能性を手に入れたわ!」

ミニ琴「良くないわよ!どうするのよこんなチビッコくして〜〜」ケロケロ

結標「そうね…やっぱりショタとロリは近いようで全然全く違うわねグっとこないわ」

ミニ琴「そんな話はしてないっつーの!」ケロッ

幼年通行(前に打ち止めにねだられたカエルの着ぐるみみてェなパジャマ…買ってやるかァ…)ウン

250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:20:28.33 ID:Nji4wprvo
結標「ククク…これでショタ量産が可能に…」

QB「残念だけど、それは無理だよ」

結標「なんでよ!?」

QB「そろそろ変身解かないかい?もう魔女の結界は無いし、廃ビルとはいえ人が来ないとも限らない」

ミニ琴「そうね」シュン

結標「確かに」シュン

美琴「あ」

結標「あら」

幼年通行「」

QB「……と、このとおり魔法の力は基本的に魔法少女に変身してる間しか効かないからね」

結標「チッ…まあいいわ、私にはあーくんという最強アルビノショタが」ブツブツ

幼年通行(チッ…)

251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:21:01.70 ID:Nji4wprvo
QB「あとこれは大事な話なんだけど」キョロキョロ

御坂「何?探し物?」

幼年通行「ピョン吉、なンか妙なもンが落ちてンぞ」ヒョイ

QB「それそれ、『グリーフシード』って言うんだよ。魔女の卵だね」

御坂「魔女の卵!?処分しなくていいの?」

QB「いずれは処分するけど、まだ使い道があるからね。ソウルジェムを出してみて」

結標「…うわ、戦闘前よりもかなり黒っぽくなってるわ」

御坂「アンタ戦闘ほとんどしてないくせに…。私のもちょっと濁ってる」

QB「ソウルジェムをグリーフシードに近づけてごらん」

結標「こう?」スッ

御坂「濁りがグリーフシードに吸い込まれていく…!」

QB「これがグリーフシードの有効活用法さ。これでまた魔法を使っても大丈夫。さ、美琴も」

御坂「う、うん」スッ

幼年通行「…グリーフシードに吸い込まれてるこの黒いのは何なンだ?」

QB「言っただろう、『穢れ』だよ。ソウルジェムが『穢れ』で濁りきらないように
  こうして定期的にグリーフシードに吸い取らせないとダメだよ。覚えといてね」

結標「魔法を使うと穢れる…ってどういうこと?」

QB「うーん、仕組みを説明するのは難しいんだけど…」

幼年通行「いいから話してみろ」

QB「RPGでも魔法を使うとMPが減るよね。減った状態が『穢れ』た状態だと思ってよ。
  そして、グリーフシードはMPを回復させるアイテムってことさ。
  まほうのせいすいとかエーテルとかマナポーションのようなものだよ」

結標「…『魔法の使者』ってテレビゲームなんてするのね…」

252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:21:29.88 ID:Nji4wprvo
御坂「で、このグリーフシードってのは使ったらどうすればいいの?」

QB「もう危ないかな。二人分使ったしね」

結標「『危ない』?」

QB「グリーフシードに穢れを溜め込みすぎると魔女が孵化しちゃうんだよ。そうなる前に処分しないとね」

御坂「どうやって?」

QB「こうやって」背中クパァ

「「「!!!????」」」

結標「……せ、背中…」

御坂「食べちゃったの?」

QB「穢れたグリーフシードの処分もボクの重要な役割だからね」ゲフ

幼年通行「役割ねェ…本当に胡散臭ェヤツだなオマエ」

QB「そうかい?後始末までキッチリしてるし律儀だと思うけどなあ」

御坂「危ないかどうかってどうやって見分けるのよ」

QB「全体的に黒くて『重苦しい』感じになるんだけど…百合子にならわかると思うよ」

幼年通行「何?」

QB「あ、それとソウルジェムは指輪の形にすることができるから普段はそうしてつけておくといいよ」

御坂「あ、ほんとだ(最初の指輪はアイツから貰いたかったなー…)」

結標「ねえ、あーくん」

幼年通行「なンだ?」

結標「ちょっとこれ持っててくれるかしら」つSGリング

幼年通行「? どォした?」ヒョイ

結標「はいキター!!」スポッ

幼年通行「!?」ビクッ

結標「あーくんから薬指に指輪もらっちゃったーv」キャッ

幼年通行「……」

御坂「…こんなのと真面目に敵対してたのがアホらしくなってきたわ…」

253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:22:05.79 ID:Nji4wprvo
QB「それじゃあボクは帰るけど、もし疑問があったら百合子に言ってね。
  念話は距離がありすぎると通じなくなるけど、あのわっかを使えば可能だから」スタスタ

御坂「行っちゃった」

結標「魔女のインパクトはすごかったけど…思ったよりアッサリしてたわね」

御坂「(待ち合わせにはまだ時間あるな)ねえ、今度は私達だけで魔女退治行かない?」

結標「そうねえ…感覚を忘れないうちにおさらいしとくのもいいかもしれないわね」

幼年通行「…オマエら、戦うのはいいが魔力はあンまり使わねェようにしとけよ」

御坂「なんでよ?グリーフシードってのを手に入れたらいいだけじゃない」

結標「今は手元に無いわけだし節約した方がいいわよ。それに魔法を使わなくてもそこそこ戦えたじゃない」

御坂「戦ったのほとんど私じゃないのー」スタスタ

結標「何言ってるのよ私とあーくんの息の合ったサポートのお陰でしょ」スタスタ

幼年通行(あのケモノ、確実に何か隠してやがる…慎重にいかねェと)トテトテ

254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:22:33.05 ID:Nji4wprvo
結標「……ここ、魔女の結界の反応があるわ」

御坂「よっし!行くわよー!」

幼年通行「何がいるかわからねェ、変身してから行け」

御坂「大丈夫じゃない?さっきも出会うまで時間あったし大して強くもなかったわよ」

結標「用心に越したことは無いわ」シャランラー

御坂「しょーがないかあー」シャランラー

結標「……ププッ」

御坂「……何よ」ゲコッ

結標「だってカエルよカエル!魔法少女なのに」クククッ

御坂「いいじゃないのよ!かわいいじゃない!ねえ?」

幼年通行「うン」コクリ

結標「」

御坂「ほーらね!あーくんはわかってるわねーどっかの露出狂とは大違いだわ」フフン

結標「さっきはあーくんだって大爆笑してたじゃない!」

幼年通行「いやァ…慣れてきたらアリかなァとか…(※但し幼女Ver.に限る)」

結標「ひどい!さっき婚約指輪くれたばっかりなのにもう裏切るなんて!」

幼年通行「なァに愉快な記憶捏造してやがンだコラァ!」

御坂「漫才やってないでさっさと行くわよもう!」ゲコゲコ

255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/15(火) 04:23:06.89 ID:Nji4wprvo
QB「やれやれ、変な苦労はしたけどなんとか二人ゲットできた」フウ

QB「正直『魔法少女』としての資質はイマイチな子たちだけど」

QB「二人を『成長させて』見滝原につれていけば、まどかに魔法少女になってもらういい切欠になるはず」

QB「見滝原ではマミもさやかも頑張っちゃって使い魔までバンバン倒しちゃってたからな〜」

QB「まったく、外で養殖してつれて行くのも手間なんだけどね」

QB「魔法の力だけじゃない『能力』まで持った存在相手じゃあ今までの魔法少女では対処できないだろう」

QB「暁美ほむら……キミの思惑はよくわからないけど、きっと思い通りにはならないよ」クキキカカカココクカカカ

QB「……まいったなあ妙な笑い方うつっちゃったよ」スタスタ

256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/15(火) 04:29:40.23 ID:Nji4wprvo
以上初戦闘でした
戦いの描写むずかしすぎて全然進まねえwwwwwwww

ところで美琴をマミらせたりオクタヴィアちゃんさせたりしたい方がいらっしゃるようですが
はっぴーえんどだって言ったじゃないwwwwwwそんなこというと本当にマミっちゃうぞ☆

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 18:50:51.79 ID:Em2hCWkDO
QBこええよ

274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/03/17(木) 01:34:12.51 ID:Ttjda8AKo
魔法の武器でないと倒せないってほむほむ全否定はどうなのよ

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/03/17(木) 05:19:51.34 ID:kw0BBDT+o
こんな時間ですが投下

>>274
ほむほむの武器調達手段見てオウフwwwwwwwwってなったわ
ほむほむの四次元ポケットにINした時点で魔法コーティングがされたとかそんな感じで頼む
この話書こうと思って大筋決めたのがさやさやがオクタヴィアっちゃった8話あたりだったもんで

あとこの話はまどか本編に途中までそってるかんじで
>>58にもあるとおりマミさんはすでにマミられ済 すまぬ…すまぬ…

277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:20:24.02 ID:kw0BBDT+o
 〜〜 とある公園:4時過ぎ 〜〜

御坂「まだかな…」ソワソワ

結標「さっき倒したのはグリーフシード落とさなかったわね」

幼年通行「キュゥべえに念話で聞いてみたンだが、落とさないヤツは『使い魔』つって魔女とは違うンだと」

結標「なあにそれ。先に言っとけって話よねまったく」ブツブツ

幼年通行「この使い魔も人を食うらしいからなァ。潰しといても損はねェだろォ」

結標「でも使い魔を倒すにも魔力は使うわけでしょう。
   ねえ、さっきは貴女の方がだいぶ魔法を使ったと思うけど大丈夫?…ちょっと、聞いてるの?」

御坂「ふえっ?!うん何?」

幼年通行「…聞いてねェなこれは」

結標「なんだかずっとそわそわしてるけど、どうしたのよ」

御坂「そおおおかしら?!そんにゃことないわよっ」

結標「明らかに挙動不審なんだけど…あら?あの人貴女の知り合いじゃない?こっちへ来るわ」

御坂「!! ちょっと遅いじゃないのアンタどれだけ待たせる気」クルッ

278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:21:13.42 ID:kw0BBDT+o
御坂妹「はて、たまたま見かけたお姉さまにイヌを紹介して差し上げようと思っただけなのですが
    なんのことでしょう、とミサカは誰と待ち合わせていたのか追求する構えです」

イヌ「ニャー」

御坂「イヌ…?ネコじゃないのそれ…って、べっべつに誰でもいいじゃないのっ」

御坂妹「統計上、お姉さまがそういった状態に陥る原因の98割はあのツンツン頭の人です、
    とミサカは誤魔化そうとしたってそうはいかねーぞミサカも連れてけとお願いします」

御坂「ふえええ!?ち、ち、ちが…っていうか98割ってなんなのよ9割8分か98%でしょ!」

御坂妹「ネタにマジレスwwwと、ミサカは初心者乙と心の中で呟きます」

御坂「ぜんっぜん心の中になってないわよ!」ムキー

幼年通行「結標、俺ァ先に帰るぞォ…」コソコソ

結標「えーっ?!小萌が帰ってくるまでまだ時間あるし、お洋服買いにいきましょうよ!」

幼年通行「バッ、バカ声でけェ…!」アワアワ

御坂妹「ところでお姉様、そこの白い小動物的なちびっことはお知り合いですか、とミサカは問いかけます」

御坂「あぁん?あー、この子はえーっと(魔法少女のサポート役…って言っても信じてもらえないだろうし)」

御坂妹「ミサカはちびっこを触ったことがないので興味深々です、とミサカは頭モフモフを所望します」

幼年通行「」サッ

御坂妹「あっ隠れてしまいました…素直にモフられなさい、とミサカは命令します」

幼年通行「」フルフル

結標「ちょっとウチのあーくんにちょっかい出さないでくれる?」

御坂妹「『ウチのあーくん』…ぶふぃー、とミサカは思わず噴出します」

幼年通行「あァ?」

御坂妹「これは早急にMNWにうpらねばいけませんね、とミサカはちびっこをチラ見しつつ告げてみます」

幼年通行「…まさか、」ダラダラ

御坂妹「どうしてそのような状態になっているかはわかりませんが、いつも上位個体がお世話になっています
    とミサカは一応上司の保護者ですので丁寧に挨拶をします……ぶふっ」

御坂「何?アンタ達知り合いなの?」

御坂妹「知り合いといいますか、それを言ったらお姉様も

幼年通行「ちょっとこっち来いやァ!」ガシ

御坂妹「あーれー、とミサカは首根っこをつかまれて引きずられます。
    というか、ちびっこのくせにどうやって…あれ?能力使ってるんですか?
    代理演算処理を行っていないのになぜ、とミサカは疑問をあらわにします」ズリズリ

結標「あーくんまってよー!」タタタ

279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:21:55.38 ID:kw0BBDT+o


御坂「え、私放置?」ポツン

御坂「…いいけどねー!これからデートなんだし〜!」

御坂「……もう30分も過ぎてるんだけど…まあ、アイツ罰ゲームの時もそのくらい遅れてきてたし」

御坂「でもアレは『罰』だったから…今日はデートなのに」ブツブツ


御坂妹「……一方通行ですよね?とミサカは確認…ぶふっ」

幼年通行「なンだよ文句あンのか」ムスッ

結標「こんな愛らしいあーくんに対して文句なんてあるわけないじゃない!」

幼年通行「オマエは黙ってろォ!」

結標「うぅ…(ってなんだか亭主関白ってかんじねウフフフ)」

御坂妹「で、一体どういうわけでこんなちびっこ小動物になっているのですか?とミサカは尋ねます。
    あとその通常より三倍やらかそうな白髪をモフらせなさい、とミサカは命令します」ワキワキ

幼年通行「誰が小動物だクソが…モフるってなンだよ妙なマネは全部お断りだ」

御坂妹「いいのですか?MNWに流しますよ上位個体よりちびっこになったってバレますよ、とミs

幼年通行「どォぞォ存分にモフりやがれクッソヤロォがあァァ!」

御坂妹「わーいミサカ大勝利、とミサカは自身の高度な交渉術に戦慄します…むふー」ナデモフナデモフ

結標「うぐうううずるい…ずるい…」ギリギリ

幼年通行「何が『高度な交渉術』だクソ…俺なンか撫でて何が楽しいンだか」ナデラレナデラレ

御坂妹「ミサカは上位個体以外の『子供』というものと接したことがないので子供がめずらしいのであって
    別にあなただからモフりたい訳ではありません、とミサカはモフモフ…はわ〜髪もほっぺもやらかい」モフモフ

結標「あのねえ一応言っておくけど、あーくんのやらかさは子供の中でも群を抜いてるのよ」モフモフナデナデ

御坂妹「そうなのですか?とミサカは幼児マイスターの言葉を噛み締めます」モフモフプニプニ

幼年通行「オマエらいい加減にしろォ!」

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:22:39.30 ID:kw0BBDT+o
御坂妹「で、どうしてそのような面白…小型化がされているのでしょう、とミサカはやっと本題に入ります」

幼年通行「横道に逸れたのはオマエのせいなンだがなァ…詳しくは話せねェがそこのショタコンのせいだ」
   
結標「私の純粋な願いが奇跡を起こしたのよ!」

御坂妹「……わけがわからないよ、とミサカは解説を要求します」

幼年通行「わけがわからねェのは俺も一緒だっての。つゥか、なンですぐ俺だって判ったンだよこの見た目で」

御坂妹「なぜと言われましてもそこまで特徴的な配色の人間なんてそうそういませんし
    何より顔つきはそんなに変わってませんよ、とミサカは逆になんでバレないと思うのか不思議です」

幼年通行「ホラ見ろ結標ェ!やっぱりバレてンじゃねェかよ!」

結標「何でいきなり私にキレるのよ!普通は判らないわよ大体普段の貴方目つき悪すぎ雰囲気怖すぎで
   物音にビックリして草陰に隠れそうな小動物な今の格好とは結びつかないわよ」

御坂妹「まあ、ミサカがすぐにあなただとわかったのはチョーカーへの電磁波の反応があったからなのですが
    と、ミサカは後だしで暴露します。
    しかしそれがなくてもあなたの顔は上位個体経由で見慣れてますのでおそらく気付いたでしょう、
    とミサカは『寝顔は素直な一方通行』画像がMNW内で保存されている事実を告げてみます」

幼年通行「まァいい、バレたンならしょうがねェがオリジナルとMNWにはバラすンじゃねェぞ」

御坂妹「ええーつまんなーい、とミサカは…了解しました、しましたのでプラズマはやめてください」

幼年通行「ンじゃァ帰るか…ってオイ、何腕掴んでンだ放せよ」

御坂妹「ミサカの目的はまだ果たされていません、とミサカはお姉さまにイヌを自慢したいのです」ガッシリ

幼年通行「一人で行けっつゥの」ズルズル

結標「ちょっとあーくんのちっさなお手手はもっと丁重に扱いなさい!」

御坂妹「それとミサカはあそこのクレープを食べたいのです、とミサカはバナナチョコアイスを所望します」

幼年通行「だから一人で行けって」ズルズル

御坂妹「あークレープ食べたいなー口がヒマだと余計なことしゃべりそうだなーと、ミサカは

幼年通行「……結標、クレープ買ってこい」

結標「なんで私が」

幼年通行「ちょっと耳かせや」クイ

結標「なによもう…」

幼年通行「おねェちゃンと半分こして食べたいなっ☆」ヤケクソ

結標「もおーしょうがないわねぇーチョコバナナアイス2個でいいのね?」タタタタ

幼年通行「なンでもいい」ハァ

御坂妹「…何を言ったのですか?とミサカは彼女の豹変振りに動揺を隠せません」

幼年通行「聞くな、今すぐ忘れてェレベルで捨て身の攻撃なンだよ…」

281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:23:36.61 ID:kw0BBDT+o
御坂妹「改めましてこんにちはお姉さま、とミサカは二度目の挨拶をします」ペコリ

御坂「ああうん…」ソワソワ

御坂妹「さきほどよりテンションが下がってますが、待ち合わせは何時なのですか?とミサカは尋ねます」

御坂「だから待ち合わせじゃないって…」

御坂妹「(思ったより落ち込んでいらっしゃるようです…)あっお姉さま!ミサカのイヌを紹介します!
    とミサカは黒猫をお姉さまの目の前に掲げます」サッ

イヌ「にゃー」

御坂「だからそれネコじゃない…わーかわいい!この子アンタの電磁波平気なの?」

御坂妹「イヌは優秀はネコですので、このミサカを怖がることなどないのです!とミサカは誇ります」フンス

御坂「へえ〜いいなあ。ねえ、撫でてもいいかな」スッ

イヌ「ふにゃっ」バタバタ

御坂妹「イヌ、大人しくしなさい、とミサカは保定を試みます」

御坂「……いいのよ嫌がってるのに無理に触るのも可哀想でしょ。やっぱりLv5の電磁波はキツイのよ」

御坂妹「(むぅ、余計にしょんぼりさせてしまいました…とミサカは…)おい、あーくん」

幼年通行「あァ?(誰があーくんだクソが)」ボソ

御坂妹「(じゃあ一方通行と呼びましょうか?なんとかしなさい、とミサカは懇願します)」ボソ

幼年通行「(うぐ…なンとかってなンだよしかも命令じゃねェか)」ボソ

御坂妹「(な・ん・と・か・し・な・さ・い)」ジー

幼年通行「チッ…オイ、大丈夫だからネコさわってみろ」ガシ

御坂「へ?どうしたの服の裾掴んだりして」

御坂妹「さあお姉さまれっつとらいあげいんです、とミサカは再びイヌを差し出します」

282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:24:06.25 ID:kw0BBDT+o
イヌ「にゃーん」

御坂「ついさっき嫌がられたばっかりじゃない…あれ、平気だ?」ソロソロ

イヌ「にゃー」ゴロゴロ

御坂妹「ナイスですちびっこ、とミサカはGJを送ります」グッ

幼年通行「ハイハイどォもォ」ハァ

御坂「わーわーちっこいかわいいふわふわ肉球もふもふ〜!あーくんが何かしてくれてるの?」

御坂妹「あーくん(笑)」ブフッ

幼年通行「うるっせェ!あー、電磁波のベクトr…、魔法だよ魔法」

御坂「そっかあ魔法かあ〜ありがとうねー」モフモフ

御坂妹「魔法(笑)」ヌフフ

幼年通行「…オマエ本当黙れ」

結標「クレープおまたせーあーくん☆ってちょっとー!何をこんな電気女に甘えてるのよー!」

幼年通行「脳ミソ発酵でもしてンのかいい加減にしろォ!」

御坂「そうよーあーくんは魔法で私にネコを撫でさせてくれてるだけなんだから」モフモフ

結標「まほお〜?」

御坂妹「電撃使いは無意識に電磁波を発してしまうので動物に避けられやすいのです、とミサカは補足します」

結標「はー?そんなの魔法とやらでどうにかなると思ってんのお?」

御坂「え、だってあーくんが…」

幼年通行「結標ェ!クレープはどォした!」

結標「ちゃんと買ってきたわよ、ハイ。…貴女も」

御坂妹「わーいありがとうございまふ、とミサカはもぎゅもぎゅうめえ」ムグムグ

幼年通行「ホラ」ズイ

結標「え…何?」

幼年通行「あーン」ズイ

結標「!!!あ、あーん!」パク

結標「おいしいいいモグモグありがとうねあーくん」エグエグ

御坂妹「そもそも自分で買ったものでしょうに、とミサカはアイスをほおばりすぎて頭痛が…」キーン

御坂「はわ〜癒されるわ〜もふもふ〜」ナデナデ

イヌ「にゃー」

幼年通行「なンだこの状態」

283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:24:50.71 ID:kw0BBDT+o
御坂妹「この生クリームと溶けかけたチョコとバニラアイスの絶妙なハーモニーが」モキュモキュ

御坂「ウフフ…フフ…」ナデナデ

結標「モグモグあーくんに食べさせてもらうだけで当社比500%増おいしいわ(特にバナナ部分)」モグモグ

幼年通行「なァ、もォそろそろいい?」ツカレタ

御坂「むふー、だいぶニャンコ成分を補充できたわ」テカテカ

結標「そうね半分こだもんね!はいあーん」テカテカ

幼年通行「えェ…俺いらねェ」

結標「はんぶんこっていったでしょおおお!!!」

御坂妹「約束を破るのは感心しませんね上位個体の教育にもよろしくありませんチクっちゃおっかなー
    とミサカは面白シーンの到来に備えて●REC」

幼年通行「くゥ…あー」アーン

結標「はいっあーん」ウフフ

幼年通行「…うェェ…あっめェェ」モキュモキュ

御坂妹「ゲフー。それではそろそろミサカは病院へ帰ります
    とミサカはあの人に会えなかったことをガッカリしつつお別れの挨拶をします」ペコリ

御坂「(ホッ)そう、またねー気をつけてね」フリフリ

幼年通行「(!)結標、飲み物買ってきてくれ」

結標「えぇーまたあ?」

幼年通行「半分こしよォじゃねェか」ニヤ

結標「まっててねー今すぐコーヒーよねコーヒーでいいのよね」ダッシュ

御坂妹「JKを手玉にとる幼児とはシュールですね、とミサカは目の前の光景に絶句します」

幼年通行「ペラペラしゃべってンじゃねェか…オイ10032号、俺も病院に連れてけ」

御坂妹「はて?どこか怪我でもされてるのでしょうか?とミサカは問いかけます。
    というか、用があるなら一人で行けばいいじゃないですか
    とミサカは面倒なことに巻き込む気じゃねーだろなと警戒をあらわにします」

幼年通行「…オマエって実はよくしゃべるよなァしかも結構口悪ィしよォ…
     ガキ一人でウロウロしてたら不審だろォが。ンで、今日は病院に泊まる」

御坂妹「はあ…ミサカに止める権利はありませんからご自由に、とミサカはなげやりに了承します」スタスタ

幼年通行「よっしゃァこれで結標ンち回避だぜェ…じゃァな超電磁砲!」トテテテテ

御坂「ちょっと結標どうするのよ?…行っちゃった」

284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:25:20.60 ID:kw0BBDT+o
結標「おまたせー…あら?あーくんは?」キョロキョロ

御坂「なんか今日は病院に泊まるとか言って妹と一緒に行っちゃったわよ」

結標「えええー!ちょ…ええええーー!!」ガッッックゥゥゥorz

御坂「うっわあああすごい絶望ぶり……」

結標「ううう…今日こそ、今日こそ一緒にお風呂と無垢な寝姿ペロペロの野望を達成しようと…」シクシク

御坂「そりゃあ逃げられるわよ」

結標「うっさいわね!貴女だって相手に逃げられて待ちぼうけしてんじゃないの!?」

御坂「う…!うるっさーい!そんな事ないもん!アイツのことだからまた面倒事に巻き込まれたりとか」

結標「はあ…病院に凸したら流石に通報されちゃうわよね…小萌にも迷惑かかっちゃうし…」

御坂「遅れるなら遅れるってメールでもしてくりゃいいのに…あれ、なんかメール来てる」パカポチポチ

ダエモンさん『宛先不明で届かなかったよゴメンネ☆:To:v当麻v sogebu@xxx.xxx……』

御坂「」

285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:26:04.60 ID:kw0BBDT+o
結標「あ、私もメールが…」パカ

小萌『お仕事が早めに終わったので飲み会に行ってくるのですよ〜o^-^o頑張ってご飯作ってくださいね〜』

結標「くっそおおおお!せっかくのあーくんと二人きりの夜をすごすチャンスだったのにいいい!!」

御坂「なっああああんで今頃宛先不明で帰ってくるのよー!!!!」バリバリバリバリ

結標「うわああああっぶないわね!落ち着きなさい超能力者が街中で能力暴走なんて恥ずかしいわよ?」

御坂「ハッ…そ、そうよねゴメン…」ションボリ

結標「めずらしく素直ね調子狂うわ。どうしたのよ相手から連絡こないの?」

御坂「連絡っていうか、昨日送ったメールが届いてなかったみたい…今エラーメールが来た…」

結標「今頃?それはまた…そういえば、昨日の落雷で携帯のメールサーバが一時期ダウンしてたらしいわよ」

御坂「うぐう…(ひょっとして告られた時無意識にビリビリしちゃったせい?自業自得じゃない…)」シュン

結標「貴女も結構運が悪いのね。もう一回メールしてみたら?」

御坂「ううん、それが宛先不明って…知らない間にメアドが変わってたみたい…」

結標「え………」

御坂「………………」

結標「………待ち合わせする程度には仲いい人なのよね?」

御坂「ううう…言うな…」ガックリ

結標「私この後ごはんを食べに行こうと思うんだけど、良かったら一緒にどう?」

御坂「え」パァァ

御坂「あ…でも、アイツよくここ通るから、待ってようかな……」

結標「じゃあ、そこのカフェはどう?ちょうどこの辺見えるしあてもなく突っ立ってるよりマシでしょ」

御坂「そうね、ちょっと疲れちゃったし」

結標「決まりね行くわよ」スタスタ

御坂「はぁ…なんでメアド…」ブツブツ

286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/17(木) 05:26:53.89 ID:kw0BBDT+o
結標「キャラメルラテと〜…アボカドのカルボナーラにしようかしら」

御坂「ここ結構しっかりしたご飯もあるのね」

結標「ここのカフェ飯はけっこうおいしいわよ。クリーム系がおすすめね」

御坂「へ〜私もなんか食べよっかなー」



御坂「おいしー!クリーム系ってくどそうな気がしてたけど、しつこくなくそれでいてまろみ(ry」ングング

結標「でしょー」ムグムグ

御坂「ねえねえセットで頼んだからケーキついてくるんでしょ?」モグモグ

結標「この5種類から選べるのよ」パクパク

御坂「どれもおいしそうねー…うーん…」チュルチュル

結標「パスタ食べたら実物見に行く?レジ横のショーケースにホンモノがあるわよ」モキュモキュ

御坂「いく!」ゴクン



結標「貴女セットのケーキ以外にもう1つって…太るわよ」

御坂「うぐ…いいのよ私太らない体質だし!だって決められなかったんだもん」

結標「まあねーその限定のスペシャルチョコショート見た目もカワイイし気になるわよね」

御坂「アンタはパンプキンシフォンて…もしかしてダイエットとか気にしてんの〜?」

結標「ぐっ…当たり前でしょ!貴女みたいに食べても太らない方が珍しいのよ!」

御坂「私はもうちょっと太りたいくらいなんだけどなあ…」ペターン

結標「ははーん?」ポイーン

御坂「……何見てんのよ」

結標「別にぃ〜?でも気にするほどちっさくもないでしょ私も中学生の時はそのくらいだったわよ」

御坂「ほほほほんと!?」



御坂「でさあ〜アイツ何回アピールしてもいっつも気付かなくてさー」

結標「アピールとか生ぬるいこと言ってないでそういうタイプは直球勝負でいかなきゃー」



結標「あーくんたら私があんなに尽くしてるのに勝手によその女と…」グスグス

御坂「尽くすって…小さい子を甘やかしすぎるのは良くないわよってかよその女って」



御坂「男ってどーしてこう無神経なのかしらね!」ネー

結標「全くだわちょっとはこっちの気持ちを考えるべきよね!」ネー

287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/03/17(木) 05:27:22.18 ID:kw0BBDT+o
 〜〜 翌日 〜〜

幼年通行「ふァ〜…あー良く寝た」テクテク

幼年通行「やっぱ昨日は変態と同じ部屋で無意識に緊張してたンだなァ…」テクテク

幼年通行「メールはしたけどアイツらちゃンと来てっかな…」テクテク

幼年通行「おォ、ちゃンといた…おーい」フリフリ


結標「おはようあーくん。昨日はよくもほったらかしにしてくれたわね」

御坂「おはよう。アンタ淡希がこれだけ親切にしてるのにちょっと邪険にしすぎなんじゃないの」

幼年通行「……あン?」

結標「いいのよ美琴、あーくんにはワガママ言える相手が必要なの!私が受け止めてあげないと」クスン

御坂「淡希……本当面倒見がいいのね…」

結標「よーし!今日もガンガン行くわよ美琴!」オー

御坂「おっけー淡希!飛ばしていこう!」オー

幼年通行「何があった」

288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/03/17(木) 05:38:14.88 ID:kw0BBDT+o
あれれ短かった
次回ご期待通り美琴がオクタヴィアっちゃうよ!うそだけど!

今日のらくがき
幼年通行はこのようなカッコでうろうろしています
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1433486.jpg

298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/03/17(木) 17:23:09.77 ID:blN8ExwW0
くっQBめ・・・まさか幼年通行で俺らを萌え[ピーーー]気かハァハァ

303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/03/17(木) 22:29:28.27 ID:nAuCH8uwo
可愛すぎワロタ。
QBが出なかっただけで癒し回だよっ!

318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:35:18.66 ID:e4YOgHy4o
 〜〜 魔女の結界 〜〜

御坂「ふふーん、だいぶ慣れてきたんじゃないのー」ゲコゲコ

幼年通行「調子乗って油断してンじゃねェぞ」トテトテ

結標「そうよ。魔女によって攻撃方法とか手下とか全然違うんだから」スタスタ

御坂「油断なんてしてないって。ちゃーんと変身してるし心構えはしてるわよっ」ゲコッ

((そのカッコが一番気が抜けるとか言えない…))


結標「それにしても、妙な空間よね」スタスタ

御坂「こんなもんじゃないの?今までのも全部こんなふうだったじゃない」ゲコゲコ

結標「そうなんだけど…病院っぽいと思わない?この天井からぶら下がってるやつ、点滴に見えるわ」

幼年通行「確かになァ。オイ、あれ。魔女がいる空間への入り口じゃねェか?」トテトテ

御坂「本当、病院みたい。手術室の入り口ってこんな感じよね」ゲコッ

結標「行くわよ。……先制は任せたわよ、美琴」

御坂「おっけー。サポートよろしくね淡希、あーくん」

319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:35:45.96 ID:e4YOgHy4o

           CAUTiON

                  _
              -‐'.:::::::。::.`ヽ_
             /.:::::::::::o:::::::::::。::::::o:::.`ヽ
           / o=-‐…‐- ::::::::::::::::::::::{
          -┴ァ'        `ヽo::::::::::。\
     . /   ′_/        >‐…''"´ ̄``丶
      {     {/ {  _ノ\                  〉
       \   { ∩ゝ(  ∩ ヽ               /
        }   ,d」    Lb }             / 
        {__入:: ‘_    。゚ノ   人        /
            ヽ::。≧=‐-=≦-‐:::::o:::::>、     /
            `フ介ト=-┬=''マ¨¨´  \_ ノ
         /´ ̄.::::/:八  {:::::::::::.\‐- 、
        {::::::::::::厶イ  \_{:::::::::::::::::.\:_:\
         ー-、:::::::::|     `ー-、::::::::::::::::.\`ー- 、
             \:::;}_冂__厂 \::::::::::::::::.\ : : :_:>
                      \::::::::::::::::厂
                             ` ー‐‐


            CHARLOTTE

321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:36:28.80 ID:e4YOgHy4o
御坂「なあに、いないじゃないの」ゲコゲコ

結標「あのやたらと足の長いイスの上にいるやつじゃないかしら」

御坂「そうかな?試しに…えいっ」ビリビリ

シャルロッテタン「」パタリ

御坂「やっぱりあれじゃない?あんなちっこい魔女もいるのね!」ダッ

幼年通行「オイ先走ってンじゃねェ!」

御坂「だーいじょうぶだって…っとぉ!」ザシュッ

かわいいヌイグルミのような魔女は、御坂の剣の一薙ぎで軽々と吹っ飛んだ。
ぽとり、と壁に到達する前にお菓子の散らばった地面に落ちる。

御坂「今回はずいぶんと楽勝だったわね。せっかくだからもう一匹くらい探してみる?」クルッ

幼年通行「! バカ!まだ終わってねェぞ!」

注意を促す声に魔女の落下したあたりを振り返ると、
ヌイグルミの中から這い出たバカでかい化け物が視界を覆っていた。

人間のひとりふたり程度ならやすやすと飲み込めそうな口が御坂の目の前で大きく開かれる。

御坂「え…」

結標「!」

とっさに結標は座標移動を行って、御坂を手元に引き戻す。
ほぼ同時に化け物は大げさなくらいにギザギザした歯を備えた口をガチリと閉じた。

322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:37:00.20 ID:e4YOgHy4o
結標「あっぶない…!だから油断するなって」

御坂「あ…あああああああ!!!!」

幼年通行「どうし…!」

間に合った、と思ったのは気のせいだった。
瞬時に肉薄した化け物は完全に御坂を射程内に入れていた。
御坂の魔法少女としての装備(カエル)を切り裂いて、左足は太ももの途中からなくなっていた。

結標「っひぃ…」

幼年通行「結標ェ!まだあの化け物ン中にコイツの足があるはずだ!」

結標「!そ、そうね!」

一瞬ひるんだ結標だったが、気を取り直すと化け物の中にあるであろう御坂の足を引き戻す。
はっきりとした座標がわかるわけではないので、『化け物の体の内部ごと引きずり出す』ようなおおざっぱな演算だ。
ぼとり、と化け物の体内組織と思しき黒ずんだドロドロにまみれた人間の足が目の前に落ちた。

結標「うぅ…!」

白いちびっこはヘドロの中からのぞく人間の片足を掴むと強風を起こし、
内側をえぐられたにも関わらず向かってくる敵にぶつけて吹き飛ばす。

幼年通行「一旦撤退だ!」

御坂「あぐ…う、ふふふふふふ」

結標「み、美琴?」

御坂「ふふふうははははは!撤退ですって!?じょっおだんじゃないわよ!!」

傷口を押さえていた手から血を撒き散らしながらマントをつかんで腕をふるう。
地面に半円状に並んで突き刺さるようにして現れた十数本の魔法の剣は、
化け物が近づく前にザッ!と一斉に天井や壁に突き刺さるほどに伸びた。

肉薄していた化け物、ちまちまと動いていた手下、イスの上にいつの間にかいたもう一体のヌイグルミ
全てを串刺しにした剣はサラサラと砂のように形を崩していった。

323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:37:41.23 ID:e4YOgHy4o
幼年通行「オイ!無茶してンじゃねェ!まず止血だ!」

うずくまったままの御坂の元に幼年通行が駆け寄った時には、あたりは元の廃病院の庭に戻っていた。

幼年通行「大腿動脈が切れてやがる、急がねェと…!?」

近づいてみてふと気付く。
太い動脈が切れているわりには出血が少ないのではないか。

あの時は

ミサカ9982号の足を太腿半ばからブチ切ってやった時は
もっと盛大に、ペンキをぶちまけたかのようにどくどくと血が流れていたのではないか。
毎日のように「この顔」を殺し続けていた時間がフラッシュバックする。

結標「…?あーくん、どうしたの顔色が真っ青になってるわよ?」

止血を、と言ったまま硬直した幼年通行の姿に結標も我を取り戻す。

結標「美琴、大丈夫?止血したらすぐに病院に連れてってあげるからちょっとの間我慢するのよ!」

御坂「が、がまん…?ううん、だいじょうぶいたくない」

結標「え?」

幼年通行「はっ…あァ、デカイ怪我したときは痛みを誤魔化すために脳内麻薬が分泌されたりするからな」

結標「β-エンドルフィンだったかしら」

幼年通行は止血をする為、抱えたままだった足を一旦地面に下ろした。
切断された太腿の断面に損傷が無いか確認する意味もあって、半ばで途切れた太腿に沿わせるように置く。

「「「!!??」」」

その光景は信じがたいものだった。
ギザギザした歯で荒く噛み千切られた太腿の断面が発光したかと思うと、
傷口同士が引き合うように組織をにょろりと伸ばし癒着していくのだ。

324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:38:07.73 ID:e4YOgHy4o
御坂「な、に…これ……」

結標「ちょ、ちょっと!これ、本当にくっついたの?動けるの?」

幼年通行「……こりゃァ…どォなってやがる…!?」

御坂「う、うん…動く。力も入るよ…でも、なんで…?」

痛いというより熱いと感じたあと、ふいに体重が軽くなってバランスを崩す感覚。
ぷつぷつと筋繊維を切断され、ばきりぱき、と音を立てて折り取られた感覚。
それらは生々しく思い出せるくらいついさっきの出来事なのに、足はきれいに傷跡すらなくくっついている。
むしろ切断されたのが夢だったのか?

…そんなバカな。

御坂「っああ!ああああ!」

結標「落ち着きなさい!もう傷は治ってるわ」

御坂「そうよ治ってる!治ってるのよ!でもなんで!?おかしいじゃないあんなの
   冥土帰しが縫合したって傷が消えるのに1週間はかかるわよ?!」

幼年通行「落ち着け」ピリッ

御坂「っあぅ…」ガクン

結標「何したの?」

幼年通行「ちっと生体電流をいじくって気絶させたンだよ。取り乱してたからなァ」

結標「だからって気絶はやりすぎじゃないの?」

幼年通行「コイツはすぐ漏電しやがるだろォが。ほっといたら周りが危ねェよ」

結標「そうかも知れないけど、こんなところで地べたに寝かせとくのはどうかと思うわよ」

幼年通行「そォ言われるとそォだなァ。いつもの公園にでも連れてっとくか…オマエ背負ってやれ」

結標「ええー?なんで私が」

幼年通行「俺のちっせェ体で背負えると思うのかァ?足引きずりそうじゃねェか。
     あァ、抱える形ならいけるかな。よっこら」ヒョイ

結標「お姫様だっこ…!?だめよダメ!私が背負うわ!さっはやくはやく」カマーン!

幼年通行「? まァ背負ってくれンなら文句はねェけど」

325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:38:45.99 ID:e4YOgHy4o


―――あれ、私だ。

白いシャツの上にベージュのベスト。灰色のプリーツスカート。
スカートの短い裾を跳ね上げながら、必死で走っている。

何かから逃げてる。何から逃げてる?

第三者視点の上空から、逃げる私の背後を見ると、ゆっくり歩く白い人影。

その人物の手がぶらぶらと無造作に掴んでいるのは

太腿半ばからちぎれた左足。

―――!?

―――いたい?いたい!足が 私の足

いつの間にか追われているのは私
はいつくばって、腕の力のみでズルズルと下半身を引きずって、赤い線を描きながら逃げている私
ぽたぽたと聞こえる私のちぎられた足からしたたる血の音がゆっくりとした足音と共に近づいてくる
暗闇の中ぼんやりと浮かび上がる、気が狂いそうなほど白い人影

見たくない

目を合わせたくない

なんで振り返るのよ私

見てしまった、血より赤く、血より輝く真っ赤な二つの目が 私を


326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:39:14.35 ID:e4YOgHy4o
御坂「――っひぃ!!」ガバッ

結標「気がついた?」

御坂「っ…?はぁ、は…ああ、夢…」ゼーハー

結標「汗びっしょりじゃないの。嫌な夢でも見たの?」

御坂「うん…ううん、大丈夫」ハァ

幼年通行「おォ、目ェ覚めたかァ」ヒョコ

御坂「ひっ、きゃあああ!?」ドン

幼年通行「うォ?」ドテカラン

結標「あーくん!何するのよまだ寝ぼけてるの?」

御坂「はっ…、ごめん……」

幼年通行「いや、いい。気にすンな」

結標「コーヒー落としたわよ。…ってコーヒーじゃなかった珍しいわね。ココアなんて飲むの?」

幼年通行「俺が飲むンじゃねェよ。ホラ、これ飲ンで一息つきゃァ少しは落ち着くだろ」スッ

御坂「へっ私に?ありがと…」

結標「美琴にだけー?私は?私には?」

幼年通行「あァもォいちいちうるせェンだよオマエは!…ほらよ」ポイ

結標「わーありがとー!はあーハーブミルクティーおいしー!」プハー

327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/19(土) 19:39:54.12 ID:e4YOgHy4o
御坂(……足を千切られるだなんて……あのせいで実験を思い出しちゃったんだ…)

幼年通行(9982次実験の時と一緒だもンなァ足ぶち切られてっての…コイツも思い出しちまったンだろォな)

     

御坂「……ねえ、私の足…本当に、ちぎれてた?」

結標「え?」

御坂「今も痛みもないし傷跡もないし…ひょっとして、幻覚でも見たんじゃないかって…」

結標「……それは、」

幼年通行「いや、しっかり食いちぎられてた」

御坂「」ビクッ

幼年通行「全員が同じ幻覚を見るのは考えにくい(俺の反射膜も万全だったし)」

御坂「でも、だったら、あんなふうにくっついて治るなんて」

結標「魔法少女は癒しの能力があるって言ってたし、肉体再生能力みたいなものなんじゃないかしら」

御坂「癒し…?あんな、傷口が光ってにょろにょろ動いてくっつくようなのが癒しの能力なの?」

結標「そうとしか考えられないじゃない。足が無くなるよりずっとマシよ」

御坂「マシ!?そう、そうよね…ねえ、この足そのうちポロっと取れたりしないかな?
   くっついたのは幻覚で本当は今も血が出てて…そのうち失血死するまでが魔女の攻撃だったりしないかな?」

結標「(ねえ、この子だいぶ精神的にまいっちゃってるんじゃない?)」ヒソ

幼年通行「(超能力者つっても中学生だしなァ…闇も知らねェ真っ当な奴には受け止めきれねェだろ)」ヒソ



幼年通行(いつの間にかキュゥべえと契約してやがったが……魔法少女として戦うのは止めるべきだった)

幼年通行(コイツはあンな化け物と戦うような人間じゃねェ…光の中でノンキに暮らしてるべきだってのに)

329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/03/19(土) 19:46:37.61 ID:e4YOgHy4o
以上今回の投下終わり
誰も死なないよ!平和っていいなあ〜

病御坂描こうとしたら怖い妹達にしかならなかったので絵はなし

333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/19(土) 19:50:23.46 ID:UqqIHFcgo

マミられなかっただけマシだけど、思わず「オゥ…」と呟いてしまった

376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:01:25.48 ID:CGtyxR3fo
幼年通行「……超電磁砲、オマエはもう魔女退治にはついてくるな」

御坂「……は?」

幼年通行「イヤ、ついてくるなじゃねェな。金輪際魔女退治だとか物騒な事には関わるンじゃねェ」

御坂「何言ってるの?あんな危ないの放って置けるわけ無いじゃない」

幼年通行「魔女退治は俺と結標でやる。オマエはもう手出しすンな」

御坂「なんでよ!私だけ逃げるようなマネできるわけないでしょ!」

結標「そうね。美琴、貴女はこういうことには向いてないわ。手を引きなさい」

御坂「そんな…私が、さっきケガしたから?それなら大丈夫よこのとおりくっついて…無事…」

幼年通行「ケガがどォこォじゃねェ。さっきからずっと震えっぱなしじゃねェか」

御坂「これは、だって…でも、少し休めば、明日になれば治まってるわよ」

幼年通行「……じゃァはっきり言ってやる。足手まといなンだよ」

御坂「!」

幼年通行「手足の一本やられたぐらいで取り乱したりする奴と組めると思ってンのか?
     さっきはたまたま敵を倒したが、あの滅茶苦茶な攻撃が俺達に当たる可能性は考えなかったのか?」

御坂「あ、あの時はびっくりして…でも次からは平気よ。ちゃんと気をつけるし」

幼年通行「ハッ、気をつけるねェ?何かあったらすぐ電撃撒き散らしてる奴の言葉ってなァ軽いなァ。
     何年レベル5やってンのか知らねェが、元々の能力だって制御しきれてねェじゃねェか」

結標「ちょっと、そこまで言うことないじゃない」

御坂「……なによ…アンタ、私のこと嫌いなの…?」

幼年通行「オイオイ誰が好き嫌いの話してンだよ。第三位も所詮中学生のガキってこったなァ。
     俺が言ってンのは命が掛かってる場面で信用に足るかどうかって話だ。
     忠告無視して調子に乗った挙句勝手にケガして勝手にブルってる奴ァ邪魔なンだよ」

結標「もういいから黙ってて!」

御坂「言ってくれるじゃない…誰がブルってるって?」バチバチッ

幼年通行「威嚇のつもりかァ?すぐ自分の能力を誇示する奴に限ってショボイ三下野郎なンだよなァ」

御坂「……ショボイかどうか、」

結標「いくらなんでも言いすぎよ…美琴、何する気」

御坂「一回食らってみたらいいんじゃないかしら―――っ!?」バチバチバチ

幼年通行(反射ァ…っと)パキューン

377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:02:07.25 ID:CGtyxR3fo
上条「くっそおおお今日こそは特売で大勝利せねば!…ってうわあああ!?」ソゲブ!

御坂「あっ」

幼年通行「ゲッ」サッ

結標「どうしたのよ急に隠れて。知り合い?」

上条「ビリビリテメェ!俺に何か恨みでもあるのかよ!?」

御坂「ち、違、今のはアンタじゃなくて別の人に…」

上条「電撃を人に向かって撃ったのかよ?俺以外がこんなの食らったら普通に怪我するんだぞ!?」

御坂「いや、でも、あれ?」

上条「えーっと大丈夫でしたか?…ってどこかで見たような…?」

結標「何よ」

幼年通行(こンな格好見られてたまるかァァァ早くどっか行けェェェ)コソコソ

御坂「あーっ!そういえば!昨日何で来なかったのよ!おととい約束したじゃないの!」ビリッ

上条「あぶねえっ!おととい…?俺、いつそんな約束したっけ?」

御坂「はああ?おとといの夕方この公園で、アンタがこ、こ、告……」カアァァ

上条「おとといの夕方……?そのあたりのこと良く覚えてないんだよなあ」ウーン

御坂「え゛」

上条「道路工事の穴に落ちたときに頭打ったのか、穴から出のは覚えてるんだけど次の記憶が銭湯なんだよ」

御坂「え?それだけ?え?」

上条「んー…そういえば、なぜか一緒に銭湯にいた土御門がそげぶったとかナントカ言ってたような?」

378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:02:53.67 ID:CGtyxR3fo
 >>122-123の間あたりの出来事


上条「土御門ーシャンプー借してくれー」

土御門「備え付けの無いって知ってるクセに持ってこないなんてケチくさいにゃー…ホラよ」

上条「サンキュー」ワシャワシャ

ピキューン

土御門「……ん?」

上条「……んん?」

土御門「上やん、今何かそげぶした音がしたぜい」

上条「……ここどこだ?」

土御門「は?」

上条「特売行こうとして…穴に落ちて…
   その後日替わり商品買いにスーパーに向かってたとこまでは覚えてるんだが…」ウーン

土御門「穴に落ちたって…あいかわらずだにゃー上やん」

上条「うおっ目いてえ!なんだこれ!」

土御門「落ち着くにゃー上やんシャンプーが目に入っただけだぜい」

上条「うわっ!?土御門がなんでここに?何で俺ハダカ?」

土御門「めんどくせええええええ」


 〜〜 回想終わり 〜〜

379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:03:33.94 ID:CGtyxR3fo
上条「何か打ち消したっぽいけど特に変なところもないし(専門家土御門も何も言ってなかったし)」

御坂「」

上条「で、覚えてない間に御坂と俺は会ったのか?何かあったなら教えて欲しいんだけど」

御坂「」パクパク

結標「美琴が待ち合わせしてた相手ってこの人?経緯はわからないけどとりあえずメアド聞いとけば?」

上条「そういや御坂には携帯新しくしてから連絡してなかったっけ…ん?」

幼年通行(ヤベ)サッ

上条「お、昨日銭湯にいた子だよな。土御門の知り合いか?」ヒョイ

幼年通行(見てンじゃねェェェ)ササッ

結標「……ちょっと待って、貴方あーくんと一緒にお風呂に入ったってこと?」ギロ

上条「(なんだこの人怖え…)一緒っていうか、まあ湯船は一緒に浸かってたかもしれないけど…なあ?」ポム

  \ ソゲブ! /

一方通行「……おォ?」ドテ

上条「」

御坂「」

結標「な……」

一方通行「治ったあァァ!流石ヒーロォォォ!!」バンザーイ!

上条「一方通行…?さっきの子供お前だったのか?」

一方通行「まァな、ちょっと事情があってな…GJだぜェ三下ァ…」ゴソゴソ ←裾直し

上条「お前って凶悪なツラしてるくせに子供の頃はあんっなにカワイかったのか…時間って残酷だな」

一方通行「ほっとけクソ…まァ今回はマジで助かったぜェ今度焼肉でも奢ってやるよ」ゴソゴソ ←靴&杖装着

上条「マジっすか!ありがてえありがてえ!いつにする俺は今日でもいいぞ」

一方通行「今日は一旦ウチに帰りたいからパスだァ。あの暴食シスターの都合もあるだろ」

上条「! インデックスも連れてっていいのか!?それは上条家の食費が大幅に助かりますのことよ!」

一方通行「おォ。明日以降で都合のいい日メールしろや」

上条「わかった今夜にでもメールするから!絶対だぞ!焼肉だぞ!じゃあ俺特売行くから!」シュタッ

一方通行「はィはィ」ヒラヒラ

380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:04:13.90 ID:CGtyxR3fo
一方通行「あー開放感ぱねェ視界が高いぜェ…」サワヤカ

結標「」

御坂「」

御坂妹「いたいたいやがったわねこの白モヤシ、とミサカはターゲットを捕捉しました」スタスタ

一方通行「誰が白モヤシだテメェ」

御坂妹「この白いのが昼日中うろうろしていると誰が予測できたでしょうか、とミサカは驚愕します」

一方通行「オイ」

御坂妹「おっとミサカは忘れ物を届けに来たのですよ?感謝しなさい、とミサカは黒い携帯を差し出します」

一方通行「おォ?病院に忘れてった事自体気付いてなかったぜ…悪ィな」スッ

御坂妹「サッ。とミサカはすばやい回避能力を披露します。ホレホレ返してほしいか」

一方通行「なンのつもりだ……わかった、黒蜜堂のプリン1ダースだ」

御坂妹「ジュルリ…もう一声、とミサカは賃上げ要求をしてみます。ホラ、アレですアレ」

一方通行「三学区のホテル最上階スイーツバイキングだったかァ?わかった人数分の金出してやるよ」ハァ

御坂妹「イエーイ大勝利!と、ミサカはMNW内での参加希望人数が2000人を超えたことを報告します」

一方通行「おいィ?!その人数いっぺンに来るのは止めろよ目立ちすぎンだからな!」

御坂妹「わかってます、すでに3人組での割り振りを決める段階に入りました、とミサカは…」ブツブツ

一方通行「そォかい…あ、メール結構来てンなァ(打ち止めが心配してやがる…カエルパジャマ買ってくかァ)」パカ

381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:04:40.83 ID:CGtyxR3fo
結標「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ガックゥー|||orz|||

一方通行「うォあ!?」ビクッ

結標「私のあーくんがああああああああああああ」エグエグ

一方通行「誰がオマエのだ」

御坂「……あーくんですって?アクセラレータ…あーくんね、なるほど…」ククク

一方通行(あ、ヤベェ元に戻れて浮かれすぎてた…)

御坂「ねえ、妹。アンタはあの子供が一方通行だって知ってたんだ?」

御坂妹「知ってたというか、これだけ特徴的なんですから見たら判りますよ、とミサカは回答します」

御坂「なるほどねー…なるほど…じゃあ、知らなかったのは私だけってことね。私だけ騙されてたわけか」

一方通行「騙そうとしたわけじゃねェ」

御坂「うるっさい!結果的にそうなってるじゃないの目的はなんなの!?
   なんでアンタと仲良く魔女退治(笑)なんてしなきゃなんないのよ!」バリバリバリ

一方通行「街中で放電すンじゃねェ。元々オマエと魔女退治なンざするつもりなかったンだよ」カチッハンシャー

御坂妹「魔女退治……?ぶふぃー、中ニにもなってカナミンごっこですか?
    いや中二だからこそですかね、とミサカは黒歴史真っ盛りのお姉さまを生暖かく見守ります」

御坂一方「「アンタ(オマエ)は黙ってろ!!」」

御坂妹「」

382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:05:07.34 ID:CGtyxR3fo
一方通行「覚悟もねェクセに首つっこンできやがって…。どォせくっだらねェ事でQBと契約したンだろ?」

御坂「なんでアンタにそんなこと言われなきゃいけないのよ!」

一方通行「たとえばあの三下がらみとか」

御坂「ぐっ」

御坂妹「あなたの言う三下とはあの人のことですよね?とミサカは…目標目視確認不可能でした」キョロキョロ

御坂「そういえばなんでアンタがアイツと仲良さそうにしてるのよ!メアドとか知ってそうだったし」

一方通行「別に仲良くねェけどメアドくらい知っててもおかしくねェだろ」ナァ

御坂妹「はい、ミサカも知っています。が、ミサカは携帯を持っていないので宝の持ち腐れなのです」ハァ

御坂「えええ?ちょっとちょっとどーゆー事よ説明しなさいよ」

一方通行「ちょっと前に携帯ぶっこわしたから新しいのを買いに行ったら
     三下も北極海で携帯無くしたつって契約しに来てたンだよ」

御坂妹「居合わせた上位個体があの人の連絡先をゲットしMNWにうpしたのです、とミサカは補足説明しました」

御坂「……私知らないわよそんなこと」

一方通行「俺に言われてもなァ」ネー

御坂妹「ミサカに言われても」ネー

御坂「それにそれにアンタはなんで一方通行なんかと仲良くしてるのよ!?実験で何されたか忘れたの?」

御坂妹「ええー…一方通行と仲良くとか…ないわー、とミサカはお姉さまの発言を全否定します」

一方通行「コイツと友好関係とか…。ちょっと話したくれェで仲良し認定たァ、オマエさてはコミュ障だな?」

御坂「」 ←確かに友達少ない

383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:05:42.92 ID:CGtyxR3fo
御坂妹「一方通行、やはりミサカにも携帯が必要です、
    とミサカは社会生活に於いてコミュニケーション手段が必須であることを強調します。
    このままではぼっち街道まっしぐらです、とミサカは目の前のサンプルに危機感を覚えます」

一方通行「中坊に携帯は早ェ」

御坂妹「とか言って上位固体には持たせてるじゃないですか、とミサカは贔屓だ贔屓だと詰め寄ります」

一方通行「アイツのはGPSがメインなンだよ!あちこちチョロチョロ動き回りやがるからなァ」

御坂妹「むうう…しかしですね、ミサカが携帯を所持していればイザという時にMNWでの検索結果を
    連絡するという方法も取れますよと、ミサカは懐柔を試みてみます」

一方通行「ンー…そォ言われてみればそォだなァ…考えとくわ」

御坂「どーみても仲いいじゃないのよアンタらあああ!!!!」

御坂妹「仲がいいというか、体の関係ですかね」

御坂「」

一方通行「」

御坂妹「ミサカが体(演算能力補助)を提供し、一方通行が対価(上位個体保護etc)を払うという」

一方通行「オマエはなァに盛大な誤解を生む表現してンだよォォォ!!」

御坂「さ、最ッ低!!殺すだけ殺しといて飽きたら慰み者にするなんて!」

一方通行「するかンな事!大体そンな残念まな板でナニを慰められると思ってンだずうずうしいンだよ!」

御坂「誰が残念なのよ!」

御坂妹「聞き捨てなりませんね、あなたはつるぺたの方が好みのはずです、とミサカは残念な胸をはります」

一方通行「あァもォおおお!!オマエがいると話が進まねェンだよ帰れ!」シッシッ

御坂妹「むう。なんですかそのノラ犬にするような態度は……
    と、ミサカはそろそろイヌのご飯の時間だと思い出しました。ではまた」スタスタ

一方通行「はァ…何の話してたンだっけか…」

御坂「……なんだったっけ…」

384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:06:09.07 ID:CGtyxR3fo
御坂「えっと…アンタと魔女退治なんてやってられないわよ!ってとこじゃなかったかしら」

一方通行「あァそォだったそォだった」

御坂「んじゃ、そこらへんから仕切りなおしってことで」

一方通行「おk」

御坂「……コホン。アンタと魔女退治なんて冗談じゃないわ!
   まさか『学園都市第一位』が子供に化けて魔法の使者ぶってるなんてね」

一方通行「好きで縮んでた訳じゃねェっての。一緒に魔女退治なンざこっちだって願い下げなンだよ」

御坂「覚悟が無い奴は足手まとい…だっけ。アンタは足ちょん切れたり死んだりする覚悟があるってわけ?」

一方通行「当たり前だろォが。俺がどれだけの人間を殺してきたと思ってンだ?
     自分が死ぬ覚悟もなく殺しなンざできねェンだよ」

御坂「フン…どうせアンタの能力があればカスリ傷負うことだって滅多に無いくせに」

一方通行「自慢になンねェけどな、これでも上半身が縦半分に切り分けられそうになったり
     体中の血管がブチ切れたりくれェはした事あるンだよ」

御坂「…っ!アンタが、そんな怪我するなんて信じられる訳ないじゃない…何があったっていうのよ」

一方通行「さァなァ。まあ、一回や二回死に掛けたくれェじゃ引けない理由があるってこった」

御坂「死んだら何の意味もないじゃない」

一方通行「以前死ぬ気で俺に向かってきた奴のセリフじゃねェなァそりゃァ。
     だがな、オマエみてェにヌルい世界で生きてる奴がこれ以上そンな覚悟をする必要はねェンだ」

御坂「アンタと私じゃ覚悟の種類が違うのよ!私は妹達を守る為に戦ったんだから!」

一方通行「……無駄話は終わりだ。俺と楽しくオシャベリしてェ訳じゃねェだろ?さっさと帰れ」

御坂「言われなくても!これ以上アンタと一緒にいるなんて我慢できないわ」クルッ

一方通行「おっとその前にソウルジェムをよこせ」

御坂「なんでよ」

一方通行「変身出来て魔女の結界がわかりゃァ首つっこんできそうだからなオマエは」

御坂「しないわよ!ホラ!」ポイ

一方通行「俺からあの白いのに返しといてやる。『願い』とやらがキャンセルされるかもしれねェけどなァ」

御坂「そんなもん、もうとっくにぶち壊されてたわよっ」スタスタ

385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:06:55.36 ID:CGtyxR3fo
一方通行「一応これでオリジナルの奴をあぶねェとこから引き離せたかァ…?」ハァ

結標「ううう」エグエグ

一方通行「……そォいやオマエもいたンだったな…すっかり忘れてたわ」

結標「ひどい…私は何のために戦いの運命に身を委ねたというの…?」シクシク

一方通行「だから『仲間のガキを守る』とかにしときゃァ良かったンだよ」ケッ

結標「あんなに私に懐いてて『あわきおねェちゃンをおよめさんにする!』とか言っててマジ天使だったのに」

一方通行「誰だソレは」

結標「髪もほっぺもおなかもほわほわぽよぽよイイニオイのあーくんが…こんな白い悪魔に…」シクシク

一方通行「うるせェ…って待て、おなかってなンだよいつそンなとこのニオイ嗅ぎやがった」

結標「…はぁ…あのやわらかほっぺを堪能することはもう叶わないのね…(チラッ)チッ…鶏ガラモヤシが」

一方通行「オマエはよっぽど俺にケンカ売りてェみたいだなァァ!!」

           ドサッ

一方通行「あン?」


御坂「」シーン


386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:07:23.04 ID:CGtyxR3fo
結標「え?……美琴?」

一方通行「何も無いところでコケやがってマヌケめ」

結標「ほんっと薄情ね!貴方も助けに来なさいよ」タタタ

一方通行「俺が行ったってアイツは嬉しくもなンともねェだろォが」

結標「もう…ちょっと美琴、大丈夫?早く立って……?」

御坂「」

結標「え…?うそ?」ユサユサ

一方通行「どォした?」

結標「大変!脈が無いの!急いで蘇生おねがい!」

一方通行「何!?」ダダッ

御坂「…ハッ?」

結標「うわ?!」ビクッ

一方通行「……あァ?」

結標「美琴?貴女、平気なの?」

御坂「へ?何が?あれ、何で私地べたに座ってるんだろ」スクッ

結標「そんな…?でも、さっきは本当に…」

一方通行「おい結標、全然何ともねェじゃねェか」

御坂「ちょっとアンタ、近づかないでくれる?」

一方通行「はィはィわかってますよォっと。何も無い平らな道でコケないように気をつけて帰れよ」ククク

御坂「うっさいわね!コケてなんかないわよ!」スタスタスタ

結標「……なんだったのかしら…」

一方通行「よくも『脈が無い』とかふざけた事言ってくれたなァ…ピンピンしてンじゃねェか」

結標「ごめんなさい…でも、確かに脈が無かったのよ?首筋も手首も確認したのに」

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:07:58.74 ID:CGtyxR3fo
    ドサッ

一方通行「……オイ」

結標「また?どう考えてもおかしいわよ」タタタ

御坂「」

結標「…やっぱり、脈がないわ」

一方通行「本当だろォな?」カツカツ

御坂「…………ハッ」

結標「」

一方通行「結標ェ…」

御坂「!?何また近くに来てるのよ!」タタタタ

結標「あっ!美琴、ちょっと待って!」

          ドサッ

一方通行「……なンだありゃァ…」

結標「ちょっと走っただけで心不全ってありえるのかしら…」スタスタ

一方通行「無くはねェが、これだけ元気に走っては小刻みに心停止とか不自然にも程があンだろ」

御坂「」

結標「うーん…」

一方通行「どォだ?」カツカツ

結標「やっぱり 「あれ?」

一方通行「……」

御坂「なんでついてくるのよー!」ダダダダ

結標「急に走っちゃだめ!待ちなさい!」

388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:08:24.64 ID:CGtyxR3fo
            ドサッ

一方通行「……どォいうこった」カツカツ

結標「100mくらいの間隔で倒れてるわね」スタスタ

御坂「……?」ムクリ

結標「あ、また復活した」

御坂「なんだかさっきから気付いたら地面に寝てたり座り込んでたりするんだけど…?」

一方通行「オイ、ちょっとじっとしてろ」カチッ

御坂「っ!?こ、殺す気?」ビクッ

一方通行「アホか俺がオマエを殺して何の得があるンだよ」

御坂「だったらなにするのよ」

一方通行「さっきから突然意識が途切れてるみてェだから診てやる。自分でもなンか変だと思ってンだろ?」スッ

御坂「診るって、どう…」ビクッ

一方通行(ンー…脈拍・脳波の乱れなし、生体電流も正常、酸素も正常に取り込んで血流も安定してる…)

結標「どう?何かわかった?」

一方通行「イヤ、どこもおかしいところはねェな」カチ

御坂「……何したのよ」

一方通行「ベクトルを操るにはベクトルの観測ができて当然だろ。各種バイタルをチェックしただけだ」

御坂「アンタの能力にもそんな平和な使い方があるのね」スクッ

結標「自分でどこかおかしいと思うところはないの?」

御坂「無いわよ。……ショックなことがあったから過敏になってるのかもね。さっさと帰るとするわ」スタスタ

389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:09:01.82 ID:CGtyxR3fo
結標「ねえ一方通行、本当になんでもなかったの?」

一方通行「……」

          ドサッ

結標「!また倒れたわよ、一体なんなの?!」

一方通行「ちょっと待て」

結標「なんでよ!?心肺停止を長いことほっておけるわけないじゃないの!」

一方通行「俺はその心肺停止状態を見た訳じゃねェからな。近づいた時には自力で起き上がってるし」

結標「確かに、ものの数秒くらいの間の症状だけど…」オロオロ

一方通行「心肺停止が本当だとしても明らかに不自然だろォが。少なくとも身体に兆候は無かったンだ」

結標「だとしたら、外的要因…能力での攻撃とか?」

一方通行「だが、それにしちゃァ数秒で蘇生させる意味がわからねェ」

結標「貴方が美琴に触ったら解析されたり反射されて能力者本人の位置がわかるから…とか?」

一方通行「だとしたらソイツは俺達を目視できる位置にいるはずだが、それらしいAIM拡散力場は感じられねェ」

結標「うーん……。それにしても、今回はなかなか起き上がらないわね」


御坂「」


一方通行「……結標、ちょっと見てこい」

結標「私だけ?すぐに処置できるように貴方も来た方が」

一方通行「確かめたいことがあるンだよ。後から行く」

結標「わかったわ。……やっぱり、脈もないし息もしてないわよ」

390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:09:58.21 ID:CGtyxR3fo
一方通行「そォか。そのまま脈測ってろよ」カツカツ

御坂「……っは!」

結標「脈拍が急に元に戻ったわ」

御坂「え…?私、また倒れたの?」

一方通行「あァ。呼吸や心拍、なンでもいい異変はねェか?」

御坂「…無いけど……ねえ、私いつ倒れたのかも覚えてないんだけど、一体なんなの?」

一方通行「さァなァ。自分で言ってた通りショック状態で精神が参ってンじゃねェか?
     大怪我した上に俺なンかとメシ食ったり共闘したりしてたと知っちまった訳だしなァ」

御坂「本当にね、二度と会いたくないと思ってたのにまさか馴れ合ってたとはね…」ハァ

一方通行「これ以上道端で寝転ぶなンて醜態晒したくなかったらさっさと帰るこったな。
     ……それと、ソウルジェムはまだオマエが持っとけ」ポイ

御坂「なんでよアンタが取り上げたんじゃないの」キャッチ

一方通行「コレの持ってる意味不明な回復能力があれば最悪でも死にはしねェだろ」

結標「そうね。だからって勝手に変身して戦ったりしないのよ」

御坂「わかってるわよ」

一方通行「結標、さっき倒した魔女のグリーフシード拾っただろ。アレも渡しとけ」

御坂「……アンタにそんなふうに気を使われると気持ち悪いんだけど」

結標「ほんとよねーちっさい姿ならともかくその目つきで言われても裏がありそうで怖いわ」

一方通行「オマエらなァ…人の容姿をディスってンじゃねェよしょうがねェだろ元々こォいう顔なンだよ!」

結標「ふざけないでよ元々は天使だったでしょおお!!どおいう育ちしたらアレがコレになるのよ!!」

一方通行「なァンでオマエがキレてンだよ!!」

御坂「あはは!アンタでも顔怖いって言われたら傷ついちゃったりすんのね!」

391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/03/26(土) 20:10:24.94 ID:CGtyxR3fo
一方通行「チッ…もォ黙れっての…オイ、結標コイツ送ってやれ」

御坂「ええ?いいわよ、そんな」

一方通行「途中でまた倒れて晒しもンになりてェのかァ?」

御坂「うぐ…」

一方通行「あと、大丈夫そうならソウルジェムは明日にでも回収に行くからな。呼ンだら返事しろよ」

御坂「呼ぶってまさか、学校とか寮に来るつもり?やめてよね」

一方通行「わざわざ学舎の園に入るなンて面倒なことするかよ。こォやって念話で」ヒョイ

結標「わっかwwwwwww一方通行マジ天使wwwwwwwww」ブフォッ

御坂「ちょっと淡希wwwwwがんばって堪えようとしたのにwwww笑わないでよwwwww」ブハッ

一方通行「……」ムスッ

結標「なんか言ってよwwwwだめwwwwwツボったwwwwww」

御坂「アンタねwwwそーゆうのが自分に似合うかどうかよく考えてよね!呼吸困難になるじゃない!」

一方通行「なァンでこンな事でオマエに説教されなきゃなンねェんだよ!」

御坂「だって…」チラッ

結標「……」チラッ

一方通行「」ワッカ

御坂「wwwwwwだめだwwww視界に入れたら負けだわwwwwwww」

結標「美琴のバカwwwwwせっかくwwww落ち着いたのにwwww」

一方通行「うっせェェ!さっさと散れクソッタレがァァア!!」

結標「はいはいwww行くわよ美琴」スタスタ

御坂「はーいwwwあーおなかいたい」スタスタ

392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/03/26(土) 20:11:35.70 ID:CGtyxR3fo
以上で今回の投下終わり

なかなか絶望的な展開にならない…どうしてこうなった…
次あたりでまどか側の魔法少女を出せたらいいな!

それでは

396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/26(土) 20:57:31.10 ID:i5WSoAGUo
100メートル置きに倒れるとか想像したら笑えるなwwwwww

……実際は笑えないんだけど

398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/26(土) 21:47:21.36 ID:9FCCP/bD0
あーくんは元に戻ってしまったんやねー
って、怒涛の展開でもあるな

401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 22:35:58.32 ID:X6z3xmNDO
あーくんがあああああああああ!!?
そげぶのばかあああああ!

441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/06(水) 02:17:36.81 ID:x0KqmfQdo
レスにあわきん多すぎワロタ

美しい思い出
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1500726.jpg

投下しますが後半説明だらけでつらい

442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:18:37.66 ID:x0KqmfQdo
御坂「はあ…まさか一方通行であんな爆笑するとは思わなかったわ…笑い疲れた」スタスタ

結標「もう発作(?)は起きないみたいね」スタスタ

御坂「そうみたい。ごめんね、迷惑かけて」

結標「何言ってるの。病気とか怪我とかそういうどうしようもない時は人に頼っていいのよ」

御坂「アンタって本当に面倒見がいいわよね」

結標「ん〜…仲間は年下の子が多かったしね。
   私は、施設育ちだったから。人の世話をするのが好きなのかもね、家族みたいな気分になれるし」

御坂「あ……ごめん」

結標「何が?……ああ、施設育ちってとこ?学園都市じゃありふれてることよ謝るような事じゃないわ」

御坂「でも、」

結標「それに私は同じようなレベルの子達と結構楽しくやってたしねー毎日が合宿みたいな」アハハ

御坂「そっか」

結標「それを言ったら超能力者の方が大変そうだと思うわ。ひとりで実験の要を務めなきゃならないし」

御坂「私は途中までレベル3程度だったからそうでもなかったわ。……一方通行は、どうだったんだろ」

結標「どうもこうも、本人の知る知らないに関わらず相当の数の実験に関わってるでしょうね」

御坂「知る知らないに関わらず?知らないうちに、なんてあるの?」

結標「何言ってるの貴女だって経験者でしょ?『あの実験』みたいなのが他にも山ほどあるわよ」

御坂「……」

結標「まあでも最近嫌気が差したみたいでそーゆう後ろ暗いところを丸ごと潰してたわ」

御坂「潰す?って学園都市の上層部も絡んでるでしょうにそう簡単にどうにかできるものなの?」

結標「どうやったかは私もよく知らないんだけど、そこは第一位の価値とか実力ってことでしょうね」

御坂「アイツが…?なんで…」

結標「さあね。脅迫の材料にされてた仲間達の安全も確保できて私も自由になれたし理由はどうでもいいわ」

443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:19:04.42 ID:x0KqmfQdo
御坂「脅されてパシリしてたのね」

結標「パシリって言うな!ていうかそもそもパシリに落ちたのも一方通行のせいなんだから…」ブツブツ

御坂「なーに言ってるのよ!レムナントを外部に持ち出そうなんて自業自得よ」

結標「あそこで一方通行に会わなけりゃきっと外に逃げられたのに……」ハァ

御坂「レムナントにアイツは関係ないでしょ?」

結標「知らないの?レムナントは一方通行が粉々にぶっ壊したのよ」

御坂「な、なんで?」

結標「こっちが聞きたいわよ。いきなり現れたと思ったらケースごと基盤粉々にされた上に
   顔面殴られて数十メートルふっとばされたのよ!?」

御坂「顔面!?よく生きてたわね…」

結標「まったくだわ…前歯折れるし…」

御坂「え、じゃあ今差し歯とか?」

結標「折れた歯回収できたから元通りの歯ですうー!ニヤニヤすんな!」

御坂「ふふーん。この件に関してはざまあwwwとしか言い様がないわね」ニヤニヤ

結標「フン…まあ、あの時はやりすぎたわ。貴女の後輩に大怪我負わせてしまってごめんなさい」

御坂「なによ急に気持ち悪い…じゃあ機会があったら黒子に土下座でもしてもらおうかしらね?」

結標「ええー?!」

御坂「冗談よー!黒子も風紀委員としての仕事をまっとうしてのことだもん。でも普通に謝るくらいはしてよね」

結標「会う機会があればね。……あれが寮?流石常盤台、やたら豪華ね」

御坂「無駄に豪華よねー。って、アンタも霧女なら立派な寮に住んでるんじゃないの?」

結標「あー…今はちょっとね、知人の家(ボロアパート)に下宿してるから」

御坂「そうなんだ。悪いわね、わざわざ送ってもらって」

結標「いいってば。一応今日一日くらいは用心して部屋で大人しくしてなさいよ」フリフリ

御坂「うん、ありがと」フリフリ

結標「そのうち天使(笑)から連絡行くと思うから」

御坂「プフッ!思い出させないでよ!」

444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:19:31.65 ID:x0KqmfQdo
 〜〜 その頃の天使(笑) 〜〜

一方通行「……今度は大丈夫みてェだったな…」

(診た限り、身体的要因で頻繁に心肺停止する要素は無かった)

(足が切断された時も魔力のお陰か出血も少なかったし癒着後も普通に歩いてた、貧血の線もねェだろ)

(精神的要因の線は捨てきれねェが、蘇生後のバイタルは不自然なほど安定してた)

(突然の心肺停止、それが無かったかのように突然元に戻る生命活動)

(外的要因……例えば念動力で心臓を止めるとか、肉体的損傷を与えず殺せる能力か?)

(しかし、他者の攻撃が要因だとすると数秒で蘇生させる意味が解らねェ。タイミングも気になる)

(時間経過で蘇生なのかと思ったが、俺が一定の距離まで近づくと起き上がったように見えた)

(反射やベクトル操作を使ったわけでもねェのに、蘇生に俺の動向が関わってる理由はなンだ)

(心肺停止を繰り返すようになった前後で変わったこと…ソウルジェムを取り上げたせいか?)

(ソウルジェムを返してからは倒れなかった…つゥことは、アレの回復能力が効いたのか?)

(……ソウルジェムを取り上げると心肺停止状態に陥る……だとすると、)


一方通行(御坂美琴はすでに死ンでいて、ソウルジェムによって生かされているのか?)


445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:20:01.81 ID:x0KqmfQdo
一方通行「(ピョン吉聞こえるかァ?)」

QB『やあ百合子、魔女退治は順調かい?』

一方通行「(順調…とは言えねェなァ。超電磁砲がやられた)」

QB『本当かい!?魔法少女がそう簡単に死ぬはずないんだけど』

一方通行「(死ぬはずがない?あァ、確かに死ンじゃいねェ…が、どォいう意味だ)」

QB『なんだ、やっぱり無事なんだね。魔法少女はソウルジェムが無事なら死ぬことはないからね』

一方通行「(ソウルジェムが無事なら?)」

QB『……キミは言葉尻をとらえすぎるきらいがあるね』

一方通行「(オマエの言い方だとソウルジェムが無事じゃなくなったら死ぬ、としか聞こえねェな)」

QB『ソウルジェムが無事なら魔力で傷を癒せるって意味で言ったんだけどな』

一方通行「(そォかい。じゃァソウルジェムを取り上げると心肺停止状態になるのは何が原因だ)」

QB『ソウルジェムは大事に持っておくよう言ったはずなんだけど、なんでそんなことをしたんだい?』

一方通行「(アイツには戦うなンて向いてねェ。願いも叶ってねェし魔法少女は辞めさせる)」

QB『向いてないのは承知の上だけど…願いが叶ってない?そんなはずは』

一方通行「(本当だっての。願いが何なのか具体的には知らねェが、本人がそう言ってたンだよ。
      結標の願いでガキの姿になった俺も元に戻ったしなァ)」

QB「なんだってー!?」スタッ

一方通行「うォ!?どっから沸きやがった」

QB「ほんとだ、元の目つき悪い百合子に戻ってるね」ワサワサ

一方通行「耳毛で触ンな!(俺そンなに目つき悪ィのかァ…?)」

QB「おかしいな願いの力が消えるなんてことはないはずなんだけど」

一方通行「知り合いに異能の力はなンでも打ち消すデタラメな奴がいるンだよ」

QB「力を打ち消すなんて、そんなこと論理的に出来るはずがないよ」

一方通行「現に出来てるンだから論理もクソもねェだろ。願いは叶わなかった。
     だから超電磁砲は魔法少女を辞める。いいな?」

446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:20:41.16 ID:x0KqmfQdo
QB「残念だけど一回魔法少女になったら辞めるなんて不可能なんだ」

一方通行「あァ?どォいう意味だ」

QB「さっきキミ自身が言ってたよね?『ソウルジェムを取り上げると心肺停止状態になる』って」


QB「当たり前だよ、魔法少女の『本体』はソウルジェムなんだから」


一方通行「……本体…?」

QB「ただの人間と同じ壊れやすい身体で戦ってくれなんてとてもお願いできないだろう?」

QB「魔法少女にとって元の体なんていうのは外付けのハードウェアでしかないんだ」

一方通行「……何言ってやがる」

QB「本体としての魂は魔力をより効率良く運用できるコンパクトで安全な姿が与えられているんだ」

QB「魔法少女との契約を取り結ぶボクの役目はね」


   「魔法少女の魂を抜き取ってソウルジェムに変えることなのさ」


一方通行「魂を…抜き取るだとォ?」

QB「心臓が敗れてもありったけの血を抜かれてもその体は魔力で修理すればすぐまた動くようになる
  ソウルジェムを砕かれない限り、魔法少女は無敵なんだ。便利だろ?」

447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:21:08.53 ID:x0KqmfQdo
一方通行「確かに便利だなァ…その代わりゾンビですってか。とンでもねェ外道だなオマエ」

QB「ボクとしては彼女達の為にしたことなんだけど。どうして君たち人間は魂のありかにこだわるんだい?」

一方通行「本人が納得してるンなら俺が文句つける事じゃねェよ。だが、アイツらはそれを知らねェンだろ?」

QB「まあね、聞かれなかったし」

一方通行「日本じゃ契約時には契約書の内容を説明する義務があるンだよ」

QB「そうなのかい?でもボクは日本人でも人間でもないから守る義務はないな」

一方通行「ちったァ気にしろよ」

QB「そもそもキミ達人間は魂の存在なんて最初から自覚してないんだろう?」

QB「そこは神経細胞の集まりでしかないし、そこは循環器系の中枢があるだけだ」

QB「そのくせ生命が維持できなくなると人間は精神まで消滅してしまう」

QB「そうならないよう、ボクは魂を実体化し手にとってきちんと守れる形にしてあげた」

QB「少しでも安全に魔女と戦えるようにね」

一方通行「チッ…なら、さっさとアイツらの魂を元に戻せ。願いが叶ってねェ契約は無効だろォが」

QB「ボクに出来るのは『抜き取ってソウルジェムの形にする』だけ。戻すことは出来ないんだよ」

一方通行「なンだとォ?」

QB「なんでボクが魔法少女の願いを叶えるかわかるかい?

  願うことによって魂の持つ感情エネルギーの方向をそろえるのさ。

  普段バラバラの方向を向いてボンヤリした存在の感情を
  一つの種類に、一つの方向にそろえることによってエネルギーは膨大なものになるんだ。

  その力が肉体の外に溢れ出ると世界に干渉して願いを叶える。

  ボクは溢れ出た力をソウルジェムという形あるものに変える。そういう仕組みなのさ」

448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:21:51.90 ID:x0KqmfQdo
一方通行「それじゃ願いを叶えてるのは魔法少女自身の力じゃねェかこの詐欺師め」

QB「心外だなあ。人間は感情エネルギーの使い方を知らないだろう?ボクが代わりにやってあげたんだよ」

一方通行「ソウルジェムを砕けば感情エネルギー…魂になって身体に戻るンじゃねェのか?」

QB「砕くなんてとんでもない!それは殺すってことだよ!絶対にしたらダメだからね!」

一方通行「やっぱりそォか、しねェよ。ンじゃ、さっき話した『異能を打ち消す力』を使ったらどうなると思う?」

QB「うーん…今までそういう類の力は見たことないからなあ。
  それに、魂はキミ達人間が知らないだけで人間の中に確実に存在するものだよ」

一方通行「もし魂を打ち消せるならソイツが触った人間は片っ端から死ンでる事になるな」

QB「そうなるだろうね」

一方通行「魂はエネルギーか…なら、ベクトル操作で身体の中に戻せるンじゃねェか?」

QB「ソウルジェムっていうのは、判りやすく言うと輸血パックのようなものなんだ。
  血管に針を刺して血を抜き取ってパックにつめるよね?
  血が魂。パックがソウルジェム。抜き取る針が願いの力、魔力。
  
  パックを破ると血は飛び散っちゃうよね?
  抜き取る針は血管の太さで変わるように、魔力は願う内容によって個人差があるんだ。
  それはキミに再現できるようなものじゃないはずだ。
  それに戻す場所が正しくないときちんと戻らないだろうし記憶や人格が変わるかも」
    
一方通行「魔力を使ってソウルジェムを形成か…ンじゃ、魔法少女本人の魔力を使えば」

QB「うーん…魔力はソウルジェムの形でもっとも効率よく発揮できるようになってるからね。
  ソウルジェムの形が保てなくなった時点で魂を戻す前に魔力もちりぢりになってしまうんじゃないかな」

449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:22:39.87 ID:x0KqmfQdo
一方通行「それじゃァ魔法少女になったら元に戻るのは不可能ってことかよ」

QB「だからそう言ったじゃないか。……ただ、一つだけ手段がないこともないよ」

一方通行「何?」

QB「魔法少女の契約時の願いを使うってことさ」

一方通行「……他人を利用するって事かよ」

QB「そうだよ?ただ、誰が契約してもそんな奇跡を起こせるわけじゃないからね」

一方通行「そりゃそォだろォな、魔力には個人差があるってオマエが言ったンじゃねェか」

QB「そう、普通は魔法少女に他の子のソウルジェムをどうにかできるほどの力なんてないんだよ。
  ただ、ひとりだけ宇宙の理すら変えられる程の力を秘めた子がいる。
  その子が魔法少女なって願ってくれたらきっと全員元に戻れるだろうね」

一方通行「全員?」

QB「そうだよ。美琴も淡希も、百合子の会ったことない他の魔法少女もね」

一方通行「そいつ一人に何もかも押し付けろってのかよ」

QB「そうは言ってないよ。ただ、あのふたりを元に戻したいなら手段は一つってだけだ」

一方通行「……なるほどなァ」

QB「百合子は、やっぱりこういう危ないことを人に押し付けちゃうやり方は気に入らないかな?」

一方通行「俺は、自分が守ると決めたものは必ず守ると決めてンだよ。
     たとえ守る本人を敵にまわしても、他人をどれだけ犠牲にしようともな」

QB「百合子の考え方は合理的だね。他者の犠牲が避けられないなら甘んじて受けるべきだよ」

一方通行「オマエが言うとシャレになンねェな。薄ら寒ィぜ」

450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [saga]:2011/04/06(水) 02:23:24.90 ID:x0KqmfQdo
QB「そうだ、百合子もその子と契約する手伝いをしてくれないかな」

一方通行「あン?オマエが勧誘してンじゃねェのかよ」

QB「そうなんだけど目の前で友達の魔法少女がやられるところを見ちゃったせいで嫌がってるんだよね」

一方通行「そりゃ普通のガキはそォなるだろ。それを無理矢理契約しろってか」

QB「無理矢理出来るならいいんだけどね。さっきも言っただろ?願うことで力の向きを整えるって。
  覚悟が決まってない状態だと、うまく魂を抽出できなくてソウルジェムを形成できないんだよね」

一方通行「じゃァどうにかして『その気』にさせろってェことか」

QB「ボクには人間の考えてることはよくわからないからなあ。百合子がその辺考えてくれると助かるよ」

一方通行「俺も他人の心の機微なンざわかったもンじゃねェが…オマエよりはマシかもな」

QB「それじゃあ協力してくれるかい?」

一方通行「あァ、いいぜ」

QB「助かるよ百合子!候補の子は見滝原にいるんだ一緒に来てくれるかい」

一方通行「見滝原市かァ…学園都市の北隣だったか?とりあえず今日はダメだ」

QB「そうかい?残念だよ。できれば近日中にお願いしたいんだけど」

一方通行「なンだ、そンな焦るような理由があンのか?」

QB「近いうちにこのあたりに強力な魔女が出現しそうなんだよ。それこそ、街一つが消し飛ぶレベルのね」

一方通行「なンだと?魔女は結界から出てこねェンじゃねェのか」

QB「普通はそうなんだけど、その魔女は規格外の破壊力なんだよ。
  何せ、他の魔女全てを街ごと喰らい尽くしてその魔力を自分の物にしてしまうんだから」

一方通行「……そこまでやべェ代物なら人間が気付かねェ訳が」

QB「もちろん普通の人間には災害や大事故にしか見えないよ。だから問題なんだけどね」

一方通行「近いうちってのはどの程度確かなンだ」

QB「今日明日ってことはないけど一週間以内には必ず…ってレベルかな。だから早めに来ておくれよ」

一方通行「わかった」

QB「じゃあ待ってるからね」

一方通行「おォまたな……カエルパジャマ買ってから帰るかァ」カツカツ

QB「……」



QB「……クキキ」

451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/04/06(水) 02:25:58.80 ID:x0KqmfQdo
短いけど説明部分読むのしんどそうなので一旦切り

めんどくさい人用


一方通行「産業で」

QB「ソウルジェム=抜き取った魂
  元に戻すのは無理
  だけど強い力を持った子が魔法少女になる時に願えば戻れる」

458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/06(水) 09:40:25.20 ID:FG4hh1tXo
乙です
QBマジ外道
そしてあーくん可愛すぎワロタ

473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)[sage]:2011/04/07(木) 14:20:28.35 ID:uBH5e/oAO
まどか側はマミさんが死んだ後か…


一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」3




posted by JOY at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 禁書クロスSS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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